Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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型3.『奇想天外堺市太極拳教室』

2020年01月17日 21時35分16秒 | 太極拳
九密式太極拳(99式太極拳=中央式)
の型③

技(高探馬 等) は
どういう瞬間に出せばいいのか?
そこを詳しく教えて頂ける先生の教室は
親切なとこだと思います。

技を出す、ということは
自分も相手から技をもらうにイコールです。

相手の懐に飛び込む
じゃあどうするかです。

その戦略を学んでないと
玉砕しちゃいます。
しかし、世の中は、技only、技の完成
技の習得を第一にしているような傾向です。

技は大事です。
しかし、技を知って、身に付けていても
相手にたいして効果的に使えないと
意味を成さないことは解ると思います。
じゃあ、どうするかです。

まず
技とセットでその処をしっかりやらないと
レッスンの『核』となるところですね。

型③を以下にみてみましょう。


33. 単鞭
34 右高探馬
35. 右分脚
36. 左高探馬
37. 左分脚
38. 転身蹬脚
39. 楼膝拗歩
40. 提腿下栽捶
41. 翻身撇身捶
42. 上歩右高探馬
43. 右分脚
44. 退歩右打虎勢
45. 右貫拳
46. 退歩左打虎勢
47. 左貫拳
48. 右蹬脚
49. 双風貫耳
50. 坐盤勢
51. 披身踹脚
52. 転身右[足采]脚
53. 並歩進歩搬欄捶
54. 如封似閉
55. 十字手

42~43に至る刹那で
何が起こっているかわかるでしょうか?
高探馬からなぜ分脚に移れるんでしょう。
相手は人形じゃなく、サスペンションがきいている
敵(人間)です。

そこは、教える、教わるしか方法はないのです。
自分で考えましょう、では
100%、一生わかりません。

そこを教えるのが、
私の仕事。出番です。
型(=形)は教えて当たり前、
ついで
技を相手に当て、自分は相手から技を食らわない

それをセットにして教えないと
と思います。

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