ぶらぶら日記

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音楽の話 (35)

2020-03-04 14:31:58 | 思い出
 ザ・フォーク・クルセダーズ(フォークル)の解散後、加藤和彦はいったんソロとなる。その時、北山修とのデュエット曲「あの素晴しい愛をもう一度」を発表する。

 その後、妻である福井ミカとサディスティック・ミカ・バンドを結成する。角田ひろ(後に高橋幸宏と交代)や高中正義などが参加する、今考えると贅沢なバンドだ。代表曲は「タイムマシンにおねがい」だろうか。バンド活動中にもソロシングル「家をつくなら」を発表と忙しい。

 福井と離婚した彼は、再びソロ活動に入り、今度は安井かずみと結婚し、「シンガプーラ」(作詞は安井)を発表。 とても柔らかい曲で、なんとなく育ちの良いお坊ちゃんという雰囲気。ここら辺に彼の才能を感じる。安井といえば私は、スリーディグリーズの「にがい涙」を思い出してしまう。

 その後、バンド活動をしたり、スーパー歌舞伎を制作したりと忙しい中、安井と死別。2002年、ザ・フォーク・クルセダーズをはしだの代わりに坂崎幸之助が参加して「新結成」する。自粛していた、「イムジン河」を発表。

 2009年死去。(自殺とみられている。62歳没)うつ病を患っていたことが分かった。


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