連日の雨を心配していたが、その日は朝から珍しく晴天。
朝9時ごろに出発し、ローソンで買ったおにぎりや「ちぢみ」を頬張りつつ高速に乗り、和歌山に。
今回の旅行は会社の福利厚生の提携施設である南紀のホテルに泊まる予定になっていた。
車の中で「旅行楽しみだねぇ~」とこいちゃんに声をかけると「旅行じゃないよ~(笑)ホテルだよ!」と一蹴された。
こいちゃんの頭の中で「旅行」=「車で寝る」ということに定義されてしまっているらしい。
興奮していたこいちゃんといっくんは車中で昼寝もせず「早く着こうよ~!」と騒いだ。
12時頃にホテル「東急ハーヴェスト」に到着したので、ホテルの表に位置する海岸の干潟で遊んだ。
丁度干潮だったため、こいちゃんといっくんに空になったコーヒーのカップを持たせてエビやカニを捕らせたりした。
しばらくはしゃいでから捕ったカニや貝にさよならをさせて「とれとれ市場」に向かった。
「とれとれ市場」館内は広く、大型水槽やマグロの解体ショーのステージなど活気あふれる物だった。
当然、海鮮料理が充実していて、サーモンいくら丼、海鮮ラーメンなど、ネタが新鮮だからかどれも美味しく、子供達は明らかに胃袋のキャパを越えているであろう量を食べた。
朝から飛ばしまくっていたいっくんは昼食後ひとぐずりしてから、キッズコーナーに備え付けられたベビーベッドですやすやと昼寝をした。
かなり広いキッズコーナーにはベッドだけでも6個ほど、オモチャの車や家や滑り台などもたっぷりとあり、沢山の子供達が入っても喧嘩など無縁の様な気がした。
こいちゃんは、いっくんが寝ている間中遊びきれない程の遊具と本に目を白黒させながら大喜びで走り回った。
その間、大人達も一休み、である。
いっくんが起きてからホテルに到着するとまた雨が降り始めていた。
ホテルは海岸が目前だが、温水プールと屋外プールがあった。
雨を理由に泳ぎたがるこいちゃんをなだめてから大浴場で汗を流した。
再び車に乗り込み、「とれとれ市場」のすぐそばにある「いただき亭」で夕食。
「しらす丼」や「地鶏の厚焼き卵」などがとても美味しく子供達はやはりよく食べ、最後に頼んだ「にゅうめん」も殆ど平らげた。
ここでもどう考えても子供達の胃袋はキャパオーバーである。
ホテルに帰り、翌日の着替えを整理していると、こいちゃんといっくんのパンツやズボンがない。
昼の海岸で着替えた分と、何故か最近失敗するいっくんのトイレに、全て出尽くしてしまっていた。
仕方なく、こいちゃんといっくんが眠ってからも暗い室内で洗面所のライトだけを付けて二人のパンツを洗い、ドライヤーで乾かす。
こうゆう土壇場的な所は普段のキャンプとあまり変わりがない…
とりあえず翌日の着替えを確保してからホテルの6階からの海を眺めながらビールを呑んだ。
対岸の明かりを眺めつつ「ここら辺に共有制のマンションでも買っておくか」等と大きな話にも花が咲いた。
翌日は雨であった。
朝ご飯に近くのモスバーガーで、雨の海を眺めながらハンバーガーを頬張った。
雨でも見に行ける場所を、と言うことで「白浜エネルギーランド」(リアルとバーチャルの両面から錯覚エンタテイメントをとことんまで追求したアミューズメントパーク)に向かった。
大人1800円、3歳以上500円と、割と高めではあったが、なかなか面白かった。
またもや「とれとれ市場」に向かい、昨日呑んだ美味しい地ビールを買い、昼食を採り、そこを出てからは、雨がひどくなった。
叩き付ける雨の中、大阪に向かい高速に乗ると暫くしてから子供達は眠ってしまった。
今回は雨のせいもあり行き先が制限されたが、普段どおり「のんびり」「いきあたりばったり」の旅行で心身共に無理のないリフレッシュ旅行となった。
自宅に戻り、昼に余分に買い込んでいたおにぎりのあまりを晩ご飯にした。
旅行前に冷蔵庫に入れておいたおみそ汁を口にし、なんとも言えない安堵感に浸りつつ、今回も「また行きたいね」と話せる旅行が出来たことが嬉しいと思った。
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