あるクリスチャン理学療法士の思いつき日記

クリスチャン理学療法士の私
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NHKスペシャル「ヒマラヤ8000m峰 全山登頂に挑む」

2012年12月13日 | 気になるニュース
NHKスペシャル「ヒマラヤ8000m峰 全山登頂に挑む」
標高8000メートル。酸素が薄く「死の領域」と呼ばれる世界だ。そうした過酷なヒマラヤの山々に登り続けてきた登山家がいる。竹内洋岳(ひろたか)さん、41歳。日本人が誰一人として成し遂げていない8000メートル峰14山の全山登頂に長年にわたって挑み、ことし、最後に残った14番目の山、ヒマラヤ山脈のダウラギリに挑んだ。先輩の登山家が犠牲となった死の山に、万感の思いを込めて登った竹内さんの挑戦を追う。
NHK ON LINEより



この前の日曜日のNHKスペシャル見られましたか?良かったですね。
それにしても、撮ったカメラマンもすごい体力と勇気ですね。

竹内さんの「登山は例えるなら、息を止めて深い湖に潜り、その底に手をタッチし、そして水面まで上がってくるまでという感覚に似ている。」といった内容のコメントが心に残った。
頂上に登るまでが登山ではなく、ベースキャンプまで戻ってくることが登山である。

これは、「人生の意味」にもそのまま言えることである。
(遠足でも自宅に帰るまでが遠足です。と言われますね。)
そして神様に対する信仰を持った人生と言えると思いました。
「放蕩息子のたとえ」を知っている方なら、なるほどと思われるでしょう。

例えば会社や学校に向かう子供の親は、息子が帰ってくるまで何を一番願っているでしょう。
会社での成功?学校での優秀な成績?それもあるでしょうが一番ではないはずです。
何よりも、息子が無事で帰ってくることではないでしょうか。
登山家の親は、登山に出かけた息子の無事を一番願っているでしょう。
例え登頂に成功しても、下山中に遭難してしまったら何にもなりません。
遭難するならば何で登頂にこだわらず、諦めて帰ってこなかったのかって無念に思うでしょう。

人生もそうではないでしょうか。
人生の成功は競争社会を勝ち抜くこと?有名になること?お金持ちになること?
ゴールはなんでしょうか?
でも、最後に天国に行けなかったら何の意味があるでしょう?
ゴールは、父なる神様の待つ天国に帰ることです。
(もちろん、人生で何をしたかっていうことも評価してもらえます。
登頂成功も、もちろん栄光ですよ。)