宮崎あおいが演ずるアラレちゃん。難病らしいけど、則巻博士の手抜きでしょ・・・
『恋愛寫眞』という映画があった。劇場では観なかったのですが、松田龍平の下手さにはずっこけてしまいそうになりました。たしか、彼が英語をペラペラと喋るシーンがいっぱいあったと記憶しているのですが、それが日本語なのか英語なのかもわからないほど日本語チックだったはずです。今作はリメイクなのかアナザーストーリーなのかよくわからないのですが、登場人物の名前も一緒だし、結末も同じなので、ストーリー構成変更と難病というエッセンスを加味しただけのようでした。
それで、つまらなくなっているかというとそうではなく、宮崎あおいの演技が上手すぎるので、いい映画だと騙されてしまったという気分にさせてくれるのです。まず、主人公瀬川誠人(玉木宏)との出会いは良かったです。横断歩道を渡ろうと里中静流(宮崎)が手を上げる。「バイチャッ」と言わんばかりに車道に飛び出してしまうと、そこで映画が終わってしまうか、SFアクション映画となるところでしたが、その戸惑う彼女を誠人が写真に撮るのです。写真にはじまり、写真に終わる。プロットが似ていると言われる『虹の女神』は8mmでしたから、そう考えるとますます似てきます。
なぜ難病モノがもてはやされているのかわかりませんが、今回は相手の玉木宏もアトピーなのでしょうか、皮膚病を患っていました。彼が子供の頃から塗り続けているという塗り薬は臭いがしないのに、異常に気にしているということで、これが大学の友達との関係でいい味付けになっていました。そして出てこないけど、宮崎あおいの弟(名前はガッちゃん?)も遺伝性である難病に冒され死んでしまったという設定でした。成長すると死んでしまうとか・・・よくわかりませんでした。
『恋愛寫眞』と比べて一番良かったのは、英語学科に在籍するにも拘らず、無理に英語を使わなかったことが挙げられるでしょう。大学の授業もイラクの話ばかり。英語が出てくるのは誠人がニューヨークに渡った時だけです。静流はフランス語学科だったのに、修行先をアメリカにしたというのも潔い。だけど、脚本の中に「全然~」という言葉が計3回出てきたのですが、「全然」には否定語を伴うという原則を守っているのは1箇所だけ。日本語が苦手だったのかもしれませんが、観客は若い人が多いのだから、ここは要チェックです。
などと否定的な見方をしていたわけではなく、純粋に彼らの悲しい恋愛を堪能したのです。特に「生涯1度だけのキス」なんて言葉には泣けてきましたですよ。ほんとです・・・
★★★・・
『恋愛寫眞』という映画があった。劇場では観なかったのですが、松田龍平の下手さにはずっこけてしまいそうになりました。たしか、彼が英語をペラペラと喋るシーンがいっぱいあったと記憶しているのですが、それが日本語なのか英語なのかもわからないほど日本語チックだったはずです。今作はリメイクなのかアナザーストーリーなのかよくわからないのですが、登場人物の名前も一緒だし、結末も同じなので、ストーリー構成変更と難病というエッセンスを加味しただけのようでした。
それで、つまらなくなっているかというとそうではなく、宮崎あおいの演技が上手すぎるので、いい映画だと騙されてしまったという気分にさせてくれるのです。まず、主人公瀬川誠人(玉木宏)との出会いは良かったです。横断歩道を渡ろうと里中静流(宮崎)が手を上げる。「バイチャッ」と言わんばかりに車道に飛び出してしまうと、そこで映画が終わってしまうか、SFアクション映画となるところでしたが、その戸惑う彼女を誠人が写真に撮るのです。写真にはじまり、写真に終わる。プロットが似ていると言われる『虹の女神』は8mmでしたから、そう考えるとますます似てきます。
なぜ難病モノがもてはやされているのかわかりませんが、今回は相手の玉木宏もアトピーなのでしょうか、皮膚病を患っていました。彼が子供の頃から塗り続けているという塗り薬は臭いがしないのに、異常に気にしているということで、これが大学の友達との関係でいい味付けになっていました。そして出てこないけど、宮崎あおいの弟(名前はガッちゃん?)も遺伝性である難病に冒され死んでしまったという設定でした。成長すると死んでしまうとか・・・よくわかりませんでした。
『恋愛寫眞』と比べて一番良かったのは、英語学科に在籍するにも拘らず、無理に英語を使わなかったことが挙げられるでしょう。大学の授業もイラクの話ばかり。英語が出てくるのは誠人がニューヨークに渡った時だけです。静流はフランス語学科だったのに、修行先をアメリカにしたというのも潔い。だけど、脚本の中に「全然~」という言葉が計3回出てきたのですが、「全然」には否定語を伴うという原則を守っているのは1箇所だけ。日本語が苦手だったのかもしれませんが、観客は若い人が多いのだから、ここは要チェックです。
