「基礎編」、「研究編」、「研究編 増補版」を読み、四則電卓、メモリー機能、開平(ルート)機能、プログラム機能、関数計算機能がどのように実現されているか、そしてどの程度複雑なものかを知ることができた。自分で電卓が作れるようになったわけではないが、「電卓を作りたいという妄想」や「加減乗除と小数の計算手順を理解したい」という当初抱いていた夢は実現することができたと言ってよいだろう。 . . . 本文を読む
そもそもの発端は10年前、100円ショップのダイソーで100円の四則電卓を見かけたことだった。日常よくある光景である。その日はとても暑く、ぼんやりその電卓を見ているうちに、自分が電卓のしくみをほとんど理解していないことに気がついたのだ。たかが100円の電卓である。理数系を標ぼうしているのに、これはなんとしたことか。 . . . 本文を読む
カシオ計算機から関数電卓の新モデルが2機種発表された。8月2日発売である。小学生からプログラミング教育が行われようとしているが、関数電卓を1台ずつ与えたほうが、科学教育にはずっと効果的だと思った。√、sin, cos, tan, log など、未知のキーに興味を示す子供がでてくると思う。 . . . 本文を読む
今回紹介するfx-502P (1979)は「世界初の手帳型プログラム関数電卓」だ。そして2年後に発売されたfx-602P (1981)はプログラミング容量を2倍に増やした後継機種。 . . . 本文を読む