2020年3月1日(日)
何をいつどうしたか思い出せないほどドタバタだった週末。人の世界がザワザワしている間も、自然の世界は淡々と時を刻んで、いつの間にか3月になっていました。
お世話になる音楽院庄内本校、さくら夙川校共に、3月に予定されていた発表会が2公演共、世を騒がせているコロナの影響を受けて急遽中止になりました。
数あるたくさんの作品の中から、生徒さんと相談しながら、または生徒さんご自身の気に入ったものを選曲するところから始まり、苦労しながら一緒に譜よみして、音楽をつくって、もうあとは微調整や仕上げをするだけというところまできていた矢先の出来事でしたので、本当につらいです。
一番がっかりしているのは、生徒さんたちご自身でしょう。それぞれが本番へ向けて、様々な思いを抱えながら努力を積み重ねてきてくれ、その最後のご褒美となる舞台を突如もぎ取られた訳ですから、本当に本当に悲しい思いをされていることと思います。
保護者のみなさまのお気持ちも想像するだけで苦しくなります。
言い出せばきっとキリがありません。様々な思いが沸き起こりますが、母体が学校である以上、しようがないのかなと、今は静かに受け入れるより仕方ないのかなと思っています。
最終レッスン前日の通達でしたので、何の準備もできませんでしたが、とりあえず、各々のレッスン内でお父様お母様の前でお披露目演奏というような形にしてみました。
タキシード着てきてくれた方もいて嬉しかったです。
全体のプログラムが出来る前の中止決定でしたので、何か形に残せないかなと。
昨夜、夜なべして作ってみました。
幻のミュージックカーニバルプログラム。
自分のクラスの出演者と曲目しかわからないので、門下生だけのプログラムですが、いつかこの時のことを思い出すときに、このプログラムを手に取って、 ああ、あの時はこんなこともあったなぁ と懐かしく思ってもらえる日が来ることを願って。。。
生徒さんたちには次にお目にかかるときにお渡しできたらなと思っています(^^)
自分にはこれくらいのことしかできませんが、何事も受け入れてとにかく前に進む!
出来ることから一つずつ、前を見てポジティブにまた頑張ろうと思います‼