あの伝説の書の著者、長沼伸一郎さんが30年ぶりに本をお出しになった。今回はなんと経済数学の本である。 . . . 本文を読む
「Excelで学ぶデリバティブとブラック・ショールズ:藤崎達哉」
「増補版 金融・証券のためのブラック・ショールズ微分方程式:石村貞夫、石村園子」は「微分方程式の解法」をメインにした数学教授によって書かれた本であるのに対し、本書はデリバティブの実務を解説した本だ。著者はデリバティブ市場でプライシングツールを開発された経験を持ち、現在この分野のコンサルティングや講師として活躍されている。
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「増補版 金融・証券のためのブラック・ショールズ微分方程式:石村貞夫、石村園子」
「世界一やさしい金融工学の本です:田渕直也」に引き続き金融工学本を読んだ。今回のは数式満載の金融数学書である。理数系学部の学生から見ると「初等的な数学書」といえる部類だ。一般の「啓蒙書」のような感覚で読むことができるだろう。著者はお二人とも数学がご専門であり、経済学や金融系の方ではない。
ブラック・ショールズ方程 . . . 本文を読む
「世界一やさしい金融工学の本です:田渕直也」
物理、数学ブログなのにどうして金融工学?と思われる方もいらっしゃるだろう。もちろん数学の知識を使って儲けようと企んでいるわけではない。どちらかというと僕は損をする方が得意である。(笑)実を言うと先月からの想定外支出は20万円を超えてしまった。頭が痛い!
昨年のゴールデンウィークに読んだ「確率論:保江邦夫」でブラウン運動を記述する「確率微分方程式」や . . . 本文を読む