コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

コタロウ、夜間救急病院へ

2013-05-10 | 通院の記録
金曜日。
昨日はお散歩行けなかったから今日は行こうね。
でも残業になり、自宅近くに着くとパラパラと雨が。
定時で帰ってたらお散歩行けたのに…と後悔しながら帰宅。

コタロウはそんな私を大喜びで迎えてくれる。
一緒にご飯を食べて、ふと外を見ると雨降ってない。
道路もぬれてない。
明日は雨の予報だし、思い切って21時過ぎからコタロウとお散歩へ。

後にこのお散歩を後悔することになる。

コタロウうんぴ、またちょっと緩くてお尻に少しつく。
迷子の女の子に出会い、家まで送り届けるというハプニングの後、

コタロウが草むらに顔を突っ込み、顔にたくさんアブラ虫をつける。

抱っこして帰り、濡れタオルて拭くも取れず、
意を決してコタロウをシャワーに入れることにする。

38℃のお湯だけで洗い流したが、コタロウは怖がって逃げ回った。
やっと虫が取れて、洗面台の上で乾かしているとき、コタロウが吐いた。

あぁ、ストレスを与えてしまった。
反省しながら、優しくコタロウに声かけながら、
片付けてるそばからまた吐いた。

体は7割方乾いてたから、
リビングに戻して、片付けていると
リビングでも吐いてる。
最初は消化しきれてないフードか混じっていたが、途中からは白い泡状の。
それを何度も何度も吐いてる。

少し歩いては吐き、歩いては吐きを繰り返すコタロウ。
普通じゃない、と感じて、かかりつけの病院に電話するも留守電。
もう診療は終わっている。
コタロウはもう十数回は吐いている。
コタロウの体からしたら相当な量だ。

夜間やってる病院、一度もかかったことないけど、お願いするしかない。
電話すると、すぐ来るよう言われる。
住所を控え、急いで準備。

コタロウに、お出かけしよう、とバッグを見せると、
ふと顔を上げ、少し嬉しそうにすぐバッグに入る。
コタロウ、吐き過ぎて涙目になってる。

外は雨。タクシー乗り場に行くとタクシーはいない。
乗り場にかいてある会社に電話しているところにタクシーがきて乗り込むと、
運転手さんは、その病院を知らないと言う。
同じ市内の病院なのに。
タクシーにはナビもついてない。
控えてきた住所を見せようとすると、住所言われてもわからないと言う。
こんなとき、車を運転できたら・・・と自分をふがいなく思う。
今は、この運転手さんに病院まで連れて行ってもらうしかないのだ。
タクシーを乗り換えようにも、この雨の中
次のタクシーがいつ来るかもわからない。
怒りたい気持ちをぐっとこらえて、
病院に電話し、誘導を受けながらたどり着く。
夜中に病院に行くということで、運転手さんも一生懸命急いでくれた。

バッグの中でコタロウは、心細そうに時々私を見上げた。
ママ、ごめんなさい、と言っているようにも見える。
私は、大丈夫だよとコタロウにうなづいた。
心配しないで。辛いの、とってあげる。


病院には先客がいて、その家の子は大変な状況らしく
奥さんが泣きながら診察室から出てきて、私も身につまされる。
コタロウはバッグに入ってからは一度も、
タクシーの中でも吐かなかった。
まるで、すっかり良くなってしまったよう。
診察室に入ると、コタロウはバッグから飛び出そうとして、
周りを見渡してバッグの中におすわりした。
楽しい場所じゃなさそうだと気づいたらしい。
先生は後でわかったが院長で、
そんなコタロウをニコニコしながら、待ってくれた。
診察台にのせると、すぐには診察せず、
コタロウの緊張がほぐれるまで私の説明を聞いたりしてくれた。
その時に、コタロウが吐いたものを持って来なかったという失態に気づく。
一年以上も犬のきもち読んで基礎知識はあったはずなのに。取り乱していた。

コタロウは病院でも吐かず、先生は緊急かつ重篤な感じは見受けられない、と、
制酸剤と制吐剤の2本の注射を打った。
心配はいらないと言われ、その場に座り込んでしまうほどホッとした。
23時過ぎということで夜間診療代10000円が上乗せされていた。
帰りもタクシーを呼んでもらって帰る。

行きと帰り、タクシーの中での気持ちがこれほど違うとは。
今はホッとした気持ち。
帰ると部屋の中がひどい状態。
コタロウは自分が吐いたのをクンクンしてる。
夜中1時過ぎ、ラグカバーやカーペットをはがして洗濯。
キッチンマットもバスマットもだ…。
取り替えてラグに倒れ込む。
コタロウも疲れたのかコロンと横になってる。
心配ないって。良かったね。
何度も吐いて、とっても辛かったでしょう。
ママがシャワーしたからだね。
ごめんね。

心配はないと言われたものの
また、吐くかも…と不安で、
寝ているコタロウを見ながら今日は徹夜だ・・と覚悟を決める。
コメント
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