などと否定的な見方をしていたわけではなく、純粋に彼らの悲しい恋愛を堪能したのです。特に「生涯1度だけのキス」なんて言葉には泣けてきましたですよ。ほんとです・・・
★★★・・
純愛モノは、苦手だケド、宮崎あおいが出演して
いるからには、チェックしないワケにはいかない~
と思って、初日観賞♪
確かに、英語学科だったりフランス語学科とゆー
設定でしたが、まったく使うそぶりなかったですね。
「涙そうそう」の時のにーにーの病気は唐突な印象
でしたが、今回の映画の静流の病は、すんなり受け
入れることが出来ましたw
メガネを外した瞬間のちょっと首をかしげるしぐ
さにヤラれちゃいました。えぇ、純愛とか悲恋とか
吹き飛んでしまいまいました。アラレちゃんは、い
つまで経っても「アラレさん」にはなれない運命な
んですよね(泣)
去年から宮崎あおいと蒼井優の主演作をついつい比較してしまうのですが、なぜだかいつも蒼井優に軍配が・・・
もしかすると、もっと普通の子を演じてもらいたいという勝手な思い込みのせいかもしれません。
多分同じような「虹の女神」との比較評があちこちで展開されると思いますが、みなさんの感想も楽しみとなりました。
成長してないアラレちゃんと大人になった女性の雰囲気のアラレちゃんの見事な成長ぶりがよかったですよね。
秋の恋愛3部作の2作目を観て参りました。
この作品って最初人見知りと変人との付き合いかな?と思ってみたんですが、最終的には本当に純粋なラブストーリーでしたね。
色々な言葉の意味は最後で全てが繋がった事で、静流の言っていた事が全て理解する事ができたので、今季の映画作品の中でもベスト5になりました。
3作目は・・・まあ他人事の言えない作品観て参ります。
玉木宏がいい男なので、普通ならモテモテで女に不自由しないだろ~ってところを、彼にも病気の設定をしちゃうところが憎いところでしたね。
予告編で「愛はあった?」という部分はどういうことなのかわからなかったのですが、こんなことだったのか~と納得。観てみないとわからないものですね・・・
誠人の使っていた薬はホントに、においのするもので
彼と仲良くなった友達みんな
そのにおいには気がついていた・・・
でもだからどうした?っていう反応で
みんなえらいいいひとたちばっかだったんですよ。
私は宮崎あおいみたくかわいくはないですが
「嫌いじゃないし、いっしょにいて楽しいんだけど
恋愛対象じゃないんだよな」っていう体験を
わんさかやってきて
あの気持ちは痛いほどわかるから
思いっきり静流に感情移入しちゃいました。(!)
この映画が流行ったら
時東ぁみはお仕事減るんとちゃう?(わわわ)
イマドキめがねはずしたらかわいかったなんて
「ロッキー」のエイドリアンじゃあるまいしと
思いながらも、
世の女の子が一斉にめがねをはずすかもしれず。(爆)
そのにおいの設定、原作のほうが良さそうですね~
映画においても彼らの友情に思わずぐっと心をつかまれかけたのですが、そのエピソードがあればもっと良かったと思います。
恋愛対象じゃない女の子って、
大学なんかにはいっぱいいたような気もします。
でもみんな卒業してから、
「しまったぁ~」なんて気づいてしまう・・・
男もバカですよねぇ・・・って、かなり「虹の女神」風のコメントになってしまいました(汗)
「スウィングガールズ」のメガネっ子本仮屋ユイカちゃんはメガネをつけてたほうがいい・・・「ラブレター 蒼恋歌」もどうなることやら・・・
メガネを取ったら美人・・とは、良くあることだけど、あまりの可愛さに一目ぼれだったのでは?と勘ぐってはいけないですよね?(笑)
あの驚き方は堤真一バリに上手かったよ玉木君、と拍手してます(笑)
こんばんは。
メガネを取ったら美人だった・・・って、結構昔の少女漫画のパターンでしたよね。
最近ではメガネフェチの方も増えてきたりしていましたが、アラレちゃん風に宮崎あおいを変身させたメイクさんはさすがでした。
玉木君もなかなか表情が豊かなので、今後も楽しみですね~
のですが、アラレちゃんでしたか...。
宮崎あおいはすごくよかったですね。
なんですが、病気の詳細がよくわからず、いつの間にか
静流はこの世にいない、という状況で感情移入する暇も
なくおいてけぼりをくらってしまったような気分でした...。
あのメガネ、あの髪型、そして手を上げるときの体の反り方。すべてがアラレちゃんでした(笑)
「イマアイ」でも病気がよくわかりませんでしたけど、この映画もさっぱりでした。
やっぱり「タイヨウのうた」くらいに病気の解説があったほうが感情移入しやすいですよね。