シニアは何歳まで働くべきかと問われれば私は69歳と答えます。何故ならシニアと一括りにしていますが個人個人事情が違うからです。答えになっていないですか?例えば「60歳になったらもう仕事はしないよ」という人がいたら私がいくら69歳と言っても「何処の馬の骨か分からない老人」の言う事なんかに耳を傾ける義理はないです。同じ様に70歳になって働かなくてはならない事情を持っている人も大勢いるでしょう。しかし、多くのシニアの方が「さっさと仕事から足を洗ってお気楽な年金生活に入りたいが、将来老後破産してしまいそうで不安だ。他のシニアの人はどう考えているのだろうか。私は何歳まで働くベきなのだろうか」と迷っています。迷っておられる方に対するお応えとして「69歳」と申し上げております。
そもそも「迷っている」と言うことは「贅沢は出来ないがなんとか生活は出来る」可能性はあると言うことです。ただ勇気がないだけです。仕事を辞めて将来「老後破産」する可能性は0ではありませんが「仕事を続けてて老後破産」の可能性だって0ではありません。それに比べて「年金生活」は魅力的です。「いやいや年金生活が幸せなのは最初の1年間だけだよ」とのお声もよく聞きます。「え?1年も幸せになれるの?それって最高!」と私は思います。
何故69歳なのでしょうか?例えば禁煙、禁酒に例えましょう。「今吸っている箱が空になったら」「ボトルが空になったら」と言う人は結局やめられない人が多いのではないでしょうか。本気で禁煙禁酒をする気があれば「キリのいい日」ではなく「今から」やめる「べき」です。
70歳がキリがいいので70歳でやめる「べき」と考えている人はその後も「キリのいい日」を先延ばしする可能性が高いです。漠然と70歳を考えて迷っている人は69歳一択です。
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