ゆっくり走りま専科

みんなもっとうまく生きられないかと日夜気をもみ、気がついた記事を評論家っぽく言いたい放題。自称コラムニストなわけない。

許しがたい東証システムダウン

2005年11月02日 18時29分25秒 | Weblog
昨日、朝、株価をチェックすると、値がついていない。
もしや、S高?と、少し興奮。
でも、チェックしている銘柄のほとんどが同じ状況。
小泉内閣とかなんか関係あるのか?
と、一応、取引画面に行ってみると、真相判明。
売れないは、開始後に値下がりするわで、がっかりモード。

今朝の情報番組で、東証がシステム開発の富士通を
訴えるとかなんとか・・・

技術屋さんならわかるでしょう。
低い受注額で、短納期。
ましてや、サーバー増設によるソフト変更。
連日の徹夜作業?でやっとこさ稼動するようになり、
十分なテスト時間もなく、どたばたで切り替え。
で、ケアレスミス。
原因がわかれば、そういうことだが、
あの、膨大な構文のなかから、ひとつのミス。
確認作業なんて、何年かかってもやりきれないと思う。
富士通は訴えられても、技術者の立場はどうなる?
他人事とは思えない。

にしても、バックアップシステムはどうなっていたのだろう?

良くあるのは、ハードとソフトの二重化だが、
私的には、成功例を知らない。
問題があるから障害が出たのに、切り替えたところで、
同じ障害で止まっているもの。
あーあー。のパターンではないみたい。

止まってはいけないものが、今年何回止まったでしょう?
JQに大証に東証に・・・
最後には人の手で何とかなるようなシステム開発と、
東証の能力開発が望まれる。

お金のかけ方、ケチり方、時間のかけ方、縮め方が、
デフレのままであるのは、いただけない。
お願いだから、金額競争だけで、技術信頼を損ねないでほしい。
そんな、発注-受注形態が望まれる。