今現代の人間をいくら調べても
分かることと解析できないことがあります。
分からないという事実は、
スタンスを変えない限りいつまでたっても分からないものです。
スタンスを変えるというのは、
時間の歯車をちょっと戻してみること。
地球の誕生までさかのぼる必要はなく、
哺乳類が世界に現れてから以降でいいんです。
そこから、武術の身体操作『実は意識操作ですが』を眺めてみるだけで、成る程なぁとふにおちることを、
基本アレンジで物語っています。
分かるのは、それからでいいんです。
人間は突然変異で地球にパッと出現したわけではなくて、
歴史的に誕生してきた、過程というものがあります。
武術の世界は、
進化の過程をまなぶことです。
太極拳の本質は
ヒトの誕生前の哺乳類にあることを感覚するです。
私たちは、オギャと、生まれたときから人間です。
しかし、歴史の流れをたどれば
哺乳類が地球に誕生したオギャーがヒトのルーツだと見たとしたら、
武術のあの、様々な姿勢や動きに成る程なぁ！とロマンをしばし感じ入る自分がいるはずです。
