年の瀬
2019年12月29日(日)
お墓参り完了。
家族で行く予定でしたが、昨夜からまた息子発熱。
足の甲が痛いと夜中20~30分ごとにうぇ~うぇ~泣く始末。授乳期を彷彿させる夜でした。
こういう時、一晩中優しく寄り添ってあげられる親御さんは本当に偉いなと思います。
私はだめです。優しくないんでしょうね。基本的に。
睡眠を妨害されるのだけはどうしても我慢ならず。
いつか修行を重ねたら立派な親になれるのかしら。
ひどい母親だなと思う反面、たぶんこれは終生変わらないだろうなと。しょうがない。これが私という人間なのだと自分に言い聞かせたり、、。
そんな夜を経て、イライラと睡眠不足の体を引きずり、それでも子連れで移動するよりは一人で行動する方がはるかに身軽であることを再認識しながらの一人時間となりました。
墓地最寄り駅からお墓まではマイクロバスで。
帰りはバス待ちの人が多かったので、山道をてくてく歩いて下山しました。
未だ木にぶら下がり続けているのが不思議なくらい熟し過ぎた柿、虫食いだらけの美味しそうな立派な白菜、案山子代わりに置かれたのであろう色褪せた大きなゴリラのぬいぐるみなど、バスでぴゅーんと通り過ぎると見えなかった様々なものが目に入り、また、自分の足の裏の感覚を呼び覚ましながら歩くのは気持ちいいなと思いました。
せっかく清々しい気持ちで乗った電車に、あとから乗車されたご婦人の、何とも聞くに耐えない甲高い笑い声に失望しましたが、静かな場所に引っ越しし、ゆらゆらと鈍行で帰宅。
こうやって年末年始の行事ならぬ儀式?を一つ一つこなして、また日常が始まるのでしょう。
今年もたくさんの方々にお世話になり、本当にありがとうございました。
色々と考えさせられることの多かった一年だったような気がします。
新しい年も、外野にはとらわれず、自分らしく自分の道を自分の速度で歩んでいきたいと思います。
みなさまもどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。