沖縄料理は好きだ。
ゴーヤチャンプルは大好きだが、フーチャンプル(麩と野菜炒め)やソーミンチャンプルー(ソーメン野菜炒め)が美味しいことを知った。
テビチ(豚の足)の唐揚げやミミガー(豚の耳)も美味しいと思うようになった。
ジーマーミー豆腐(ピーナッツ豆腐)、海ブドウも泡盛の肴に悪くない。
居酒屋の沖縄メニューはどれも美味しく、どの店が一番とは言い難い。
今は、使い勝手の良いキッチン付きゲストハウスにいるため、
飲食店よりスーパーマーケットに入る日が多い。
一日出かける日には、おにぎりを握ってお茶を持参したりするので、
なかなか石垣島グルメ紀行を語れない。
が、
今日は、読み始めた本の中で椎名誠が「石垣島に来たら必ず行く」と書いていた店を見つけ、思わず入ってみた。
「辺銀食堂」である。
「ペンギンしょくどう」の、辺銀は、中国西安出身のオーナーの本名。
役所に届け出た際、中国語を日本文字化して「辺銀」になったのだという。
カウンター8席とテーブル席一組だけの小さな食堂。
厨房に男性三人が入り、忙しく動いていた。
カウンターには、辺銀食堂純正の料理本が置いてある。
どうやら、知る人ぞ知る有名な食堂のようだ。
椎名誠絶賛の5色の島餃子を食べることにした。
麺とセットでランチメニューになっている。
「島餃子」というだけあって、5色の皮も中身も石垣島特産の野菜と肉でできているという凝ったメニューである。
白化した珊瑚のような透明感のある白磁のコップに真っ白なふかふかの布製コースターを敷き、水が運ばれてきた。
たった水一杯のことが新鮮で珍しく、店の印象が高まった。
うーん、確かに餃子は美味だった(^^)
赤ピーマン、ホーレンソウ、イカ墨、秋ウコンで色づけされた皮は、
水餃子にしてもぷりぷりの歯ごたえが嬉しく、
中身は5つともぞれぞれ別の主材料と味付けで工夫されていた。
でも、
私が好きになったのは、生麺でつくった「ジャージャンすば」の方だ。
「すば」は、そばのこと。
いわゆる中国のジャージャー麺だが、辺銀食堂のジャージャンすばは、
生麺のほどよいモチモチ感が歯に応えて最高だった。
肉味噌の甘さと辛さの味付けもいい。
今度は、ランチメニューの小サイズではなく、そのものをたっぷり食べたい。
石垣島には、「島~」と付く食品が目立つ。
島ラッキョウ、島豆腐、島バナナ・・・
石垣で生産されるそれらは、私の知っている食品と少しずつ違っている。
そして、この空気と気候の石垣で食すそれらは、例外なく美味しかった。
辺銀食堂は、幻のラー油と称される手作りの「石垣島ラー油」も生産していることで有名だと知った(「有名」と言われても知らないことは山のようにある)。
ラー油というと、赤唐辛子と食用油だけでできていると思っていたが、ここの「石垣島ラー油」は、島唐辛子、ウコン、ピパーチ、塩、黒糖、ニンニク、黒豆、山椒、ゴマを調合して作る。
沖縄で収穫できない山椒とゴマ以外は、すべて八重山の無農薬のものだけを使っているというこだわりの逸品だ。
だからだろうか、食堂の二階の事務所兼販売デスクでは「生産数が限られているため、ラー油は一人一本に限らせていただきます」との張り紙も。
幻の「石垣島ラー油」は、800円と破格だったが、思わず一本買ってしまった。
また足を運びたい食堂である。
ゴーヤチャンプルは大好きだが、フーチャンプル(麩と野菜炒め)やソーミンチャンプルー(ソーメン野菜炒め)が美味しいことを知った。
テビチ(豚の足)の唐揚げやミミガー(豚の耳)も美味しいと思うようになった。
ジーマーミー豆腐(ピーナッツ豆腐)、海ブドウも泡盛の肴に悪くない。
居酒屋の沖縄メニューはどれも美味しく、どの店が一番とは言い難い。
今は、使い勝手の良いキッチン付きゲストハウスにいるため、
飲食店よりスーパーマーケットに入る日が多い。
一日出かける日には、おにぎりを握ってお茶を持参したりするので、
なかなか石垣島グルメ紀行を語れない。
が、
今日は、読み始めた本の中で椎名誠が「石垣島に来たら必ず行く」と書いていた店を見つけ、思わず入ってみた。
「辺銀食堂」である。
「ペンギンしょくどう」の、辺銀は、中国西安出身のオーナーの本名。
役所に届け出た際、中国語を日本文字化して「辺銀」になったのだという。
カウンター8席とテーブル席一組だけの小さな食堂。
厨房に男性三人が入り、忙しく動いていた。
カウンターには、辺銀食堂純正の料理本が置いてある。
どうやら、知る人ぞ知る有名な食堂のようだ。
椎名誠絶賛の5色の島餃子を食べることにした。
麺とセットでランチメニューになっている。
「島餃子」というだけあって、5色の皮も中身も石垣島特産の野菜と肉でできているという凝ったメニューである。
白化した珊瑚のような透明感のある白磁のコップに真っ白なふかふかの布製コースターを敷き、水が運ばれてきた。
たった水一杯のことが新鮮で珍しく、店の印象が高まった。
うーん、確かに餃子は美味だった(^^)
赤ピーマン、ホーレンソウ、イカ墨、秋ウコンで色づけされた皮は、
水餃子にしてもぷりぷりの歯ごたえが嬉しく、
中身は5つともぞれぞれ別の主材料と味付けで工夫されていた。
でも、
私が好きになったのは、生麺でつくった「ジャージャンすば」の方だ。
「すば」は、そばのこと。
いわゆる中国のジャージャー麺だが、辺銀食堂のジャージャンすばは、
生麺のほどよいモチモチ感が歯に応えて最高だった。
肉味噌の甘さと辛さの味付けもいい。
今度は、ランチメニューの小サイズではなく、そのものをたっぷり食べたい。
石垣島には、「島~」と付く食品が目立つ。
島ラッキョウ、島豆腐、島バナナ・・・
石垣で生産されるそれらは、私の知っている食品と少しずつ違っている。
そして、この空気と気候の石垣で食すそれらは、例外なく美味しかった。
辺銀食堂は、幻のラー油と称される手作りの「石垣島ラー油」も生産していることで有名だと知った(「有名」と言われても知らないことは山のようにある)。
ラー油というと、赤唐辛子と食用油だけでできていると思っていたが、ここの「石垣島ラー油」は、島唐辛子、ウコン、ピパーチ、塩、黒糖、ニンニク、黒豆、山椒、ゴマを調合して作る。
沖縄で収穫できない山椒とゴマ以外は、すべて八重山の無農薬のものだけを使っているというこだわりの逸品だ。
だからだろうか、食堂の二階の事務所兼販売デスクでは「生産数が限られているため、ラー油は一人一本に限らせていただきます」との張り紙も。
幻の「石垣島ラー油」は、800円と破格だったが、思わず一本買ってしまった。
また足を運びたい食堂である。