蕎麦屋になりたい脱サラ親爺のブログ

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お店の看板の補修 ~三代目のお披露目~

2023年07月08日 | 日記

「くにじ」の開業当初に作成した【初代】(2019年4月完成)

そして、【初代】は一年ちょっとで傷みが目立ち始めたので補修し出来上がった【二代目】(2020年8月完成)

【初代】の作成・補修、【二代目】の完成に至るプロセスは過去のブログに書いています

   ↓ ↓ ↓

お店の看板の作成と取り付け - 蕎麦屋になりたい脱サラ親爺のブログ

お店の看板の作成と取り付け - 蕎麦屋になりたい脱サラ親爺のブログ

今現在お店は試験営業中(プレオープン)で、完全予約制としているので人目に付きやすい立て看板のようなものは敢えて設置していません。屋号を書いた木の板をぶら下げてい...

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お店の看板の大補修 ~暑さと時間との戦い~ - 蕎麦屋になりたい脱サラ親爺のブログ

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当店は新型コロナに伴う緊急事態宣言下、4月5月の二か月間臨時休業していました。その間に実施したことの一つは、お店の看板のメンテナンスです。昨年4月11日に設置した看板...

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さて本題です

【二代目】約3年経過して御覧のとおり傷みが激しいのが分かります

これを味という方もおられますが!? 私には傷みにしか見えないので補修することにしました

傷み具合から今回の補修は前回以上に時間と労力がかかることが予想されます

営業の合間を縫って地道に作業を進めていくしかありません

作業は大きく三つの工程になります

①削り‥黒ずんだ汚れの部分や保護膜の塗装を全て削り落とし綺麗な木部を露出させる(ご近所さんの心強いサポートをいただきました 感謝!!)

②文字図案の塗装‥①の工程でどうしても文字などの輪郭が削られるので改めて書き直さなければなりません そして今回新たに「十割」という文字を追加しました

③保護塗装‥看板全体に保護塗装を施しました 【初代】【二代目】では水性の塗料を用いましたが水が浸透するのか黒ずみ(カビ?)が早い段階で出てしまったので【三代目】には油性のウレタン樹脂塗料(油性ニス)を使い防水性を強化しました

【三代目】の完成!!(2023年7月7日) 作業時間約40時間 

駐車場の看板とお店の看板

 


「からすみ」作ってみました~

2023年03月16日 | 日記

27年前の冬、熱海の旅館で食べた「最高に美味しいからすみ」の味にどれだけ近づけるかチャレンジ中です。

そもそも「からすみ」とは、魚の卵巣を塩漬け・乾燥させた食品のことで、ボラの卵巣を使った「本からすみ」が特に有名。漢字では「唐墨」と書き、海鼠腸(このわた)・雲丹(うに)と並ぶ日本三大珍味の一つです。

「からすみ」を作ることに興味を覚えたのは、行きつけのお店(寿司・小料理・バー・居酒屋)でボラ子が出回る時期になるとその話題で盛り上がりそれぞれのお店の味を楽しめたからです。そして漸く2年前の冬に初挑戦、昨年の冬で2回目。まだまだ改良の余地はあるものの美味しいと思えるレベルの「からすみ」が出来ました。

作るにあたっては、お店の方々にアドバイスをいただいたり動画で調べたりしましたが工程は千差万別。まずは塩漬けと味噌漬けで試作してみて、それをたたき台に改良を重ねオリジナルのレシピを作っていくイメージでスタートしました。結論から言うと塩漬けはうまくできませんでした。肝心の塩味が無さすぎでたたき台にすらならず失敗でした。一方の味噌漬けは美味しく出来上がり、お客さんからも上々の評価をいただいています。今回、この味噌漬けのレシピを関連情報と共に記録として残しておこうと思います。

■仕入

魚の仕入れがすごく充実している行きつけのスーパーで買いました。この品質でこの値段はお買い得。(㌔2,500円)

