安藤豐邨先生から素敵な漢詩作品が届きました
日中友好花 安藤豐邨作
紅紫瓊葩縁白姿
牽牛花美至今遺
日中友好廣施種
将刻相依為命辭
紅紫瓊葩 縁白の姿
牽牛花の美しさ 今に至りて遺こす
日中友好 広く 種を施く
将に刻まん 相依るは命を為すの辞
※牽牛花 :アサガオ
※相依為命:相手を思いやる気持ちがあれば生きていけるという意味
清朝最後の皇帝 愛新覚羅溥儀の弟 溥傑が大切にしていた言葉。
あらっ 使われている用紙にもアサガオが、、、じっくり目を凝らして探してみました、ちょっとニクイデスww
ある時『毎日新聞』紙上にアサガオの記事が載っていまして
偶々、私はその記事を目にし非常に関心を持ちました。
清朝最後の皇帝 愛新覚羅溥儀の弟 溥傑(溥傑は書家でもありました)と
その妻 浩(日本の旧侯爵・嵯峨家から嫁ぎました)の思い出の一コマで、、、
激動の時代が過ぎ、溥傑が特赦を受けた後の1961年、
妻の 浩が再会を果たすとき「日本の思い出に」とアサガオの種を買ってそれを携えて中国に渡ったそうですが、
そのときのアサガオが繰り返し可愛がられてご夫妻の子供へと受け継がれ、現在も美しい花を咲かせている・・・。
ざっくりとほんの一部を紹介すると、こんな感じの記事でした。。
それで、毎日書道会のSさんに「この記事にあるアサガオの種を欲しいです」 と我儘なお願いをしましたら
2020年1月の日本刻字協会展の東京都美術館会場に
安藤先生に3粒、私に3粒、大事そうに持って来てくださいました。
2020年夏 安藤先生は知り合いの植木屋さんにお願いして1本発芽〇
2020年夏 私は3粒全滅で芽が出ませんでした✖
2021年夏 私ついに、安藤先生から6粒頂いた中で2本発芽成功〇
ではその結果を見てください
大輪の見事な花が次々と咲いて、、、
あまりの美しさにご近所さんも早起きして見に来るほどになり
夏の間中、皆が愛おしい気持ちで眺めておりました。
Sさんどうもありがとうございます 感謝m(__)m
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