がに股歩きの伊東美咲。はたして『転校生』のように体を触りまくるのか?!
“死”を軽く扱ってるのかと危惧していたのですが、“重大なこと”を知らずに死んでしまうことを考えると、とても死ぬのが怖くなる。基本的にはハートフルコメディなので、重要なメッセージなどはないのかもしれない。しかし、死んだ者よりも残された人々の悲しみや、報復の連鎖を断ち切りたいという願いが、軽々しく自ら命を絶つこども達へ勇気を与えてくれる映画になっているような気もしました。“死”を軽く扱っている作品に出ている藤村俊二が出ているところも興味深いところだ?
組んだばかりの住宅ローン、息子のこと、痴呆症になってしまった父親のことなど未練が残りすぎの主人公椿山和昭(西田敏行)は“中陰役所”において現世に戻ることを許される。他に許されたのは子分が報復するのを止めたいヤクザの親分と、生き別れになった両親に会う目的の少年雄一だった。3人とも姿を変えて現世に戻り、3日間の猶予でそれぞれ目的を果たさなくてはならない。しかも、人に本人であるとバレてはならない。復讐をしてはならないという制限付きだったのだ・・・
重大な事。それが何なのか、誰から教えられるのか全くわからないまま、とりあえず自宅へと向かう伊東美咲=西田敏行。「妻が部下と浮気していた!」といきなりの先制パンチを浴びるが、これだけで終わるはずがない。次から次へと重大なことを知らされるのです。それぞれが目的に近づくのですが、人間関係が見事に繋がってゆき、ひとつひとつのエピソードに涙を流すばかり・・・そろそろ涙を乾かさねばと帰り支度をしようとすると再度涙腺決壊のエピソードが訪れるといった波状攻撃を喰らってしまいました。
椿山の息子には最近出番の多い須賀健太くん。そして彼が仲良くなる雄一の化身は志田未来ちゃん。2人は『雨鱒の川』でも将来を誓った仲だったのですが、この2人の演技がとてもよかった。伊東美咲は今まで下手な演技力でがっかりさせられることが多かったのですが、常に「これは西田敏行なんだ」と思いながら見ていると演技のことなど忘れてしまうくらい面白かったです。それにしても序盤に西田敏行が倒れるシーンは真に迫っていました。
★★★★・
終盤、鼻をつまんでいる人が多かった。『涙そうそう』を思い出していたのでしょうか?
“死”を軽く扱ってるのかと危惧していたのですが、“重大なこと”を知らずに死んでしまうことを考えると、とても死ぬのが怖くなる。基本的にはハートフルコメディなので、重要なメッセージなどはないのかもしれない。しかし、死んだ者よりも残された人々の悲しみや、報復の連鎖を断ち切りたいという願いが、軽々しく自ら命を絶つこども達へ勇気を与えてくれる映画になっているような気もしました。“死”を軽く扱っている作品に出ている藤村俊二が出ているところも興味深いところだ?
組んだばかりの住宅ローン、息子のこと、痴呆症になってしまった父親のことなど未練が残りすぎの主人公椿山和昭(西田敏行)は“中陰役所”において現世に戻ることを許される。他に許されたのは子分が報復するのを止めたいヤクザの親分と、生き別れになった両親に会う目的の少年雄一だった。3人とも姿を変えて現世に戻り、3日間の猶予でそれぞれ目的を果たさなくてはならない。しかも、人に本人であるとバレてはならない。復讐をしてはならないという制限付きだったのだ・・・
重大な事。それが何なのか、誰から教えられるのか全くわからないまま、とりあえず自宅へと向かう伊東美咲=西田敏行。「妻が部下と浮気していた!」といきなりの先制パンチを浴びるが、これだけで終わるはずがない。次から次へと重大なことを知らされるのです。それぞれが目的に近づくのですが、人間関係が見事に繋がってゆき、ひとつひとつのエピソードに涙を流すばかり・・・そろそろ涙を乾かさねばと帰り支度をしようとすると再度涙腺決壊のエピソードが訪れるといった波状攻撃を喰らってしまいました。
椿山の息子には最近出番の多い須賀健太くん。そして彼が仲良くなる雄一の化身は志田未来ちゃん。2人は『雨鱒の川』でも将来を誓った仲だったのですが、この2人の演技がとてもよかった。伊東美咲は今まで下手な演技力でがっかりさせられることが多かったのですが、常に「これは西田敏行なんだ」と思いながら見ていると演技のことなど忘れてしまうくらい面白かったです。それにしても序盤に西田敏行が倒れるシーンは真に迫っていました。
★★★★・
終盤、鼻をつまんでいる人が多かった。『涙そうそう』を思い出していたのでしょうか?
役毎にぴったりの表情があり、
人間関係の中での立ち位置がはっきりしていて
オドロキです。すばらしい。
ご本人も心臓疾患で大手術を経験しているくらいですから、演技は迫真。ドキッとしました。
この映画に関しては伊東美咲もまぁまぁ良かったです。やっぱり子役の2人と、市毛良枝が一番だったかなぁ~
私も、蓮子と竹内が消滅するシーンは涙腺は完全に崩壊してしまいました(汗
子分が「親分・・・」と気づいた瞬間。そして市毛良枝が気づいた瞬間。この“間”がすごく泣かせるんですよね。やっぱり血を分けた親子・・・ウルウル。
しかし・・・和久井映見は「悪魔」だよね(笑)
あっ・・・「涙そうそう」と同じポーズだ(爆)
でも、出来は雲泥の差w
伊東美咲の演技にはやられましたねぇ。
泣いた自分が「負けた」って感じです(爆)
あ~年間1位どれにしよう。。。
TBダブりました。すいません。
まさか鼻をつまむことになるとは・・・終わってからでしたが、つまんでしまいました。
これから原作は読む気にならないのですが、市毛良枝がわが子だと気づくシーンはどんな感じで書かれているんだろうな~と気になります。
>あんぱんち様
涙そうそうにも4点を与えてしまったのですが、失敗したかもしれません。泣きの度合いが全く違いました。
伊東美咲は初めて良かったと思えた映画となりましたが、これからも心配です(笑)頑張ってほしいものです。
この映画も年間ベスト10の候補になるかもしれませんね。
お譲さんぽい役より、おやじくさい演技のほうが、似合っているのかも。。
ハリウッドがリメークしたがりそうな脚本だったので、その後が楽しみです。
お嬢様ががに股!
これだけで充分満足でした(笑)
途中も台詞がたどたどしい場面があったのですが、そんなときに西田敏行の影の声がカバーしてくれたりして、上手い演出があったかと思います。
ハリウッドリメイクですか~
そうなったらなんだか嬉しいですよね。
やっぱりスパム攻撃のせいですか?
伊東美咲って台詞回しがどうしても受け付けない所があるのですが、西田さんの天の声で助かりました。
それにしても椿山課長の“重大な事実”があまりにすごすぎてビックリ!
これじゃ何度も死んじゃいそうなほどのショック度でしたよね。
今日は「楽日」を見に行く予定だったのですが、kossyさんは★3つの評価だったので、こちらにしました~。