いわゆる“天然”と呼ばれる愛すべき女性たちは、なぜかペンギン歩きをする人が多いようだ…と思うのは私だけでしょうか。
皇帝ペンギンは極寒の地・南極を真摯に生きぬいている。ときには直立で歩き、ときには腹で氷原をすべり、海を見つけるとすかさず果敢にもダイビングするのである。彼らはマイナス40度という過酷な条件下で愛を交わし出産し、卵を孵すまで夫婦交互にヒナを育てあげるのです。母は出産後、エサを求めて何日もかけて行進し、オスは4ヶ月間絶食して、猛吹雪から子を守る。昼のない悪魔のような冬。寒さをしのぐために仲間同士で円陣を組んだり、他の家族をも相互に守る。「食べるために生きる」「生きるために食べる」といった人間の論争からは無縁の、ただ「子を育てるため、子孫繁栄のために生きる」という、無我の境地なのだ(悪く言えば、本能で生きている・・・)。
子どものための犠牲の精神は、人間も見習わなければならないと感ずるし、短い夏のお楽しみのためにストイックなまでに耐え忍ぶ姿を見ると、甘ったれた自分を叱咤激励するいい契機になったかと思います。また、予告編を見た段階では、親子愛を中心にした動物物語だと思っていたのですが、同種族の仲間意識が重要だというテーマもあったかと思います。
映画の構成は上手い作りになっている。ドキュメンタリーではあるけど、声優によってドラマチックに盛り上げてくれるのです。愛らしい皇帝ペンギンの映像をベースに、詩的な擬人効果の台詞を展開するのは、大沢たかお、石田ひかり、神木隆之介の3人だ。やはり、神木くんは天才だ・・・
ペンギンたちを尊敬すべき存在だと考えると、もしかすると、“天然”と呼ばれる女性をも尊敬すべき存在なのだと考えを改めなければならないかもしれません。あなたの職場にもいませんか?もう馬鹿にはできませんよ・・・
★★★★・
・公式サイト
皇帝ペンギンは極寒の地・南極を真摯に生きぬいている。ときには直立で歩き、ときには腹で氷原をすべり、海を見つけるとすかさず果敢にもダイビングするのである。彼らはマイナス40度という過酷な条件下で愛を交わし出産し、卵を孵すまで夫婦交互にヒナを育てあげるのです。母は出産後、エサを求めて何日もかけて行進し、オスは4ヶ月間絶食して、猛吹雪から子を守る。昼のない悪魔のような冬。寒さをしのぐために仲間同士で円陣を組んだり、他の家族をも相互に守る。「食べるために生きる」「生きるために食べる」といった人間の論争からは無縁の、ただ「子を育てるため、子孫繁栄のために生きる」という、無我の境地なのだ(悪く言えば、本能で生きている・・・)。
子どものための犠牲の精神は、人間も見習わなければならないと感ずるし、短い夏のお楽しみのためにストイックなまでに耐え忍ぶ姿を見ると、甘ったれた自分を叱咤激励するいい契機になったかと思います。また、予告編を見た段階では、親子愛を中心にした動物物語だと思っていたのですが、同種族の仲間意識が重要だというテーマもあったかと思います。
映画の構成は上手い作りになっている。ドキュメンタリーではあるけど、声優によってドラマチックに盛り上げてくれるのです。愛らしい皇帝ペンギンの映像をベースに、詩的な擬人効果の台詞を展開するのは、大沢たかお、石田ひかり、神木隆之介の3人だ。やはり、神木くんは天才だ・・・
ペンギンたちを尊敬すべき存在だと考えると、もしかすると、“天然”と呼ばれる女性をも尊敬すべき存在なのだと考えを改めなければならないかもしれません。あなたの職場にもいませんか?もう馬鹿にはできませんよ・・・
★★★★・
・公式サイト
シネコン関係は明日からなので・・・。
当方は、「真夏日に避暑程度に鑑賞」と考えていたのですが、うーん、そんな生半可な考えだとペンギン達に叱咤激励されてしまうなぁ。
というか、kossyさまは、なにゆえ吹替えでご覧になったのですか? 当方、字幕を予定しているので、吹替えの方が良いという情報があれば、お伺いしたく思います。
今日は、こちらは「モディリアーニ」をアップしました。序でがあったらお立ち寄りください。
実は試写会です。
16日から東京で1館だけ先行上映してるとのことです。
避暑には最適ですよ~♪
暑さでバテた体には最適の映画ですね。
ただ、癒し系とはちょっと違うかもしれませんけどね・・・
石川県では吹替えだけのようです。
フランス語で観てもわからないし、日本語でちょうど良かったかもしれない・・・
私も一番暑い時に(いやそうでなくても大阪は
時として沖縄より暑いんですが)避暑にと思ってたんですが。
どっかで見たんですよ、誰のコメントだったか。
”なんで、ペンギンのアフレコにフランス語入れると
あんなに色っぽいんだ?”
・・合わね~~。
ほのぼの外見で熱く愛を語ってるわけやね・・。
照れるかも。
いや種の保存なら実はそっちがぴったりか?(笑)
で、どっちで見ようか今悩んでます。(?!)
むずかしい選択肢ですね・・・
フランス語での予告編は見てないので何とも言えません。
ただ、吹替え版は幼児入場可となっておりますので、そんなに色っぽいほどではなかったかなぁ。会場ではお子さんが泣く声も聞こえてきますよ・・・そして笑い声も(笑)
大沢たかおも石田ひかりも感情を押さえてしゃべっているので、かなり詩的な雰囲気でした。
壮絶な映画でしたが、
もしかしてみんな癒しの映画と思って観に行ったのかな?
暑い日に見に行ってもらいたい清涼感です。
わたしはフランス語で見ましたがよかったです。
「癒し系」映画という宣伝は嘘ですよね(笑)
子ペンギンが登場したときにはさすがに癒されましたが、テーマはまったく違う。
日本での興行成績が気になるところですね~
>べぶ様
フランス語でしたかぁ~
日本語吹替はなんとなく子供向けにしようという試みがあったような気がしたのですけど、フランス語はやはり大人向けなのでしょうか・・・
俺は子供だからいいのですが・・・
俺はしょうがなく吹替版。
フランス語のほうがエロチックらしいけど、
やはり子供の声がメインですよね?
神木くん、頑張ってました。
自然の美しい風景の中、きびしい現実が繰り広げられ・・・
あるときは仲間と、あるときは夫婦で、すごいですね