あ、タイム・リープできる回数が減ってる・・・6回、5回、4回、今何時だ?9回、8回・・・と増えたりしない。
「時かけ」などと略してしまうと落語の「時そば」を思い出す方も多いようですが、映画『UDON』に対抗して「時かけそば」なんてのを発売すれば売れるのかもしれないなどと考えながら鑑賞していたら、居眠りしてしまった主人公紺野真琴の数学の小テストが解きかけであることに気づいてしまった。
最初にこのタイムパラドクスの名作に知り合ったのはNHKの連続TVドラマ『タイム・トラベラー』でしたが、木下清演ずるケン・ソゴルの不気味なイメージが今でも鮮明に浮かび上がります。また、大林監督の『時をかける少女』では原田知世のアイドル映画っぽい作りだったので、実際の知世ちゃんもラベンダーの香りがするんだろうな~などと妄想を膨らませてしまった記憶があります(ネタです)。そのままのストーリーをアニメにしても面白くないだろうという心配は杞憂に終わり、全く別のストーリーだったのでホッとしましたが、この兄ちゃんがケン・ソゴルなんだろうなと決め付けてからは「早く未来名を名乗れ!」などとヤキモキしてしまいました(この時点では理解してない)。
しかし、オリジナルの芳山和子は紺野真琴の叔母さんとなって登場する。タイム・リープについて「年頃の女の子にはよくあることよ」などと言われて納得してしまう真琴も千昭にバカ呼ばわりされる証なのかもしれませんが、芳山くんだって異常な体験をしたんだからそんなに軽々しく言わないでよ!などと心の中で笑ってしまいました。それでも原作を尊重するかのように芳山くんの写真立ての隣に飾ってあったのがラベンダーの造花だったような気がして、ちょっとだけ嬉しくなってしまいます。
ボーイッシュでピュアな感覚の主人公や、二人の男に恋する純情な少女たち。なんだか昔の少女漫画風で清々しい気持ちにさせてくれる。リープするときに空を飛ぶポーズや転げて登場する微笑ましい光景も楽しめました。細かな時間旅行を端折ることによってその部分を観客に委ねるところも潔かったと思います。
★★★★・
「時かけ」などと略してしまうと落語の「時そば」を思い出す方も多いようですが、映画『UDON』に対抗して「時かけそば」なんてのを発売すれば売れるのかもしれないなどと考えながら鑑賞していたら、居眠りしてしまった主人公紺野真琴の数学の小テストが解きかけであることに気づいてしまった。
最初にこのタイムパラドクスの名作に知り合ったのはNHKの連続TVドラマ『タイム・トラベラー』でしたが、木下清演ずるケン・ソゴルの不気味なイメージが今でも鮮明に浮かび上がります。また、大林監督の『時をかける少女』では原田知世のアイドル映画っぽい作りだったので、実際の知世ちゃんもラベンダーの香りがするんだろうな~などと妄想を膨らませてしまった記憶があります(ネタです)。そのままのストーリーをアニメにしても面白くないだろうという心配は杞憂に終わり、全く別のストーリーだったのでホッとしましたが、この兄ちゃんがケン・ソゴルなんだろうなと決め付けてからは「早く未来名を名乗れ!」などとヤキモキしてしまいました(この時点では理解してない)。
しかし、オリジナルの芳山和子は紺野真琴の叔母さんとなって登場する。タイム・リープについて「年頃の女の子にはよくあることよ」などと言われて納得してしまう真琴も千昭にバカ呼ばわりされる証なのかもしれませんが、芳山くんだって異常な体験をしたんだからそんなに軽々しく言わないでよ!などと心の中で笑ってしまいました。それでも原作を尊重するかのように芳山くんの写真立ての隣に飾ってあったのがラベンダーの造花だったような気がして、ちょっとだけ嬉しくなってしまいます。
ボーイッシュでピュアな感覚の主人公や、二人の男に恋する純情な少女たち。なんだか昔の少女漫画風で清々しい気持ちにさせてくれる。リープするときに空を飛ぶポーズや転げて登場する微笑ましい光景も楽しめました。細かな時間旅行を端折ることによってその部分を観客に委ねるところも潔かったと思います。
★★★★・
kossyさん 落語もいける口ですか?
