日曜は久しぶりの映画デート。
映画好きでQueen好きの友達と11月9日から上映中の映画『ボヘミアン・ラプソディ(2018)』を観てきた。映画というよりライブを聴いてきたという感じである。前回彼女と映画を観たのはほぼ1年前で『ドリーム(2016)』だ。2人ともこの1年にいろいろあったなぁと、ときたま会うとそれぞれの人生を確認する機会になる。
チケットは予約しておいてもらったのだが「応援上映」というほうの回だ。これだと上映中に拍手したり歌ったりできる。もうひとつの通常上映だと、ずっと静かにしていなければならない。
TOHOシネマズ新宿のフロントで11時45分に待ち合わせ。友達は先週の日曜に観ているから、今回で2回目。
パンフレットはすぐ売り切れるから、上映前に買っておくとよい。
もちろん満席である。映画開始後、すぐに目がしらが熱くなってきた。何度も聴いている曲なのに、こみ上げてくるこの感動は何なのだろう。。。彼らの経歴も知っているし、ネタバレという言葉が当てはまらない不思議な感覚。
来日間近!Queenの来日を振り返る
https://matome.naver.jp/odai/2147427934448171701
知っておきたいクイーンの歴史
http://www.neowing.co.jp/feature/1609queen_shmsacd
生でQueenのライブを見れなかったことを、友達はとても残念がっているのが可笑しかった。初来日は1974年で生まれていなかったし、最後の来日の1985年でも4歳になったばかりなのだから無理というもの。
「だから、この映画でライブのように体感できるだけでも、すごく幸せ。できるなら、Queenのライブを生で経験していた人と知り合って当時の話を聞きたい。」
あいかわらず、コアなファン魂を見せている。
僕にしても1974年は小学5年生。キャンディーズや天地真理に熱を上げていて、クラスの一部の女の子がKISSだのQueenだのと話題にしていた程度。あとベイ・シティ・ローラーズのほうが人気があったような気がする。ロックバンドは小学生にはまだ縁遠く「口から火を吹いて過激なのがKISS、メロディーがきれなほうがQueen」という違いがわかる程度だった。
中学時代はABBAとオリビア・ニュートン・ジョンが中心。英語がわかりやすかったからだ。高校から大学にかけては、音楽をあまり聴かない生活をしていた。それでも1985年、大学3年のときにライヴ・エイドはテレビでときどき見ていた。(Queenのライブを見た記憶はない。)今になってみると、チケットを買ってライブを聴きに行けばよかったと思う。
『ボヘミアン・ラプソディ』ScreenX版はライヴ・エイドが見せ場に 音楽映画ならではの臨場感
https://realsound.jp/movie/2018/11/post-278418.html
『ボヘミアン・ラプソディ』ライヴ・エイドのシーンは全曲フル版が存在、「近いうち観られると思う」 ─ 「愛という名の欲望」バスタブ作曲シーンも撮影
https://theriver.jp/br-shot-live-aid-full/
映画の字幕には英語の歌詞のほかに日本語訳も映される。友達は英語の勉強意欲をくすぐられたようで、英語をしっかり学び始めるのだと誓いを立てていた。勉強の役に立つかどうかわからないが、歌詞の日本語訳が読めるページを載せておこう。
Queen: 歌詞の日本語訳
http://blog.livedoor.jp/queen0203/archives/cat_33811.html
Queen: 歌詞の日本語訳、英語のカタカナ表記
https://lyrics.linkpalette.com/category/ka-gyo/queen
【洋楽歌詞和訳】Bohemian Rhapsody / Queen (クィーン)
http://www.yogakuhack.com/entry/bohemianrhapsody_queen
CDも買っておこうかと思ったが、友達はすでに持っているようだし、この映画のサントラCDと同じのがApple Musicに見つかったので、こちらで聴くことにした。Amazon Musicでも販売されている。
Bohemian Rhapsody (The Original Soundtrack): CD Amazon Music Apple Music
映画のオフィシャルブックはこちら。
「BOHEMIAN RHAPSODY THE INSIDE STORY THE OFFICIAL BOOK OF THE FILM ボヘミアン・ラプソディ オフィシャル・ブック」(Kindle版)
内容:
