Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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茶道 日々の稽古とは「茶の湯/武術」

2019年07月02日 00時21分29秒 | 天地人
茶の湯の書「堀内宗心の「おのれを磨く 日々のけいこ」」より

茶の湯とは、人と茶と道具が
一体になることによって成り立っ
人間活動の1断面であると同時に、
一の生活文化として意義を持ち得る
ものであります。
人と物、すなわち道具とが一体となって動くなかで
抹茶とよばれる粉末の茶が点てられます。
(P10より引用)

人とものが一体になる
ほぼ100%近い人は、このところを読み流している
かと思います。
わたしは17才~、40年ほど
茶道をやってますが
ここを説いて感覚を教えて頂ける師には
お茶の世界では巡りあわず、
どうしたら、茶器と一体になれるんだろうか?
常に不思議に、疑問でした。

茶器と一体になる!とは
具体化したらどういうことなんだろう?

居合道でも、「前」を始めたばかりの際、
稽古場で先生は、
「下っ腹に気をこめてー」と言われます。

しかし、
茶道でも、居合道でも、そうですが
言葉の他は教えていただけません。

茶の湯で、一体となってというからは
そういう境地をしらないと
その一体になり得る技術
具体的な稽古方法がないと、言葉だけの
知識だけとなります。

また、ある域からその上を
自分のお弟子さんに教えられないじゃない。

なぜ、一体になることが教えられないのか。
その理由は、以下です。

①先生も実は知らない。
②極意としているため、弟子に教えない。
③弟子に教えたいが、指導方(伝達方法)がわからない!
④一体になる、それを自分の理解に従って教えている。
(まがい物を教えている結果に知らずになっている)

なぜ、ものと自分が一体にならないとダメなのか。
その答えは、
一体になる感覚を実際上持てた、経験した方なら
わかると思います。

茶道家では居られます。
しかし、99.99%の一般の茶道家や先生(師匠)は
わからないと思います。

わたしは
17才から表千家に(講師)
25才で太極拳に
32才から合気道に(師範)
    煎茶道(@@流)準師範  
40才から空手道に(二段指導歴11年)
48才から無双直伝英信流に(四段)
この修練過程の中で
それを掴みました。

茶道家または、お若い茶の湯に関心ある方に
今回、ちょっと気がむきましたので、
9月に、レッスン予定を組みました。

当会のホームページをご覧下さい、
スケジュールを9月のところをみて
見つけて下さい。


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