10/7に 落語会を行いますので、是非きてくださいませ。私裏方で、働いてますので。。。
http://homepage2.nifty.com/kanazawa-rakugo/kirakuyose/2006/index.html
そんなキャラたちでしたね。
現役の高校生というより、
過去に高校生だった人たちの胸に来るものがあるようで。
東京で公開されたときは「ゲド戦記」と同じタイミングだったので、全国紙の新聞でも夏休みのアニメ映画比較のような形で論評が載ってました。いずれもこの「時かけ」を褒めちぎってました。
今月末には近くの大手シネコンでも上映が始まるみたいなのでもう一度じっくり観てみたいです。
SF色があって、どっちかいうと置かれた状況に
おっかなびっくりだったはずなのに、
プリン食べ損ねた・・・。
それで飛ぶか~~~(笑)
よくも悪くも今風で、だけどとてもさわやかな風が
吹き抜けていった気がします。
原作はSF、原田知世バージョンは「恋愛もの」
そしてアニメは「青春」がテーマだとかいう話も。
すっかり変わってしまった時かけですが
筒井さんはあまりの変貌にびっくりしつつも
ご満悦・・のコメントをしてましたよ。
「サマータイムマシンブルース」並みのせこいタイムリプでした(笑)
井上陽水の「傘がない」を思い出した私です(笑)
なんと落語が1500円で!
ちょっと考えておきます。
実は生で落語を聞いたのは素人のやる学園祭くらいなものでして、『花とアリス』の落語をする坂本さんでも喜んでしまいます。
シネモンド・・・満員でしたね~
普段来ないような若い人が多かったように思います。
>zooquie様
何か男女関係が発展しそうな雰囲気なのに野球で楽しむ彼ら。素敵です。
羨ましいのは、あんなに広いグランドを素人がのびのびと使えるということでしょうか・・・
俺の高校時代もあんな感じだったような・・・
>かのん様
あの名曲のレコードを!
俺はバンドで演奏したことがあったりします。といっても、当時流行ったジュリーの「TOKIO」から強引に展開させたコミックソングとしてですが・・・(汗)
評判がすごくいいのは『ゲド戦記』と同時期だったという理由もあるのかもしれませんね。
>Ageha様
そうそう。
NHKのドラマなんか、かなり恐ろしいシーンもあったように記憶しているのですが「なぞの転校生」と勘違いしているかもしれません・・・
プリンを食べたいがために無駄なタイムリープをするのがいいですよね。でもあのときは回数制限があることを知らなかったんだし、大人になればロトくじを買えばよかったと後悔することでしょう。
筒井さんは今年は日本以外もあることだし、ひょっとして当たり年なのかも。
>しんちゃん様
観たいですよね~~この映画の実写版。
SFぽいのより、さわやか青春ドラマとして!
数日だけのタイムリープはほんとにせこかったですけど、こういうのが青春なんですよね(笑)
これまたデタラメに良しなネタを、文で使われてしまった時かけそば。
さすがに絵のイメージが湧きません、私には。
実は記事を書きながら思いついたんです(汗)
なので、文章のバランスがかなり支離滅裂になっていることをどうかお許しください。
こういう絵は、にら様が得意そうなのですが、頼みづらいものです・・・デタラメ映画館も考えなくてはならないのについ文章中に書いてしまいがちです・・・うう。
スーパーマンリターンズにも通じる、リメイク的続編ですね。
口コミでここまでヒットしたのも判ります。
夏休みの邦画ではこれが一番でした。
書いている途中で気がついたにしてもいいしゃれですね。
漫画版の時をかける少女もあるのですがこれはこれで2006年版と原田知世版を見ていないとわからないアレンジがされていて面白いです。
今日、駅の帰りに原作本を購入してきたのでこれから読む予定です。
たまに図々しくTBさせてもらっています(ペコリ)。
オリジナルのリメイクをアニメ化でなんて?・・・観に行って良かったです。主人公の真琴と未来からの千昭との淡い恋!、青い空に向かってジャンプ!!、意外な展開で思い出に残る作品です。
リメイクのようでリメイクでない。しっかりと主人公を脇に登場させる手法は面白いものですね。
原作を知らなくても楽しめるし、知っていたらもっと楽しめるなんて素晴らしいことです。
こういう爽やかなSFっていいですね。
>谷さま
時そばのことは映画を観る前に考えていたのですが、同じことを考えてる人が多かったので、なにか工夫をしなきゃだめだと考えていたんですよ。
漫画版も面白そうですね~~
ちょっと読んでみたくなりましたです。
>パピのママ様
こちらこそいつもありがとうございます。
俺もなぜアニメで表現するか疑問だったのですが、アニメならではのジャンプシーンなどがとてもよかったので驚きでした。宮崎アニメにも通ずるかのような飛ぶシーン。これがいいんですよね~♪
原田知世の「時かけ」はあんまり覚えていないのですが、薬師丸ひろ子か原田知世か、そんな時代がなんだか懐かしいです。
私もこの作品で清清しい気分になりますした。
「夏の空と雲」を夏にみて、空を見上げて感慨深くもなったけれど、秋になって地元上映になって、来週2回目行きます!(笑)
今年のアニメ№1ですね、きっと。
(この私がガンダム以上に評価するのだから間違いなし!?)
知世ちゃんはラベンダーの香りしますって。
え?しないの?
