ロッテンマイヤーさんの吹替えが戸田恵子なら、ハイジは宮崎あおいにしてもらいたかった。
どうしてもTVアニメの『アルプスの少女ハイジ』のイメージで観てしまう映画ですが、犬のヨーゼフや小ヤギのユキちゃんがいなかったことに何か物足りない気分になった方が多いのではないでしょうか。そしてユキちゃんといえば「あ~あ越中、日本海みそ♪」というCMのフレーズを思い出してしまうのですが、『純情きらり』で松井かね役を演じている戸田恵子は八丁味噌のおかみさんです。ここでペーターが丸坊主頭で「おかあさ~ん」と叫んでいたら味噌三昧の映画になってしまうところでした。
実写化したハイジの映画はこれまでも何本か作られているようなのですが、今回観たこの映画が実写映画初体験となりました。アルプスの山々は心を和ませてくれたのですが、長いストーリーを上手く2時間枠に収めるためでしょうかカットイン的な挿入がほとんどで、じっくり楽しむことができませんでした。しかし、ダイジェスト版のような作り方になっていても、皆が知ってるストーリーだからこそ感動できるのでしょう。なんだか巧みに感動させられてしまった気がします。
それにしても、TVアニメの最も泣ける台詞「クララのバカ!弱虫!いくじなし!(でしたっけ?)」というハイジとクララの葛藤シーン。このときのクララの心理描写がとても良かったのですが、この映画にはありません。さぁ今から感動するぞ!という心の準備をする前に感動シーンが訪れてしまったのです。さらにペーターの嫉妬心も当然であるかのように描かれていたので、ちょっと残念です・・・もしかするとクララが萌えキャラではなかったためかもしれません・・・
アニメではクララとセバスチャンが好きだったのですが、このセバスチャン役の若い俳優はなかなか良かったです。アルムおんじは『エクソシスト』でメリン神父役だったマックス・フォン・シドーというベテラン俳優だったので、かなりよかったですし、ロッテンマイヤーさんもチャップリンの長女が演じていたので安心して観ることができました。やはりクララがミスキャストか・・・
★★★・・
どうしてもTVアニメの『アルプスの少女ハイジ』のイメージで観てしまう映画ですが、犬のヨーゼフや小ヤギのユキちゃんがいなかったことに何か物足りない気分になった方が多いのではないでしょうか。そしてユキちゃんといえば「あ~あ越中、日本海みそ♪」というCMのフレーズを思い出してしまうのですが、『純情きらり』で松井かね役を演じている戸田恵子は八丁味噌のおかみさんです。ここでペーターが丸坊主頭で「おかあさ~ん」と叫んでいたら味噌三昧の映画になってしまうところでした。
実写化したハイジの映画はこれまでも何本か作られているようなのですが、今回観たこの映画が実写映画初体験となりました。アルプスの山々は心を和ませてくれたのですが、長いストーリーを上手く2時間枠に収めるためでしょうかカットイン的な挿入がほとんどで、じっくり楽しむことができませんでした。しかし、ダイジェスト版のような作り方になっていても、皆が知ってるストーリーだからこそ感動できるのでしょう。なんだか巧みに感動させられてしまった気がします。
それにしても、TVアニメの最も泣ける台詞「クララのバカ!弱虫!いくじなし!(でしたっけ?)」というハイジとクララの葛藤シーン。このときのクララの心理描写がとても良かったのですが、この映画にはありません。さぁ今から感動するぞ!という心の準備をする前に感動シーンが訪れてしまったのです。さらにペーターの嫉妬心も当然であるかのように描かれていたので、ちょっと残念です・・・もしかするとクララが萌えキャラではなかったためかもしれません・・・
アニメではクララとセバスチャンが好きだったのですが、このセバスチャン役の若い俳優はなかなか良かったです。アルムおんじは『エクソシスト』でメリン神父役だったマックス・フォン・シドーというベテラン俳優だったので、かなりよかったですし、ロッテンマイヤーさんもチャップリンの長女が演じていたので安心して観ることができました。やはりクララがミスキャストか・・・
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コメントとトラックバックを失礼致します。
この作品は、エマ・ボルジャーさんをはじめとした出演者の皆さんの的確な配役に、丁寧に作り込まれた物語世界とがあいまって、大いに好感の持てる仕上がりになっていたと僕は思います。
そして、セバスチャン役を演じたデル・シノットさんも好演でした。
また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
全く遅れてますわ~。
私もセバスチャンの役の人がなかなかいい味出してると思いました。
クララはやっぱり萌えキャラが良かった?
案外難しい役ですよね。
デル・シノットさんなんですね・・・メモメモ。セバスチャン役がぴったりでした。
クララがイマイチだと感じたのは、やっぱりアニメのせいだったのでしょうか・・・もっとわがままで、病気を理由に無理難題をふっかけるお嬢様といった感じの。
>ミチ様
単館系なのに吹替えがあるなんて金かけてるな~といった意見も多かったようですね(笑)
萌えキャラにしてくれといっても、日本人にしか通用しないのかもしれませんし・・・むずかしいところです。
自分は字幕版を観ました。
どうしてもアニメのストーリーが事前に頭の中に入ってますから、
映画の出来がどうこう以前に感動モードに入ってましたね(笑)
クララのおばあさんがハイジに絵本をあげた後は、
泣きっぱなしでしたよ。映画館出るのが恥ずかしいほど...
ここの記事は映画を見るときいつも参考にしています。
ハイジ見に行きたいんですが中々機会がないんですよね。
なんか都合が付く頃には終わってしまいそうでちょっと複雑です。
DVDはな……やっぱり映画は映画館で見たいのですが。
またちょくちょく遊びに来たいと思いますのでよろしくお願いします。
俺も字幕版を観たかったのですが、近場ではさっぱり公開されていませんでした・・・
アニメのストーリーはほとんどの人がインプットされていたことでしょう。やっぱり感動モードに入ってはいたのですが、クララの立つシーンが急ピッチだったもので泣きそびれてしまいました(汗)
>まっちゃん様
はじめまして。
9月1日は映画千円の日です!
これを利用するしかありません。
明日で終わりのところも多いんじゃないでしょうか・・・
「映画は映画館で」というのはとてもよいことなんですが、「なんでこれを劇場公開するんだ」という作品に出会ったときにはショックを隠しきれませんよね・・・