ksfactory kumiのブログ

湘南平塚をホームに活動している、ボディ・エネルギーワークの山田久美子のブログです。
ぼちぼち更新(^^)お願いします!

ありがとうございました。《徳川刀の世界》粟田口2

2023年04月24日 | 徳川刀の世界〜44swords for TOKUGAWA〜
こんにちは♪久美子です。
今日も観に来てくださって、
ありがとうございます😊

先日の22日に開催されました。
《☆徳川刀の世界☆〜41swords of TOKUGAWA》
ご参加ありがとうございました🙇

刀派“粟田口”2としてお伝えさせていただきました。

私からは、名古屋の徳川美術館で見学させて貰った鯰尾藤四郎と後藤藤四郎の二振り。
小薙刀から脇差になった《鯰尾藤四郎》。
直刃(すぐは)の多い粟田口の中で新しい試みを試した《後藤藤四郎》。

伝来を見てもとても大切にされて来た事がわかります。

また、炎🔥から産まれた刀剣が大きなダメージを負うのもまた炎🔥であり、刀剣として利用出来なくなってしまったのに、無くしてしまうのにはあまりにも惜しいという事で、再刃(焼き直し)をされて現在に至る経緯などは、やっぱり思い入れが大きいのだと思います。

物が少なかった時代。
そして、それまで大事にして来た持ち主の思いなど様々なものが入り乱れて再刃されたのかな?と思ってしまう訳です。

大河ドラマでは、『金ヶ崎の退き口』は秒で終わり、姉川の戦いに入りました。
ドラマを観ながら、この時にはすでに信長さんの腰にいたかも?とか、
秀吉さんの刀は?忠勝さんの槍は?とか、
ちょっと違う視点でも楽しんで居ます😊


次回も5/24茅ヶ崎での開催です。
粟田口3としてご紹介させていただくのは、
平野藤四郎、信濃藤四郎、包丁藤四郎、毛利藤四郎の4振りとなります。

単発での参加も、初心者の方🔰も、初めましての方も、大歓迎❗️
平和な時代を作って来た刀剣達からパワーを貰いませんか?





2023.4.5 『湘南のお江戸 すごろくツアー』2

2023年04月08日 | 湘南のお江戸すごろくツアー
こんにちは、久美子です。
今日も観に来てくださって、
ありがとうございます😊

さて古民家の(旧和田家)から直ぐ側の
茅ヶ崎市博物館へ。

旧和田家の様な平屋の作り。
一見すると博物館⁇って感じです。

手前には小川が流れていて、立ち入り禁止🚧となっていますが、見ているだけで川岸に降りて行きたくなる位😁

今後、ビオトープとか作れそうな感じ。

館内はおおよそ、撮影は大丈夫そうですが、展示品によっては、ダメ🙅‍♀️な所もあるので、表示に気をつけてください🙇‍♀️

考古学、生物学、民俗学などきっちり分けられて居るわけではなく、初めはどうも落ち着かず少々戸惑ってしまいましたが😅

別々の分類よりも流れ、びっくり箱‼️の様な雑多な感じに次に何が出て来るのか?
きっと何かの意図が有るんだと思います。

考古学的な土器や貝塚の遺物。
茅ヶ崎に生息して居る動植物。
更に、近世に茅ヶ崎に造られたサナトリウムの
《南湖院》など様々な展示物を見る事が出来ました。

また、図書の貸し出しもあり、興味をそそられた本も何冊か😁
しかも、無料って❗️
飾りつけも可愛らしく、編みぐるみの土偶?埴輪?が個性的😁

また図書の棚の一角に大岡越前守が!

ひっそりといらっしゃいました😁
もっと主張させても良いかもですね。

さて、ここからランチの場所まで移動
🚗=3=3=3

モキチカフェさんへ。
オーガニックのお野菜も売っていて、皆さん購入されていました。
(私は残念ながら、前日にスーパーで購入したばかり😖やっちまったぁ〜)

軽くランチを食べながら、
時代劇に出て来る、
『与力』『同心』『岡っ引き』の話。
大岡越前守と言えば、町奉行。
その部下達の話をさせていただきました。

この3つの職業はどう違うのか?
また、ドラマで出て来る『銭形平次』や『中村主水』はどんな立場でどんな仕事をしていたのか?
また、『鬼の平蔵』と呼ばれた長谷川平蔵の
《火付盗賊改方》と町奉行はどう違うのか?など
聞いた事はあるけれど、ちょっとその差が判らない⁉️そんな話😁

現在は時代劇も少なくなっていますが、私達の年代は馴染みがありますから、今後、再放送や動画など見る時にちょっと気になって観てもらえると嬉しいです😃

来月は、平塚で開催します。
紀州徳川家や水戸徳川家の大元の『おまんの方』縁のお寺と中原御殿からの流れでも大事な場所のお寺を巡ります。

詳細が出来次第ブログにも上げさせていただきますね!