【ボラの卵巣(ボラ子)は産地・時期・品質などで値段が大きく異なります。産地は国産が輸入(台湾やオーストラリアなど)に比べ値段が高く、国産でもどの海域で獲れたかによります。市場に出回るのが10月頃からで、12月まではおせち料理のニーズがあるため高値傾向で、1月からは値段が落ちやすい傾向にあります。良し悪しの見極め方のポイントは色つやの良い・破れのない・血液の少ない(うっ血していない)ものを選ぶことだそうです(市場関係者に教えてもらいました)。品質は定置網か釣りものかによるのかも知れません。ちなみに昨シーズン(2022年10月~)㌔単価でみると安値4,000円、高値40,000円で10倍ほどの差があったということです。】

■血抜き 24時間

最初の工程の血抜きは根気のいる作業ですが生臭くない「からすみ」を作るうえで重要な工程です。裏返すと真ん中に太い血管の筋があるので、細い血管の中の血液を竹串などで太い血管の方へ送り込むように移動させていきます。太い血管に(火であぶり滅菌した)針で小さな穴を開け集まった血液を爪や竹串などでしごき出します。また表側の細い血管同士の交差している位置に小さな穴を開け血液を穴から追い出すようにしごき出す。いずれの作業も卵巣表面の薄皮を破らないように細心の注意を払う。なお、卵巣の接合部(へそ)は水分を抜くまではつけた状態での作業となります。

血はある程度抜けたがまだ不十分。見えない血液が卵巣内に残っている。あとは氷水(真水)に浸し24時間冷蔵庫に保存し完全に血抜きをします。水に血液が滲みでてくるので6時間を目安に水を交換。

臭みの素となる血液やドリップが除去され真水が中に浸透している状態。表面の水分は拭き取る。

■塩漬け 48時間

海水塩(天然塩)を用いて水分を抜きます。塩は全体に満遍なく当たるように。まずは容器に塩を敷きその上にボラ子を乗せその上に塩をかぶせていく。隙間やへそ(繋がっている部分)にも塩をしっかりと回す。水が多く出てくるのでこまめに捨てると同時に不足分の塩を足す。その際、塩の当たり具合を均一にするためにボラ子の位置(上下左右)を替えてやる。この作業を行いつつ48時間冷蔵庫に保存。

塩漬け完了。流水で表面の塩を洗い流し表面の水分を拭き取る。水が抜けてカッチカチです。

【この塩漬け工程はどんな種類の「からすみ」を作る場合でも必要となるが、種類(塩漬け・味噌漬けなど)や鮮度に応じて塩を当てる時間がまちまちです。またこの後の工程の塩抜きの時間にも影響します。】

■塩抜き 48時間

塩抜き作業に入る前にへそを外す。へそを切り離す前に切り口から卵が飛び出さないようにタコ糸などで根元部分を結んでおく。(へその切り離しのタイミングも作り手によりまちまちです)

塩抜きは日本酒を使いました。容器に日本酒を張りボラ子を浸し表面が出ないようにペーパータオルをかぶせて冷蔵庫に48時間保存。

48時間後、日本酒を含んでふっくらとしています。

■味噌漬け 72時間

一つずつキッチンペーパーでくるんで味噌に漬け込みます。全体に味噌を当てることと途中上下を入れ替えるなどむらなく漬かるように心がける。塩漬けの時と同様水分が出てくるのでこまめに捨てることが大事。72時間冷蔵庫に保存。味噌は長年家庭で愛用している信州みそを使いました。いずれ味噌の種類でどれだけ仕上がりが変わるかを試してみたいと思います。

【キッチンペーパーでくるむと味噌がこびりつかず掃除の手間が省けるメリットがある。直接漬け込むやり方もある。】

■乾燥 約10日

①夜間、冷蔵庫保存時、平らなもので上下を挟み軽く圧力をかける。目的は断面が楕円形になるよう形を整えること。その結果中心部分を効率よく乾燥させることが出来る。形がある程度安定するまで最初の2~3日くらい行う。