私も「時をかける少女」と言われたら原田知世とくる世代です。
ユーミンの作った主題歌も当然よく覚えています
それにしても、あんな荒々しい方法のタイムリープが「年頃の女の子にはよくあること」とは、なんか怖いですよね。(^_^;;;
映画は、久々に見て良かったな~と思える作品でした。
感じが原田知世世代にもちょっと受けている
気がしてます。
観ていて、あ~高校くらいにちょっと戻りたい
なぁと映画とは違うノスタルジーを感じさせて
くれる映画でした。
大林監督版も懐かしいですね。ラストのカーテン
コールみたいなのが楽しかった記憶があります。
80年代はアイドル映画が全盛期だったのかもしれませんよね。
それも本業が歌手のアイドルばかり・・・
ラベンダーに固執しなかったプロットのおかげであの清々しさが生まれたのでしょうか。下手に恋愛劇を中心にするとだめだったのかもしれません。
俺ももう一回見るチャンスがあるかもしれません♪
>もじゃ様
原田知世はこの映画よりも他の映画のインパクトが強くて、ラベンダーの香りも残りませんでした。やっぱり歌が印象に・・・
>まり様
やっぱり知世バージョンが最も印象的ですよね。最初に観たときにはその10年前のタイムトラベラーも思い出してしまいましたが、今では記憶が薄れてきています。
「年頃の女の子にはよくあること」という台詞では吹き出しそうになったのですが、そんな不謹慎なやからは俺だけだったようです・・・(汗)
>kazupon様
みなさん原田知世を思い出しているようです。俺は大林監督作の中では低い評価になってしまったのですが、歌の印象もあってインパクトが違いますよね。
高校時代に戻りたいと思うこと。それがタイムリープしたいと思わせる手法だったのかなぁ。ノスタルジーに浸れるのもジブリ作品と同じレベルかも。
大林監督~
またこのような映画を作ってくれないでしょうか。
この懐かしさは、そういう時期もあったなあと思わせるのでしょうね。
しかし、う~~ん、普段は感じないのに非常に年をとったなと、かえってがっくりしてしまったのでした(笑)
タイムリープで2~3日戻るのとは、訳が違いますもんね、戻る単位が^^;)
しかしアニメだからとちょっと馬鹿にしていたんですが、なかなかいい映画でした。
さすがに数十年前までは戻れない。
だけど1日くらいなら・・・ナンバーズでも買わせてください!
俺も年をとってしまいましたが、なぜだか昔と変わらない青春像に溶け込んでいけそうでした。
これだけ爽快感を与えてくれるアニメはなかなかないですよね~
アニメも侮れないですね~。
しっかり泣かされてきました(珍しい!)
たくさんのお客様が入っていて嬉しかったです。
若い男性が多かったですよ~。
原田知世ちゃんの映画は未見ですが、あの頃は邦画ってアイドル映画ばかりのような気がして全然見ていない時期かもしれません。
1回目は失敗してしまいましたので、2回もしてしまいました。申し訳ありません。
この作品は最初のコメディと後半のドラマのバランスが絶妙でしたね。思いのほか心をわしづかみにされてしまって自分でも驚いています。
『ゆれる』もすごい観客数でしたが、これもすごかった。特にオリジナルを知らない人のほうが感動度が大きかったようですが、知っていても面白かったです。
俺が観たときには家族連れが多かった。
いいですよね~親子そろって見れる映画は。
>GAKU様
コメントありがとうございます。
笑えて泣ける映画というのはいい映画なんだと思います。
アニメであってもストーリー構成が優れてますし、清涼感いっぱいで気分がよかったです。
「時かけ」「ゆれる」とミニシアター系に春でしょうか?
ところで 10/7の落語は どうしましたか。。
お囃子の鳴り物を師みずからレクチャーしてもらいました。太鼓、能笛、篠笛、締め太鼓、ドラをで お囃子の実演まで 落語会ではやらないような演目からはじめました。結構楽しめましたよ。
すみません。何かと用事があって行けませんでした。それと映画を優先させてしまったため・・・
生の落語を観たことがないから、行きたかったなぁ・・・
よい映画でした。
こういうアニメは何度観てもいいですね。
転んで・・・というか、回転していく主人公がいいなぁ~
すっごく好きだった気がします。
原田映画の方は、あまり好きじゃなくて。
でも、両方ともスッカリ内容は忘れていました。
アニメの方が以前見た作品よりも遙かに
感動してしまいましたが、考えてみると
見た年代が違うから。。。ですね(^.^;)
ドラマを見たのはまだほんのお子さまの時でしたもん。
自分も高校時代を懐かしく感じる年代になってしまったか。。。(-_-;)
古い記事にトラバ、すいません。
何度も再放送してましたからね~
NHKの少年向けドラマのさきがけでした。
しかし、俺もドラマ版の内容は忘れているかも(汗)
「謎の転校生」はかなり覚えているのですが・・・
高校時代、思い出します。
だけど、やっぱり比較してしまって・・・逆にアニメにのめり込んでしまいました。