皆さん、「復活の日」と言う映画を知っていますか?
子どもの頃、映画好きの友達に連れられて映画館で鑑賞した映画です。
子どもが見るにしてはショッキングな内容でしたが、とても感動した覚えがあります。
小松左京が1960年代に書いた小説が元となっているのですが、今思うとその内容が凄い…
なんと、ウィルスで人類が絶滅(に近い状態?)するお話なんです…
確かそのウィルスはマイナス何度以下では生きられない設定で、南極にいた人たちだけが助かります。
そこからさらにたたみかけるように禍が…
まず、大地震が起こります。
それで、その地震が原因でスィッチが入り核爆弾が世界中に投下される…と言った内容。
詳細は割愛しますが、今見るとフィクションと言って笑ってられない内容ですよね?
(興味がある方はネットで検索してみてください!)
さて、その中で、外国人の女性(確かオリビア・ハッセー)が「”Life is Wonderful." って日本語で何て言うの?」と質問したシーンがありました。
そこで主人公が答えるのですが、劇場版では「セイ○○は素晴らしい」と答えていました。
私は○○の部分を聞き逃してしまっていて、ずっとその答えが気になっていました。
後日テレビ放映された時にその部分に注目して聞いたら、なんと「人生は素晴らしい」と言っていました。
テレビ用に吹き替えたのでセリフも変わっていたんですねぇ。
まぁ恐らく劇場版の「セイ○○」は生活だったと思われます。
LIFEには生活という意味も人生という意味もあるので...
しかし考えてみると、そのどちらも誤訳なのではないかと思います。
映画を見てもらえればわかると思いますが、生きるか死ぬかのギリギリのサバイバルシーンです。
そんな時に「人生は素晴らしい」なんて、フランクシナトラ(古いっすね?)みたいなこと言わないですよね?
「生活は素晴らしい」もなんだかピントボケボケだし…
と言うわけで、当時の翻訳者さんには悪いのですが、私なりの解釈だと、「生きるって素晴らしい」です。
とにかく草刈正雄がカッコいい!
ラストシーンは感動ものです!
時間があったら見てみてください!
YUMI😽