②昼間は屋外で陰干しし夜間は冷蔵庫に保存(雨や夜露やカラスなどに注意)。表面が滑らかになるよう平らな容器(バット)を用いた。

③乾燥むらをなくす工夫として1日1~2回表面に日本酒を塗り外側に適度に水分を与えながら全体を均一に乾燥させる(日本酒は防カビ防腐にも有効)。また、屋外での乾燥時は時々上下左右位置を変えることも必要。                                       

④だんだんと飴色の度合いが増していき、軽く押しても指の跡が付かないくらいになると乾燥工程は終了。

■完成

完成です。真空パックして冷蔵(冷凍)保存してます。

スライスしてそのまま食べる場合はスライス後に薄皮を骨抜きを使って除去してます。あぶる場合はそのままでいいそうです。パスタに振りかける場合は塊の状態で薄皮を骨抜きなどで剥がすようです。乾燥して剥がしにくい場合は日本酒で適度に湿らすと剥がしやすくなるみたいです。

 

参考動画:銀座渡利「カラスミの作り方」【日本三大珍味】カラスミの作り方!仕込みから干し方まで【ボラの卵】 - YouTube


メニューブックカバーのリニューアル~制作編~

2022年09月27日 | 日記

 開業以来使ってきたメニューのブックカバーを手作りの新品に交換しました。

 

 焼杉の表紙、革の背表紙、メニューファイルは紐で固定する・・・イメージは出来上がりました!!

 まずは試作。杉板の端材を使って焼き加減の確認。背表紙に用いる革の厚さと幅をミリ単位で数パターン試作し柔軟性や強度のチェック。

 概ね目途が立ったところでいよいよ制作段階に。

①杉板の加工:

 ホームセンターで購入した「杉無垢材 格天」(すぎむくざい ごうてん)本来は天井材に用いられる

 

 [試作品] 上から、焼く前・弱め・強め                                      

 

 試作の結果、表側を強めに焼き裏側を弱めに焼くことにしました。

 

 ガスバーナーでむらなく焦げ目をつけていきます。強火で焼くと板が燃えてむらが出来るので中火くらいで根気よく。表側は全体が黒くなるまで(深煎り??)裏側はそれより弱めに(アメリカン??)。

 

 焼き上がった杉板の表側

 

 焼き上がった杉板の表面を流水をかけながらたわしでこすり、焦げ(すす)を落とします。

 こんな具合になりました。ここで問題は反り。こうなることは分かっていたことです。表裏焼き加減が異なるので当然です。

 

 この反りは試作の段階でもいろいろとやってみたのですが、幅10mmくらいで薄めの材で、杉板裏面の辺縁ぎりぎりの部分に貼り付けることである程度修正できました。コツは完全に固着するまで本来の反りと反対の反りを若干入れた状態をキープすること。

 反りはほぼ修正されています

 

②背表紙部分の加工:

 作業内容は、表紙(杉板表裏の2枚)を革でつなぐことと、メニューファイルを紐で固定するための加工です。

 まずはメニューファイルを固定する工夫として、かまぼこ状の加工材(幅10mm程度)の両端に紐を通す穴を開け、色をつけて革を挟むように接着。これで革の縦の柔軟性を無くしファイルが安定するようになります。

 

 次に表紙(杉板)と革を接着します。

 

 完成です!!