ここまで読んでくださって、
ありがとうございました😊




2023.4.5 『湘南のお江戸すごろくツアー』ご参加ありがとうございました。

2023年04月06日 | 湘南のお江戸すごろくツアー
こんばんは〜久美子です。
なんだか、すっかり花散らしの雨ですね。

今日も観に来てくださって、
ありがとうございます😊

さて、昨日は
第4回の『湘南のお江戸すごろくツアー』でした。
ご参加ありがとうございました😊

昨日は天気も良く、名残りの桜を楽しみながらのツアーとなりました。


旧和田家

良い感じ😊

今回の舞台は“茅ヶ崎”!
加山雄三さんやサザンのイメージが強強ですが、北側は穏やかな丘陵地が連なります。
元々は、縄文や弥生時代の貝塚なども有り、古くから多くの人達が拠り所にしていた場所。

遠く無い所に、平安時代の国分寺の史跡も残っています。

先ずは、茅ヶ崎市民族資料館へ。

散り際の桜と古民家。
良い感じです😁
防火用の散水機も設置してあって、大事にされて居る感じ。
お世話して居る方々が、縁側で打ち合わせ?
お喋り😆していて、お弁当でも広げたい感じでした。





大きな土間に囲炉裏、機織り機も設置してあって、当時の様子が垣間見えます。
天気も相待って、とても気持ち良い深呼吸が出来ました😁

続いては、すぐそばの
《浄見寺》さんへ。
こちらは、『大岡越前守』を輩出した“大岡家”の菩提寺


元は岡崎の出ですが、ここに所領を貰い代々のお墓はここに有ります。

ここで、りょうこさんから大岡越前守の功績などの解説をしてもらいました。
目安箱の設置、小石川養生所、火消し組の設置など様々な功績がありますね。

お墓参りに来られる方や散策に訪れる方などもいて、静かですが、賑わいのある感じ。

ご本尊は、六臂の弁財天様。
六臂は珍しいです。


大岡家の墓所。
ここに、平塚中原御殿側の鷹狩場を守って、伊達政宗さんとやり合ったお父さんもいます😊

大岡越前祭には、東京(江戸)から鳶の方々が来て、木遣り唄などを奉納されるとの事。

その後、これまたすぐ側の
《茅ヶ崎市博物館》に向かいます🚗=3=3=3

続く。









2023.3.24 伊勢原 (伝)大友皇子陵へ。

2023年04月01日 | 西湘探険隊
こんにちは、久美子です。
今日も観にきてくださって、
ありがとうございます🙇‍♀️

さて、浄発願寺→奥之院の後は、丁度中間あたりに有る(伝)大友皇子陵へ。

こちらも2度目のご挨拶🙇‍♀️
以前は弱々しい松が植ってましたが、ちょっと見当たらず、大きな椿と山桜の花が目を引きました。




乙巳の変(大化の改新)の中心人物である、
中大兄王(天智天皇)の嫡男にして、皇太子であった大友皇子。
《あさきゆめみし》の世界。

天智天皇の死去後、叔父の大海人皇子(天武天皇)とその後継を争って(壬申の乱)敗れ、
自害したとされる悲劇の皇子。
そのお墓が伊勢原にある。

まぁ、歴史書はその時の権力者が(良い様に)書き換える可能性は常について回りますが、石碑によると、
どうも、『天皇の皇子が争いの際にこの地まで落ち延び、ここで亡くなったので、ここに埋葬してお祀りします。』
という私的ザックリ訳。

まぁ、なんとか逃そうとしてくれた人が居た位には慕われて居た様です。

前述の通り、大友皇子は《皇太子》として立っていた訳で、その流れならそのまま《天皇》に即位するのが順当。
しかし、大友皇子が皇太子になる前の皇太子は大海人皇子だった。
天智天皇が息子に継承を希望し、それまでの天智天皇のやり方(意にそぐわない者は粛正)を知っていた大海人皇子は皇太子を退位し、吉野で隠棲。
そして、新たに皇太子になったのが、大友皇子。
という訳。

『全部、天智天皇のせい』とも言えるかも知れない。

もし、大友皇子と大海人皇子が協力し合う事が出来たのなら。
大海人皇子に大友皇子が仕える事が出来ていたなら、
どんな倭国(日本)になっていたのか?

