ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

この選挙で思うこと@公共投資

2012年12月14日 | 中年の主張

焼津駅前を埋め尽くす人&人&人・・・
安倍晋三自民党総裁が、本日焼津での街頭演説を行った時の一コマだ。

今回の選挙で、民主党は『自民党は、人からコンクリートに戻そうとしている。』と訴えている。
それに対して、自民党は『民主党の公共事業政策は間違っていた。必要な公共事業は絶対にやらなければならない。』と反撃する。

とはいえ、この議論は明らかにおかしい。

平成4年度をピークに、公共投資は減り続け、ついには平成4年度比45%迄落ち込んでしまった。
民主党が削減したのは、平成20年からの平成4年度から比べると僅か5%のみで、公共投資を減らし続けた政党は、自民党であることが明白だ。
その結果、日本経済はどうなったか?

デフレから脱却できず、一人当たりの国民所得も減少に転じ、GDPも中国に抜かれてしまった・・・
一方、公共投資を増やし続けたアメリカや中国(中国の成長率の中身は80%が公共投資である)は、確実に経済成長を遂げていることを鑑みると、明らかに自民党と民主党がマスコミの『公共事業不要論』に踊らされて推進した公共事業の縮小は、間違っていたということが証明できる。
お金の循環のスタートは、縮小循環に陥らざるを得ないサービス分野ではなく、絶対にインフラの整備であるはずだ。

そのような失政に対して、両党とも『公共事業を減らしてしまった我々の政策は間違っていました。ごめんなさい。』の一言が全くない。
まずは、謝罪から入るのが人としての筋ではないかと思う。

もっとも、民主党と自民党を比べれば、明らかに自民党の方が正しいことを言っている。
後は、非を非と認める勇気を持つことが出来るかと言うことだけだと思うのだが・・・

次の政権与党には、是非とも正しい政策の実行をお願いしたい。



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