 

 


久しぶりの投稿 ~メニューブックのリニューアル 準備編~

2022年09月22日 | 日記

 久しぶりの投稿です。早いもので手打ち十割そば「くにじ」は開業してから3年半が経ちました。開業当初から使っていたメニューブックのカバーが傷んできたので取り替えることにし、新品を物色しに合羽橋へ行くも気に入ったものに出会えず、手作りすることにしました。

  

 過去に古民家風のお店で見たことがあった木製のブックカバーを思い出し、素材は木で決まりです。そこで問題として、①材(木材の種類)を何にするか?②二枚の板(表表紙と裏表紙)をどんな方法で接続するか?③メニューファイルをどんな方法で固定するか?の3点が浮上しました。

 ①材(木材の種類):これについては軽量であることと加工のしやすさを考え、「杉」か「桐」の二種類に候補を絞りホームセンターを数か所廻り「杉」に決めました。注目したのは厚さでした。

                                      「杉無垢材 格天」(すぎむくざい ごうてん・天井材)4枚仕入れました。この綺麗な木目を最大限生かすにはどんな方法があるのかなあ?またまた課題にぶち当たってしまい、いろいろと調べた結果「焼杉」にチャレンジすることにし、早速端材を使って試作してみるが焼き加減が難しい。カセットコンロ用バーナーで試行錯誤を繰り返し、何とか納得できるレベルに達した。コツは強火にしないことと、板が燃えないように火は常に動かし全体が同じ色調になるまで根気よく満遍なく板に当てる。焼き加減は少々焼き過ぎたと思うくらいで丁度いい。

②二枚の板(表表紙と裏表紙)をどんな方法で接続するか?:柔軟性と強度を兼ね備えているレザークラフト用のヌメ革で決まり!!問題は革と杉板のつなぎ方。板に小さな穴をあけて革を縫い付ける方法も考えていたが、試作で木工用ボンドで十分な接着強度を確認できたので決まり!!

③メニューファイルをどんな方法で固定するか?:開店時から使っていた市販のブックカバーは上下をクリップで固定するようになっていて、同様の方法でもよかったのですが、少し手間はかかるが二枚の板を接続する革(本でいう背表紙部分)に木の棒(かまぼこ状で断面が半円)を表裏から革をサンドイッチする形で貼り付け、木の棒に開けた穴に紐を通してメニューファイルを固定する方法を考えた。

つづく


持続化補助金の申請

2020年08月31日 | 日記

 地元の商工会議所が定期的に発刊している所報5月号にこのような記事が掲載されていました。

 中小企業ならびに小規模事業者を対象とした国からの補助金に関する情報です。(手続きの窓口は商工会議所です)

 このような補助金事業の存在は、一昨年参加したセミナー(地元商工会議所主催の「創業塾」 *ブログ記事2018年9月3日)で聞いてはいたものの、中身については深堀していませんでした。
 今回、この制度を申請してみようと思い立ち、地元商工会議所の担当者に申請の意思を伝えました。

 当店は昨年3月に開業して以来、3回地域新聞に広告を出しました(*ブログ記事2020年4月13日)。グラフに示す通り①②の直後に来客数が増加し売り上げが右肩上がりに推移しました。このエリアでの地域新聞の影響力は大きいです。3回目の広告は当初桜開花の時期に行う予定でしたが、延期を余儀なくされました。当店は4月1日から自主的に臨時休業することとしました。

 

 

 そして緊急事態宣言の解除に合わせ、6月から営業を再開しました。3回目の広告はこのタイミングで出しました。

 グラフにはありませんが、6・7・8月の売上は昨年同月の水準にほぼ回復しています。本当にありがたいことです。

 地域新聞の広告記事が新規のお客様のご来店の動機づけになっていることは間違いないようなので、今後も計画的継続的に出していく予定です。

 そこで今回この事業計画に対して補助金を申請することにしました。

 

 申請書類の内容は大きく分けて「経営計画」と「補助事業計画」です。 

 実際に作成した書類「経営計画」の一部分です。

 このほか、市場分析・エリアマーケティング(3C・SWOT分析など)・戦略戦術(立案と効果検証など)・売上推移や客単価の推移・各種数値目標なども書きました。

 

 また、「補助事業計画」に関しては項目に従ってできる限り具体的に記載しました。

 いざ提出。

  2ヶ月くらい経って、地元商工会議所の担当者から当店の事業が採択された旨の連絡がありました。その数日後に正式書類が郵送されてきました。
 ホームページに採択者一覧が掲載されています。他の採択業者の事業を興味深く見ることが出来ました。