哀しいかな、両雄並び立たず。
己の正当性をお互いに主張し合った末の顛末。

大友皇子の陵から見えるのは、山々と花そして鳥の声。


煌びやかな都とは違い、敗戦の果ての東下り。
しかも山間部にひっそりと暮らす元皇太子。
本人は何をしたかったのか?
もしかしたら、再起を図っていたのかも知れない。

正当な嫡流と時代の流れは相容れない時があり、そこに悲劇は生まれた。
今の私達はそこから何を読み解くのか?

《戦、乱、変》様々な事情があり激突する両者。
今でも続く争いの大元は昔から余り変わらないのかも知れない。
歴史的な事象をどの立ち位置で観るのか?

その事象は未来の人達の評価によって変わるもの。
それは現在でも変わらない事ですね。


*管理は側にある石雲寺さんが管理していて、石雲寺の境内にも石塔があります。
古代のロマンに浸ってみませんか?






2023.3.28 伊勢原 浄発願寺へ。

2023年03月30日 | 西湘探険隊
こんにちは、久美子です。
今日も観に来てくださって、
ありがとうございます😊

神奈川では桜🌸が真っ盛り❗️
週末も久々にお天気も良さそうですね。
週末のお花見🌸を検討されている方、
お勧めスポットでもありますよ😁

神奈川の伊勢原にある『浄発願寺』です。



伊勢原駅からバス🚌(日向薬師行き)終点から徒歩でも10分位。
車🚗なら多くはありませんが駐車場あります。
車でもかなり上ります。

観音様で有名な《日向薬師》さんですが、もっと上流。
山の中に有る古刹です。

開祖は、木喰(木の芽や草のみを食べながら、各地を遊行しながら修行をしていたお坊さん達)の弾誓(たんせい)上人により、開かれた天台宗、弾誓派の総本山。

徳川家康からの厚い庇護を受け、他にも佐竹氏や藤堂氏などからも厚い信仰を受けていたとの事。

元々は、もっと上流にあった本堂が災害に遭い、現在の場所に移されています。

また、このお寺は《駆け込み寺》としても有名です。
当時、《殺人》と《放火》を犯した者以外は、ここに駆け込むと助けられたとの事。
当時から何か犯罪を犯す人にも理由があるとの考えからかと思います。

一般的?なお寺というより、ちょっと印象が違う感じ。

こちらに伺うのは2度目。
前回は肌寒い雨の日でしたが、今回は桜に迎えられました。


ここから更に徒歩で10分ほど(車では約2分)上流に行くと、上発願寺の奥之院の入り口へ。
(駐車スペースは3〜4台分有り)

川を渡り、
閻魔堂跡地と山門の跡地へ。



廃仏毀釈の関係か?
頭部を落とされた石仏が並びます。
更に落とされた頭部に石が積まれていて、心穏やかではいられませんでした😅

かって、弾誓上人が修行をしたと言われる岩谷に向かいます。
当日は午前中が雨で午後からは雨が上がり、濡れた杉の葉などで滑りつつ、息を切らせながら登ります。

周囲は杉の木立、そばを流れる川と鳥の声に励まされながら、登りました。
(何度引き返そうと思った事か😅、不安に有る距離です)

ようやくたどり着いた53段の階段。

なんでも、第四世の空誉上人が江戸幕府から乞い受けた53人の罪人が、本堂に続く最後の53段の階段を作ったとの事。
(もちろん修復されています)
ここで、働きながら自分達の罪を悔い改めて、やがて全員が放免(許された)との事。

その途中にも、頭部を失った石仏や供養塔、参詣記念の塔などが所々並んでいます。
石仏の中には、大陸風の衣装にも見える物があったり、このお寺の存在意義は、もしかしたら、一般的なお寺とは違ったものだったんだろうと思います。

本堂跡地


必要最低限の手入れがされている様子で、
《木喰》の生活感が残っている様な気がしました。

今回、奥之院まで来た事で、感じたのは、
《間(はざま)》という感覚。
生と死、犯罪を犯す者と犯さない者、自然と人工的な物、現世と異界。
そんな全く違う様で、紙一重の《間》という印象を強く感じました。

紙一重なんだけれど、全く違う世界、価値観、がそこにあって、私達はどちらにも足を簡単に踏み入れる事が出来る。
『どちらを選ぶのかは?貴方次第です。』

そんな事を問われている様に感じた奥之院でした。

(運動不足のツケで翌日しっかり筋肉痛❗️
翌日に来ただけ良しとします😅)

上発願寺に来られた際は是非奥之院まで❗️

最後まで読んでくださって、ありがとうございました😊