
6月12日根子岳のオオヤマレンゲの様子を見に行ってきました。
遅れた梅雨の梅雨前線が北上しつつある12日、午後からは雨かと思いつつも
途中まででもいいかと思いながら登る事にしました。
阿蘇に入り、見上げる五岳は案の定山頂付近は雲の中!このまま一日雲の中だろうなと
懸念しながらも、この時期はこんなもの!と考え直し、ヤカタガウド登山口に向かい
ます。今日の目的地「天狗コル(天狗岩)」直下のオオヤマレンゲ探しにです。
天気は曇り!時折日差しは差す中、やっぱり蒸し暑い!!
登山口:天気:曇り 気温:15度
【コース】
ヤカタガウド入口駐車場着(9:30)~ヤカタガウド登山口(9:45)~砂防ダム通過(9:55)
~谷間の鎖場あたり(10:10)~谷間上部着(10:30)~休憩~谷間上部発(10:40)
~自然林の登山道口(11:15)~天狗のコル直下着(11:45)~休憩~天狗のコル発(12:30)
~ヤカタガウド登山口(14:00)~ヤカタガウド入口駐車場着(14:15)

【ヤカタガウド入口の三叉路から登山口への道】
ヤカタガウド入口の三叉路の近くに駐車(6台ほど駐車可)し、早速準備!と・・・
ふと三叉路を見ると、ツアーのバスがいきなり停車!約20名ほどの団体さんが
ご到着です。
写真前方奥を歩行中!!

【ヤカタガウド登山口と登山届】
この登山く口の横にも数台の駐車はできますが、途中道は狭いし離合ができる場所も
少ないのですが、何せ三叉路からここまでの、セメントの道は、やはり好きのなりま
せん。このルートで、一番キツカッタ所です。
次回はここまで車上げようかな~!

【砂防ダム上部から】
砂防ダム横の登山口から、砂防ダムを5つほど越えます。最上部の砂防ダムを越えると
しばらく「ガレ場」が続きます。

【薄暗い谷間】
ガレ場の終点あたりから、左に折れ、少し薄暗く感じる
両側が切り立った岩の谷間へと入って行きます。いよいよ、本格的な登りの始まりです。
秋には、紅葉が素晴しい谷間を進みます。


【岩場の登り】
谷間を進むと大きな岩に阻まれます。ここを右の岩に沿って岩の上まで上がり先に進み
ますが、前のツアーの皆さんがこの先の、鎖場あたりで時間を食っているので、休み
休みの登りとなりました。
この先は、緑のコケに覆われた岩場ばかりですので、時間がかかるのは仕方ありません。
20分ほどかけて、岩場を少し滑りつつも上がると、「天狗岩」への標識と「水場」
のある場所にでます。ここで 休憩!

【根子岳への標識】
根子岳への標識あたりには、「水場」があります。気持ちの良い水が流れています。
このあたりから、「オオヤマレンゲ」を目にすることができます。
左右の木々を良く見て進みます。
いよいよ、今年も「オオヤマレンゲ」とのご対面です。



【深山咲く貴婦人達】
特に、ここからのルートは登りの連続!45度はあろうかと思える角度のガレ場を
ひたすら喘ぎながらのですが、しっかり「オオヤマレンゲ」を探しつつ登ります。

【ひたすら続くガレ場の登り】
足元も崩れやすいので、一歩一歩十分注意して登りましょう。
何度が、滑りましたし・・・
今日は、このあたり雲の中に向かいます。
上部に見えるまずの、「天狗岩」は、しっかり雲の中です。
振る向けば、阿蘇のカルデラの中の、素晴しい風景と外輪山、その向こうに「くじゅう」
の山並みが見えます(流石に今日は霞んでますが・・・)

【めがね岩あたり】
ローソク岩とめがね岩・・・
(穴が2つ?;昔は3つあって、今は一番上の岩の崩れたようです)

【自然林帯への入口】
ガレ場の登山道から自然林内への登山道の入口です
踏み跡もしっかりついた迷うことのない登山道ですが、ここもかなりの角度、濡れた
根っこに滑らないよう、一歩一歩登ります。
視界は遮られて展望はありません。
しばらく登ると、ガレ場の上部に出ます。登山道は、この崩れたガレ場のすぐ上を
渡って進む事になります。
しばらく登り、岩場を這い上がると、天狗峰のコルに到着です。


【天狗のコル直下のオオヤマレンゲ】
周囲は、すっかりガスの中、近くの「オオヤマレンゲ」しか見えません。
しばし休憩の後、下りることとしました。
しかし、目を凝らしてみると、東側の岸壁周辺には、多数の白い花が・・・
ガスが無ければおそらく多くの「オオヤマレンゲ」を目にできたんでしょうね。

【根子岳は雲の中】
高森側から見た根子岳です。
帰りは、「目ノ尾峠」を越え、高森で田楽食って、温泉に入って帰ることにしました。
6月下旬にもう一度入ろうと計画中です。
次回は、ぜひゆっくり楽しめればと思います。
根子岳はココです
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