名古屋市中区にあるこう鍼灸院|自律神経失調症、メニエール病専門

頭痛、自律神経失調症、メニエール病の症状解説や鍼灸治療、セミナー活動などご紹介します。

胃腸の不調と鍼灸治療

2017年09月27日 | 鍼灸院日記
名古屋市のみなさんこんにちは

東区葵 愛大車道校舎前の

「こう鍼灸院」です

数日前の雨から

徐々に気温が下がってきました

本格的な秋の到来です

夏の疲れか

消化器系の症状の方が

増えています

そこで

今回のテーマは

「胃腸の不調」

についてです

人間は普段から

必要なエネルギーを

毎日の食事で得ています

栄養を体内に取り入れ

エネルギーに変換する役目を

胃腸が担っています

ところが近年

体質的に胃腸の働きが弱い

胃腸虚弱の人だけでなく

ストレスや食生活の乱れによって

胃腸の不調を

訴える人が増えています

胃腸の働きには自律神経が

大きく関係しているため

疲労
寝不足
温度
ストレス

などに大きく影響を受けます

自律神経は

活動時に働く交感神経

リラックス時に働く副交感神経

の二種類の神経が

バランスを取りながら

胃腸を動かしています


胃の動きと自律神経の関係



胃の働きが悪くなり

消化がうまくいかず

胃もたれがおきます



消化しようと動きすぎ

胃酸が多くなり胃を痛めます


上の図のように

自律神経のシーソーが

うまくバランスを取れなくなると

不調がおきやすくなります


胃腸は気候や生活環境

年齢などの変化に対して

敏感な臓器です

特に季節の変わり目や

引越し・就職・進学など

生活環境の変化により

胃腸の不調が

起こりやすくなります

当院でも

特に

夏から秋にかけて

胃腸の不調を訴える

患者さんが増えています

胃腸は冷えにも弱く

夏に冷たいものや

クーラーなどで

体に負担を掛けすぎると

この時期に

胃痛
胃もたれ
下痢
便秘
ガスがたまる

などの症状があらわれます

そんなときは

鍼灸治療が効果的です!!

胃腸の状態に

不安を感じる時は

ぜひご相談ください

自律神経を整え

胃腸の働きを正常にすることで

元気な胃腸を取り戻しましょう


こう鍼灸院

名古屋市東区葵2-3-13 みねビルディング1F
TEL.052-937-1189

こう鍼灸院ホームページへ

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台風と秋バテ

2017年09月20日 | 鍼灸院日記
名古屋市のみなさんこんにちは

東区葵 愛大車道校舎前の

「こう鍼灸院」です

先週末は台風18号が

日本列島を直撃し

気圧の変動や

急激な寒暖差によって

体調不良の方が増えている

ように感じます

みなさん

秋に入り体調不良を

感じていませんか?

もしかするとそれは…

秋バテかもしれません

「秋バテ」は夏バテの

兄弟のようなもの

と思いがちですが

原因と症状には

違いがあるのです

まず夏バテの

原因と症状は

暑さで体力が消耗し

食欲がなくなり

栄養が不足しがちになり

元気がなくなる

などです

しかし

ここ最近の夏バテは

数年続く猛暑のために

室内ではクーラー

外は猛暑といった

急激な温度変化に

さらされている環境から

自律神経が乱れたり

血の巡りが悪くなり

体に負荷がかかる

ことも原因となっています



秋バテとは

夏バテを解消して

体をリセットできず

そのまま秋に突入してしまい

・朝すっきり起きれない
・日中眠気におそわれる
・食欲がない
・お腹の調子が悪い(便秘や下痢)
・疲れやすい
・めまい立ちくらみがする
・イライラする
・憂鬱な気分になる

などの不調が現れることをいいます

秋は秋雨や台風なども到来し

天気(気圧)の変動が激しく

急激な寒暖差によって

自律神経の乱れがおき

不調が続いてしまうのです

また

秋の入口は

夏の感覚をひきずっていて

冷たいものの食べ過ぎ

涼しい服装など

知らず知らずのうちに

体を冷やしていることも

「秋バテ」の原因になります

思い当たる症状がある方は

まず自宅での対処法を

実践してみましょう!!


