夕陽の襲来

この光

染め眩い襲来

辺りをすべて黄金に染め狂う

© Kunio.Takeuchi 

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語りかけてて欲しいときに

隠している気持ちなどない

辺りが澄みきれば

見えないものが映るだけさ

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今頃は凍て寒かろう

あの時の

暖かい日差しは

今は消え失せ

灰色の世界なのか

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ひとり歩む

歩み

心浄まらむ

そして　また

途をあゆむ

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潮騒に呼んでみたい

呼んでみたい

過ぎ去った　時代を

岩陰から　甦れ

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誰を待つの

何を待つんだろう

誰を　待っているのか

きっと

思い出しているんだろう

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惜しみ訪ねる日

暮れて行く

次の訪れを待って

訪ねる

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これからが朝

さー　いざ

昇る　今日を始める

これが合図

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静かなる朝が焼ける

闇に待つ

そして　波がたち

風が横切り　染めた

紅が映る

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あの頃の景色

こんな時代もあったねと

思える日が

来るのだろうか

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散歩世代の自分が映る

この季節

散歩にあう陽射しに

時間だけが　過ぎる

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陽射しを浴びて

眩しく　

秋に染み入る

ほとばしる

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