ふと振り返ると、
ながい 長い 影法師が見えてくる。
© Kunio.Takeuchi
http://blog.goo.ne.jp/kt9292
外は寒くても、
内の穏やかな陽だまり、
心和む。
今年もこの季節、
この色が季節を描く、
銀杏を拾う人を見つけた。
最高なひと時、
富士も目に入らず、
期待に膨らむ。
家族って
寄り添うことか
静かに重なる。
むかーし
昔の田んぼの稲刈り。
つい、思い出す。
秋の真っ盛りに
今年も逢えた。
豊年を祈った。
惜しみながら
時のたつ風を追いかけてしまう
踊れるだけ踊って
そして流されて
遠くへ伝えて欲しいことがある
もう7年の歳を数えて
記憶を飾る風景。
憧れと追憶に迷う。
もう何年も見ていない朝陽
あの場所から
やり直し、戻りたい歳月がある。
静寂な公園の中に一人
念じているのか、悩んでいるのか、
いや楽しんでいるんだろうか。
こんな夜明け
なんに期待しようかと
言い聞かせる。
美しかった桜、
いつか散る覚悟で咲いた。
今も綺麗だ。
いつもの風景は
いつの間にか雨が変え、
もうあたりは春に着替えはじめた。
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