はじめてミュージックテープなるモノを買ったのがローリング・ストーンズの「イッツ・オンリー・ロックンロール」でしたが、そのときすでに彼はいなかった・・・
どちらかというとビートルズ派であったため、ブライアン・ジョーンズの名前も知りませんでした。ストーンズといえば70年代以降しか知らず、『小さな恋のメロディ』でトレーシー・ハイドがミック・ジャガーが好きだったということや、自宅プール謎の死を遂げた男がいるという噂話しか聞いたことがありませんでした。60年代、70年代に若死にしたミュージシャンなんて、みんな麻薬が原因だろうという間違った知識しか持ち合わせていないので、この映画の内容には大変興味深いものがありました。
60年代のロックシーンを象徴するようなギタリストだったこと、ジミ・ヘンドリックスと仲がよかったこと、恋人アニタをキース・リチャーズに取られてしまったことなど、Wikiで調べる限り、かなり忠実に描かれていたようです。「クマのプーさん」の著者A・A・ミランが住んでいた家を改築して、バンドメンバーとは離れてしまったブライアン。ミュージシャンにありがちな女好きやヤク中という人物像。わがままな性格も事務所やマネージャーを困らせ、建築業者たちも呆れ返ってしまう様子がリアルに伝わってきました。
また、60年代のサイケデリックな映像を模したかのように、エロチック映像をコラージュにしたり、ドキュメンタリー風の回想シーンを多用したりして、当時の映画の雰囲気をも再現したのでしょうか、かなり凝った作りでした(いい、悪いは別にして)。あちこち飛んでしまう回想シーンなどもブライアンのラリった頭の中を表現したかのようで、音楽のことよりも女のことしか頭にないことがよくわかりました。
あまりにもストーンズに関するウンチクが無かったため、結末は面白かったのですが、ストーンズの音楽をもっと使ってほしかったです。音楽使用料は高額なんでしょうけど、最初から売れない映画だという逃げ腰の姿勢で作ってしまったように感じてしまいました・・・知ってる俳優もいなかったし・・・
★★★・・
どちらかというとビートルズ派であったため、ブライアン・ジョーンズの名前も知りませんでした。ストーンズといえば70年代以降しか知らず、『小さな恋のメロディ』でトレーシー・ハイドがミック・ジャガーが好きだったということや、自宅プール謎の死を遂げた男がいるという噂話しか聞いたことがありませんでした。60年代、70年代に若死にしたミュージシャンなんて、みんな麻薬が原因だろうという間違った知識しか持ち合わせていないので、この映画の内容には大変興味深いものがありました。
60年代のロックシーンを象徴するようなギタリストだったこと、ジミ・ヘンドリックスと仲がよかったこと、恋人アニタをキース・リチャーズに取られてしまったことなど、Wikiで調べる限り、かなり忠実に描かれていたようです。「クマのプーさん」の著者A・A・ミランが住んでいた家を改築して、バンドメンバーとは離れてしまったブライアン。ミュージシャンにありがちな女好きやヤク中という人物像。わがままな性格も事務所やマネージャーを困らせ、建築業者たちも呆れ返ってしまう様子がリアルに伝わってきました。
また、60年代のサイケデリックな映像を模したかのように、エロチック映像をコラージュにしたり、ドキュメンタリー風の回想シーンを多用したりして、当時の映画の雰囲気をも再現したのでしょうか、かなり凝った作りでした(いい、悪いは別にして)。あちこち飛んでしまう回想シーンなどもブライアンのラリった頭の中を表現したかのようで、音楽のことよりも女のことしか頭にないことがよくわかりました。
あまりにもストーンズに関するウンチクが無かったため、結末は面白かったのですが、ストーンズの音楽をもっと使ってほしかったです。音楽使用料は高額なんでしょうけど、最初から売れない映画だという逃げ腰の姿勢で作ってしまったように感じてしまいました・・・知ってる俳優もいなかったし・・・
★★★・・
ラストデイズに始まり、悪魔とダニエル・ジョンストンも控えていますし。
音楽のことよりも女のことしか頭にないのかぁ…何だかとっても観るのが怖くなりました(汗)
うまく伝わっていたとは思うのですが、いかんせん
何を描きたかったかがイマイチ伝わってきませんでした。
あー、もったいない。
私の興味を引いたのはやはりファッションです。
音楽映画だと思いきやそうでもなくて。
もっと聴きたかったですよね♪
音楽映画が静かなブームなんでしょうか・・・しかもそれほど評判がよくないってのが気にかかります。
音楽そのものよりも、ミュージシャンが死んでいく寂しさを味わう映画なのかなぁ・・・取り上げられるミュージシャンはヤク中が原因で死ぬ人ばかりだし(笑)
>nikidasu様
その節はご心配おかけしまして申し訳ありません。
音楽がらみの映画なので、nikidasu様は絶対に観ているだろうと思っていたら、初日にご覧になっていたのですね!
内容は「これが真相だ!」みたいなことを描きたかっただけなのか、製作意図がこんな単純なことだったら、とても残念なことです。
>charlotte様
星条旗柄のものもありましたよね。アメリカへ渡ることの出来なかった寂しさなのか、悔しさを紛らわすためにますます精神不安定になったんでしょうね。
知らないストーンズの一面を見たような気分にもさせられましたが、ミックやキースは完全に脇役でしたね・・・
好きで、ライブにも足を運んだりしてるんですが、
現役で未だに活躍してるバンドですし、
現役ストーンズのメンバーに
多分作る前に許可とったと思うんですけど、
だからなのか、ミックとキースはとても
真面目な人みたいに描かれているのがなんだか
なぁと思いました(笑)イロイロあったはずなん
ですよね。
映画としてはイマイチだと思うんですが、
60年代殻70年のロック史番外編みたいな
カタチで楽しめました!
トップアーティストの中の生半可じゃない人間味を見た気がします。
そうですよね。
不良ロックの代名詞みたいなバンドでしたから、あれはよく描かれすぎ(笑)
まぁ、ブライアン・ジョーンズのわがままぶりを強調するためには、他のメンバーが優等生だったようにしたほうがわかりやすいですもんね。
映像はよかったんですけど、ストーリーのメリハリが・・・
>カオリ様
神様と悪魔の対比に思わず納得してしまいました。
ビートルズのメンバーだって色々あったわけで、ただ不良になる暇がないほど忙しかったんでしょうね~