ぶらぶら日記

ぶらぶらしてます。

音楽の話 (34)

2020-03-04 06:40:09 | 思い出
 そろそろ関西フォークの雄、ザ・フォーク・クルセダーズ(フォークル)の話をしよう。私は67年に「帰って来たヨッパライ」を聞いたのを今でも忘れない。小学生、しかも低学年の私ですらその曲の面白さは分かった。テープの早回しなんてアマチュアだから思いつく全く斬新なアイディアだった。テレビの番組名は忘れたが、毎週人形劇みたいなものとともにかかっていたような気がする。

 フォークルは、アマチュアバンド(結成は1965年)で活躍して、その解散記念にLPを自主製作しようということになり「ハレンチ」を300枚つくった。その中にこの「ヨッパライ」やあとから有名になる「イムジン河」が収録されていた。その記事も当時少年誌か何かで読んだ記憶がある。で、ラジオで何度も何度も取り上げられ、レコード会社が北山修と加藤和彦にプロデビューも持ち掛け、はしだのりひこに声をかけて1年間限定でデビューした。

 デビューするとその「ヨッパライ」は爆発的に売れて一躍人気者となった。第2弾が「イムジン河」(映画:パッチギ!で有名)であったが、さまざまな理由で発売を自粛してしまう。その代わりに「悲しくてやりきれない」を急遽準備し発売した。

 最後のシングル「青年は荒野をめざす」を発売し、本当に1年で解散してしまう。


コメントを投稿