ぶらぶら日記

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音楽の話 (33)

2020-03-03 08:52:01 | 思い出
 実は、岡林信康の後のフォークソングの旗手が吉田拓郎以外にもいた。加川良である。

 私が、彼の名前を知ったのは、吉田拓郎のLP「元気です。」に収録されている「加川良の手紙 」という曲である。それだけ二人の仲が良かったのだろうと想像できる。

 後年、「教訓I」という曲を知った。この曲は「命や人生が一番大切」と当たり前のことを歌っているが、何か事件や天災が起こるたびに、この当たり前を守ることが時としてむつかしいことを思い知らされるのである。

 加川良は彼の世界があり、世間に合うとか合わせるとかそんなことはどうでもよいと思っていたのかもしれない。白血病で69歳で亡くなってしまう。


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