ぶらぶら日記

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音楽の話 (47)

2020-03-13 08:47:03 | 思い出
 音楽の話 (45)で簡単に谷村新司(チンペイ)に触れたが、彼が所属していたグループが「アリス」である。私は、アリスはフォークではなくて、ニューミュージックだと思っている。

 77年大ヒットした「冬の稲妻」以降はあまり興味がない。それからビッグなグループになったので、「冬の稲妻」以降はこのブログで取り上げる必要もないと思う。

 72年「走っておいで恋人よ」どデビューした。イントロはアコースティックギターで、男性ボーカルであるがかわいらしく粘っこいボーカルがまさにこれが私の知っているアリスだ。

 セカンドシングルは「明日への讃歌」、こちらはミディアムテンポのバラード風で、ストリングスも心地よい曲。と、全曲取り上げてもしょうがないので私の好きな曲だけ紹介する。「青春時代」はセイヤングでチンペイがディスクジョッキーをやっていた時、何度もレコードかけていた曲でよく覚えている。歌詞の「そして何かが壊れて落ちた。ア~」という部分が印象的。

 75年シングル6枚目「紫陽花」は、堀口孝雄(ベーヤン)ボーカル、ちょっと演歌っぽい曲だ。「今はもうだれも」はウッディ・ウー(69年)の曲だが、私はアリスが最初に知った。「遠くで汽笛を聞きながら」はイントロと間奏のエレキギターと「目を閉じたまま」と「暮らしていこう」の間のドラムがいいなと思っている。ベーヤンがボーカルを取ると演歌に聞こえるのは先入観?のなせる業か。

 そのあとはビッググループになったので皆さんご存じとおり。私は、マイナーなアリスが私のアリスだと思っている。高校時代、アリス好きの同級生がいて、その人はご多分に漏れず「冬の稲妻」以降しか知らない。私は「こんな曲しているか」とデビュー直後の曲を紹介したが「そんなの知らない」「今のアリスが最高」「知る必要がない」みたいな感じだったけ。それはそれがその人の考えである。人それぞれだ。


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