伝説のバンド“クイーン”とそのボーカル、フレディ・マーキュリー―音楽史に残る偉大な彼らの足跡を描いたのが映画『ボヘミアン・ラプソディ』だ。本書は、映画製作の過程を通じて、様々なエピソードをあきらかにしていく。フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコン、ジム・ビーチ、ジョン・デイヴィッド、ポール・プレンター、メアリー・オースティン、ジョン・リードらを演じた役者たちや本人、当時を知る人物への取材によって、浮き彫りにされる伝説の人物たちの真実の姿。また、世界で計84か国に衛星同時生中継された20世紀最大のチャリティーコンサート「ライブ・エイド」でのパフォーマンスを始め、当時としては画期的だった「ボヘミアン・ラプソディ」のレコーディング・セッション、現在のMTVの先駆けとなった「ブレイク・フリー」のプローモーション・ビデオの撮影の裏話など満載。映画のメイキングと共に、当時の姿を収めた写真170点を収録。
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2019年4月20日に追記:
Blu-ray、DVD、Prime Videoが購入できるようになった。
「ボヘミアン・ラプソディ DVD、Blu-ray」(Prime Video)
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映画館を出て、西口地下の喫茶店で軽くお茶をした。おそらく次に一緒に観に行くのはアポロ11号の偉業を描いた『ファースト・マン(2019)』(公式サイト)になるのだろう。来年2月8日公開予定。
『ボヘミアン・ラプソディ(2018)』は公開されたばかりである。見どころはラスト21分のライヴ・エイドのシーンだ。ぜひ映画館で楽しんでいただきたい。11月24日はフレディ・マーキュリーの命日である。僕もあともう一度か二度は観に行くつもりだ。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』公式サイト
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
映画『ボヘミアン・ラプソディ』最新予告編が世界同時解禁!
ラミ・マレック主演!映画『ボヘミアン・ラプソディ』予告編
映画『ボヘミアン・ラプソディ』メイキング映像「フレディになるまで」
Queen - Live at LIVE AID 1985/07/13 [Best Version]
Live Aid | Bohemian Rhapsody (2018) - scene comparisons
Queen - Somebody to Love [High Definition]: ミックスリスト
Bohemian Rhapsody (Live at Wembley 11-07-1986): ミックスリスト
MICHAEL JACKSON & FREDDIE MERCURY There Must Be More to Life Than This
David Bowie & Freddie Mercury
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2018年11月25日に追記:
フレディ・マーキュリーの命日は11月24日。今年の命日の翌日は日曜日だ。もう一度この映画を観に立川の映画館まで行った。もちろん1回目と同じQueen好きの友達とである。今回は「極上音響上映」。まあ、これがとにかく凄い。予想していた音質をはるかに超えていた。エンディングのライブ・エイドのシーンなどは、まるでこのライブに来ているような錯覚に陥る。2回目の感動は1回目を上回っていた。
“極上音響上映”仕掛け人が語る、これからの映画館のあり方「ほかの視聴環境では味わえない体験を」
https://realsound.jp/movie/2015/12/post-589.html
映画が終わり外に出ると、立川駅前はクリスマス・イルミネーションに彩られていた。
友達はこの次は「IMAX上映」を観に行くのだという。予定が合えばご一緒したい。
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2018年12月16日に追記:
同じ友達と新宿歌舞伎町の同じ映画館で「IMAX上映」を観てきた。これまで観た中でいちばん臨場感があって感動がさらに高まった。
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リアルで映画を視る環境ではないのですが、何らかの手段で視たい映画d絵す。
はじめまして。初来日ライブをご覧になった方からコメントをいただけるなんて、とても光栄です。ありがとうございました。
しばらくすると、この映画のブルーレイやDVDも発売されるでしょうし、Prime Videoとかでも見れるようになるはずです。そのときは、この記事にリンクを追記する予定です。
裏話などを読んで、なるほどと思ったりします。
当時は、「クイーン」の曲を聴いて流行ってる歌だなと思うていどでしたが、1970年代はキラ星のようにグループや歌手があらわれました。
コメントありがとうございます。顔が似ていて、そして歌声も似ているという人を探すのはほとんど無理ですよね。それがフレディ・マーキュリーだとなおさらです。
もののはじめのiina様のお書きになった記事を読ませていただきました。この映画を観る人がますます増えることでしょう。