これは、栗の木・・ではありません!
くるみの木です。中央に実がなっています、
実は食べません。染料に使うつもりです。
昨日の続きを書き込みます。
ざるに栗の皮をとりあげ、煮汁を今日と明日の2回分に分けておきます。
再び鍋に入れて、60℃まで沸かします。
染液の量は、何㍑でも、糸が浸かれば良い
「色が薄いときは染め重ねる」
「草木染めは陽に弱く水(洗い)に強い」
媒染ー発色剤
栗・・消石灰で茶色に。消石灰ー粉の場合糸の20%
液の場合水1㍑に対し10㏄
湯の量は糸が浸かるだけたっぷりがよく、かき混ぜて使う。
湯の方が赤色に早く反応する。水で石灰媒染すると、しばらくは焦茶色
だが、そのうち赤みがかってくる
畑の石灰の場合は水で溶いて、上澄みを使う。
60℃で、鍋に糸をいれて、
沸騰後、20分煮て染色。
20分後に鍋から竹棒で取り出し竹2本使って2人で絞って
ぱん!ぱん!と2人で引っ張る
(空気を入れ、糸をさばく)
糸を鍋に入れ再沸騰後20分煮て染色
同様に鍋から取り出し、竹2本を使って2人で絞って
ぱん!ぱん!
(空気を入れて、糸をさばく)
糸を鍋に入れ、再々沸騰後、20分煮て染色
同様に鍋から取り出し2人で絞って
ぱん!ぱん!(空気を入れてさばく)
媒染液(石灰)に浸ける
少したったら、絞って発色を見る
再び媒染液につけること20分。
2人で、竹で絞り、中干しする。
「石灰媒染の場合、水洗いせずに干した方が赤味がきれいにでる傾向がある」
明日の分の染液を加えた鍋の中に浸けておく。
1日目の作業終わり、片付けてかえる。
2日目の作業はまた明日かきます。
他の染色の本などとはすこーし違うのがわかってもらえたかな。