・お風呂でリラックス

ぬるめ(38℃~40℃)

の温度で

自分が「気持ちいいなー」

「長く入っていたいなー」

と感じる温度で

ゆっくりお風呂につかりましょう

副交感神経が優位にはたらき

自律神経を整えることができます


・軽い運動

散歩やウォーキング

など軽い運動をしましょう

1日の中で

意識的に「体を動かす」

ことを心がけるだけでも

効果があります

軽い運動をすることによって

セロトニンを増やすことができ

自律神経を整える

働きをしてくれます


・体を温めるものや
ビタミンB群を積極的に摂る

体温が1℃下がると

免疫力は30%低下すると

いわれています

体を芯から温める食べ物や

飲み物を摂ること

朝起きた時に

白湯や温かいお茶を飲むと

腸が温まり

消化や吸収を促進させます

また

ビタミンB群は

自律神経を整える

効果があるといわれており

積極的に摂っていきたい

栄養素の一つです

※体を温める食材

・ショウガ
・ねぎ
・かぼちゃ
・大根
・かぶ
・いも
・豆
・きのこ

※ビタミンB群が豊富な食材

・玄米
・豚肉
・卵黄
・イワシ
・サンマ
・しじみ
・バナナ

などを意識してみてください


・服によって体温調整をする



この時期は

寒暖差が激しく

体は対応に追われています

「冷え」は

体にさまざまな

不調をもたらします

かといって

外気温を調整することはできません

なので

衣服によって自分で

体温調整をしていくことが

重要となってきます

さっと上に羽織れるものを

一枚持ち歩くと良いです


・太陽の光を意識的に浴びるようにする

太陽の光を浴びることも

セロトニンを増やす方法の一つです

セロトニンは自律神経を

整える働きをしてくれます

特に

起床した直後の30分間

はセロトニンの分泌が

活発になるそうです

朝の散歩やウォーキングまでは

できなくても

午前中に起床し

カーテンを開けて

朝日を浴びましょう

自宅での対処法で

改善しない

そのときは

ぜひご相談ください

鍼灸治療で

自律神経を整え

血流を改善し

秋バテを解消しましょう!!


こう鍼灸院

名古屋市東区葵2-3-13 みねビルディング1F
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ムンプス難聴と鍼灸治療

2017年09月13日 | 突発性難聴・メニエール病
名古屋市のみなさんこんにちは

東区葵 愛大車道校舎前の

「こう鍼灸院」です

今回のテーマは

ムンプス難聴に関してです

当院では開院以来

突発性難聴やメニエールなど

の治療に力をいれております

ここ最近も

9月5日のニュースで

日本耳鼻咽喉科学会による

ムンプス難聴症例の全国実態調査

に関しての発表がありました

ここ数年季節を問わず

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)

にかかるお子さんが増えています

このおたふく風邪は

ムンプスウイルスの感染によって

耳下腺やあごの下にある

顎下腺の腫れ

発熱をなどを

伴う疾患です

特に

3歳~9歳のお子さんの

発症率が高いとされています



ムンプス難聴とは

おたふく風邪の原因である

ムンプスウイルスの感染が

耳に影響を与えることで

ひきおこす難聴です

おたふく風邪にかかった後

約1000人に1人の割合で

難聴がおこるという報告が

されています

名古屋市でも

おたふくかぜ予防接種の

費用助成制度がありますが

ワクチンに関して

定期接種化はしていません

日本は先進国で唯一

ワクチンが定期接種化

されておらず

接種率は30~40%と低迷しており

園や学校での大流行の原因と

なっているそうです

しかし

一般的には

おたふく風邪で難聴になると

知られていない為

今回全国的な調査が

おこなわれることとなりました

ムンプス難聴は

ウイルスが耳の奥にある

内耳と呼ばれる部分に

強いダメージを

与えることで起こります

そして治療による

聴力の回復が難しいとされている

難聴の一つです

おたふく風邪だけでなく

インフルエンザや

風邪などの

後にも

まれに難聴に

なってしまうことがあります

お子さんは自分の症状を適切に

訴えることが難しいため

難聴が見逃されている場合や

いつの間にか

聴力を失っているケースも

少なくありません

おたふく風邪などの後は

ご家族が注意して

様子をみておくことが大切です

そして

少しでもおかしいな?

とおもったら

1日でも早く

専門の鍼灸治療を

うけるようにしましょう

当院では子供の難聴治療も行っています

こどもに鍼治療なんて…

危ないのでは?

痛くて治療ができないのでは?

