年金生活者(高齢者)に「読書」と「散歩」は大事だよ言えば「何今更?」「耳にタコ」となるでしょう。しかし「読書」はともかく「散歩」については密かに納得できる部分はあると思います。若い時は散歩なんて運動じゃないと思っていた。今まで時間がなくて通えなかったスポーツジムへこれからは毎日通うぞ。と思ってもイマイチ自信がない。下手すれば故障して逆に歩けなくなるかもしれない。ここは無理をせず散歩から始めるかと。それに比べ定年退職したからと言っても頭の方は大丈夫。大学や大学院に入り直して勉強しようかな。それとも語学とか最新のテクノロジーを学ぶのもいいかな。何しろ時間はたっぷりあるのだから。そこまで向学心に燃えてなくても活字はかったるい、今は動画の時代だ。となるかもしれません。
しかし、動画と活字は全然違います。スマホ(動画)を使うと頭が悪くなります。もっと正確に言うと集中力がなくなります。スマホ依存症の人は凄い集中力でスマホを眺めているようですが集中力は劇的になくなります。例えば「A」について調べようとスマホを開けると「Bの記事」が気になります。「Bの記事」の途中で「Cの動画」・・・と一つの対象に5分も集中できずに次から次へ。もしくは食事に集中できず「スマホ」、会話に集中できず「スマホ」歩行に集中できず「スマホ」よくある光景です。「マルチタスク」なんて言葉で誤魔化してもダメです。単に集中力がないだけです。10分いや5分も集中できない。
現役時代は仕事が忙しくて読書できなかった貴方!久しぶりに「読書」してみてください。1時間2時間と集中できますか。気がついたら片手にスマホ持ってないですか?メールが気になって集中できないなんて事ないですか。年金生活者は読書で集中力を鍛えましょう。