バレエのくるみ割り人形は見たことないし、物語も全く知りませんでしたし、ファンタジー作品だという期待も全く持たずに鑑賞しました。元々クリスマス映画が好きではないグリンチみたいな性格の自分なので、クリスマスっぽさやファンタジー、バレエダンスの期待も全くなかったのが幸いしたのでしょう。良かったです。
印象としては、物理好き、機械に強いクララ(マッケンジー・フォイ)の魅力と、卵の鍵を追い求めながら、亡き母親が作り出した世界を戦争から救うといったストーリーにメロメロ・・・いや、クラクラ。ブリキの兵隊がむちゃくちゃ怖かった。
4つの国のうち、お菓子の国の妖精であるキーラ・ナイトレイが可愛いし、マザー・ジンジャー(ヘレン・ミレン)の巨大像の威圧感によって、どうしてもお菓子の国を守りたくなる。ところが人形に命を吹き込むことによって、スポーツでは当たり前の「攻撃は最大の防御」などという言葉が空恐ろしくなるシュガー・プラム。子供が見たら、そこまで気づくかどうかわからないけど、軍事費に金をかけたら大変な間違いを犯すことになるんだよ!と言ってるような気がしてならない。
それと同じように、ネズミが最初は憎くてしょうがない存在だったけど、徐々に愛おしくてしょうがなくなる小動物に変化していくところも面白い。まぁ、これはミッキーマウスを生んだディズニーだからかもしれませんが。
★★★★・
ほんとに素敵ですね。
今回のシュガー・プラムも、可愛いし衣装も似合っていたし
ピンクのヘアスタイルもマッチしていました。
声がいつもにくらべるとかなりハイトーンなので
一瞬わからなかったけれど(笑)
主役のマッケーンジー・フォイは、「トワイライト」シリーズの
レネズミ役でしたが、ずいぶん大きく&綺麗になったなぁ~と思いました。
個人的に好みのお顔立ちなので、さらに飛躍してほしいと思ってます^^