これは事故ではなく事件だった。
陰謀論、不都合な真実という言葉が頭をよぎる。とりあえず本を読んで著者が何を書いているのか確かめてみよう。それが妄想なのかそうでないかは読んでから考えることにしよう。 . . . 本文を読む
SNSのTLでこの本を見る機会が増え、先月あたりから読んでみたいと思うようになった。もしかすると過激なトンデモ本、陰謀説に影響された本なのか、それともちゃんとした本なのかを見極めるにはAmazonの内容紹介だけで判断するのは無理だと思ったのだ。結局これは読んでみて正解。トンデモ本でも陰謀説本ではなかった。 . . . 本文を読む
Over 30 years after its completion, the definitive edition of anti-war manga is still read not only in Japan but in more than 20 countries around the world. Based on his experience of being exposed to the atomic bomb that was dropped on Hiroshima, the author Keiji Nakazawa's representative work depicts the terror of the atomic bomb, the preciousness of life, and a strong desire for peace. . . . 本文を読む
原爆やヒロシマという言葉で連想するのは「鎮魂」や「慰霊」だ。しかし、この作品にはゲンや当時の広島市民が持っていた「原爆を投下したアメリカへの怒り」や「投下直後に広島入りし、被爆者を標本として扱った原爆傷害調査委員会(ABCC)への怒り」が描かれている。 . . . 本文を読む
7月初めに知り合った女性にプレゼントしたのが、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』だった。こういう分厚い本は児童書であってもよく考えてから贈ったほうがよい。昨今は物語や小説などを読まない人が増えているから、ありがた迷惑にならないよう注意したい。 . . . 本文を読む
世界中でベストセラーのこの小説を、ようやく読み終えることができた。とはいっても本ではなくAudibleの朗読で聴き終えた。老眼が進んでいるから、このような長編小説を読破するのはかなりつらい。それに朗読ならば移動中に聴けるから時間を有効活用することができる。 . . . 本文を読む
児童書だからもちろんハッピーエンドだ。しかし、この本は「ああ、よかった!」で終わるように単純ではない。何かを得れば、何かを失うことになる。クリスマスイブの奇跡で得られたものはクリスマスイブ以降には持ち越すことができないのだ。それでも奇跡を体験する前と後では確実に何かが変わっている。これがこの物語に深みを与えているのだと僕は思った。 . . . 本文を読む
本書は20世紀になって発見、証明された『人間の理性には超えられない限界があるという、アロウの不可能性定理、ハイゼンベルクの不確定性原理、ゲーデルの不完全性定理という「選択(経済学、社会学、その他)」、「科学(物理学)」、「知識(数学、論理学)」の領域に与えた3つの衝撃』について、一般の方にも読みやすい軽妙でユーモラスな討論形式で紹介した本だ。 . . . 本文を読む
ビジネス英語は、まったく問題ないし理系書籍であってもストレスなく読める。しかし文学書となると話は別だ。できれば英文慣れしたいし、語彙や表現も豊かにしたい。かといって英文学に挑戦するのは大変だ。しかし、日本語で読んでからであれば、情景はすぐ思い出せるし、知らない単語や表現であってもおよその見当がつく。 . . . 本文を読む