と心配される方もおられます

こどもは成長段階であり

精神・肉体的にも

感受性が豊かです

良くも悪くも様々な刺激が

素直に反応します

そのため

治療には軽く皮ふのツボに

触れるだけの刺さない

小児はりを使用します

痛みもありませんので

安心して治療をうけてもらえます

お子さんの耳症状

ムンプス難聴
中耳炎
突発性難聴

などなど

気になる症状がありましたら

お気軽にご相談ください


こう鍼灸院

名古屋市東区葵2-3-13 みねビルディング1F
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季節の変わり目と体調不良

2017年09月06日 | 鍼灸院日記
名古屋市のみなさんこんにちは

東区葵 愛大車道校舎前の

「こう鍼灸院」です

名古屋市も9月に入り

少しずつ涼しい時間帯が

増えてきました

今年は秋雨の訪れが早く

暖かな秋となるそうです

今回は

夏の終わりから秋口にかけて

いわゆる

季節の変わり目

に多い体調不良についてです

ここ数日は雨模様となり

気温が下がり湿度が多く

体調不良を訴える方が

とても増えています

また

お盆休みや夏休みが終わり

仕事や学校が始まると

生活リズムが変わります

一時的に頑張れていても

・なんとなく体が重い
・疲れが取れない
・頭がすっきりしない

などなど

これといった理由はないのに

なんとなく調子が悪い

体や気分がすっきりしない

という場合があります

病院に行っても

病名が分からないことも

よくみられます

そんな症状には鍼灸治療が

効果的です!!



鍼灸治療は

血流を改善し

自己免疫力を高め

自律神経を整え

体を元気にします

夏バテが続く

この時期に風邪をひきやす

なんとなく体調が良くない

などで

お困りの方は

お気軽にご相談ください

体調を崩される方が多い

季節の変わり目は

これからです

今抱えている不調を解消し

気持ちのよい秋を迎えましょう


こう鍼灸院


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更年期障害と鍼灸治療

2017年09月01日 | 婦人科疾患
名古屋市のみなさんこんにちは

東区葵 愛大車道校舎前の

「こう鍼灸院」です

少し暑さが落ち着いてきましたが

日中と朝晩の温度差で

体調を崩しては

いないでしょうか?

室温や服装に注意して

温度差に対応しましょう

さて

今回のテーマは

「更年期障害」

についてです

まず

更年期障害とは

日本産婦人科学会によると

『更年期にあらわれる

多種多様の症候群で

器質的変化に相応しない

自律神経失調症』

とされていますが

女性は閉経が近づくと

卵巣のはたらきが低下し

女性ホルモンの1つである

エストロゲンという

ホルモンの量が減少します

それに伴い身体に

さまざまな症状が

あらわれてしまいます

エストロゲンは思春期に入って

初潮を迎えたあたりから

作られるようになり

その後、急激に増え

20代~40代前半にピークを迎え

40代半ばから減少しはじめ

閉経の前後で急激に減少します

このホルモンは

月経・妊娠のコントロール

以外にも

骨量の維持
自律神経の安定
記憶力の維持

など

重要な働きをしています



更年期障害の原因は

卵巣のはたらきが低下して

女性ホルモンが減少するため

と耳にしたことはあると思います

では

卵巣のはたらきが低下すると

身体にどのような変化が

おきているのでしょうか

卵巣からは

女性ホルモンの1つ

「エストロゲン」が分泌されています

更年期までは

脳の視床下部にある

下垂体という部分から

「エストロゲンを分泌しなさい!」

という信号がでます

その信号をうけて

卵巣ではエストロゲンが

分泌されます

エストロゲンの分泌量が

十分になると

脳の視床下部に「もう十分ですよ」

と分泌報告がなされ

ホルモンの調節がされています

しかし

更年期になり

卵巣のはたらきが低下してしまうと

エストロゲンが十分に分泌されません

すると脳からは

「もっとエストロゲン
を分泌しなさい!!」

と信号がでるようになります

この信号が出れば出るほど

脳は混乱をきたします

視床下部は

からだの様々な機能を

調整する自律神経も

コントロールしているため

この混乱が自律神経にも伝わり

のぼせ
冷え
イライラする
急に汗がでる(ホットフラッシュ)

など

様々な不調が起きてしまうのです

他にも

・社会的な位置や環境の変化
・性格からくる心理的な要因

このようなものも

更年期障害の原因となります

鍼灸治療では

さまざまな症状を

体と心の面から

緩和していくように

治療していきます

これって更年期かな? 

と思ったら

鍼灸治療で

女性ホルモンと

自律神経のバランスを整え

不快な様々な症状を

楽にしていきましょう


こう鍼灸院

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