 

 

 地域新聞の担当者とはすでに打ち合わせを始めているところです。


月刊誌「ぐるっと千葉」に掲載されました

2020年08月28日 | 日記

 月刊ぐるっと千葉9月号(8月21日発売)に当店が掲載されました。

 ぐるっと千葉は千葉県のお出かけ情報誌です。県内のイベントや観光、グルメなどの情報が満載です。


 雑誌社の担当者から蕎麦の特集号への掲載を打診されたのでありがたく受諾しました。


 こんなに大きく取り上げていただきました。

 早速お問い合わせやご来店のご予約をいただいております。

 

 


お店の看板の大補修 ~暑さと時間との戦い~

2020年08月27日 | 日記

 当店は新型コロナに伴う緊急事態宣言下、4月5月の二か月間臨時休業していました。

 その間に実施したことの一つは、お店の看板のメンテナンスです。昨年4月11日に設置した看板も約一年経過すると水垢の付着や表面が白く変色しはじめてきていて、明らかに見栄えが悪くなっていました。実はこんなに早くこの状況になるなんて予想もしていませんでした。
 そこで、4月8日に看板の洗浄と再塗装を実施しました。

 しかし、作業を終えた看板を見て唖然としました。ほとんど改善していません。

 その後もどんどん傷みが進んでいきました。
 そこでお盆休みを利用して大補修をすることにしました。

 作業は変色部分を削り落とすのですが、できるだけ凹凸を付けないように全体を極力平面にすることを目標にしました。ただし文字や図案の塗装部分は削らないように境界線に細心の注意を払いながらの作業を想定していました。当初は#200のやや目の細かいサンドペーパーで慎重に削っていました。が、捗りません。そこで、方針転換して変色部分をまずは削り落とすことを主眼に境界線は二の次に考えることにしました。ここで布ペーパーの#60に持ち替えました。

 削り終えた後はこんな風になります。赤線部分が多少削れていますが塗りなおせば済む話です。

 

[作業前]


[作業後]

 この作業、全面削り落とすのに三日間かかりました。屋外作業なので暑さとの戦いでした。

 次は削れた輪郭の補修(塗り直し)です。室内作業ではありますが塗装と乾燥を繰り返すのでどうしても時間がかかり完了したのは明け方でした。

 

[作業前]

[作業後]

 

[作業前]

[作業後]

 

[作業前]

[作業後]

 

 翌日の朝、クリア塗装を全面に施し完成です!!


 お盆休み明けの最初のお客様の御来店に何とか間に合いました!!


営業を再開します!!

2020年05月31日 | 日記

 当店は、新型コロナウィルス感染の拡大に伴い、4月1日より自主的に臨時休業を行ってまいりました。

 今般、緊急事態宣言が解除されましたので、6月1日から営業を再開いたします。

  ホームページでは次のようにご案内しています。
 https://peraichi.com/landing_pages/view/kuni-ji

【臨時休業】

【営業再開】         

 営業再開に際しては、当面の間、お客様の安全を考慮して1グループごとの貸切とさせていただくことにしました。
 また、同一グループであってもより安全を期するため、飛沫感染対策用のアクリルパーテーションをご用意しています。

アクリル板の台座(休業中に作りました)

アクリル板を設置した状態

 お客様のご要望があればセッティングすることにしています。 

 一年間頑張ってきてくれたお店の看板もメンテナンスしました。

 

 一年も経てば塗料が剥がれたり、水垢汚れが目立つようになりました。

 クリーニングの後、

 木部保護塗料を塗りました。

 再開を明日に控えた今日、開店一周年記念のお花をいただきました。

 改めて気の引き締まる思いです。 

 

 そば屋の日常が戻ってくるのがうれしいです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


開業してから一年が経ちました

2020年04月13日 | 日記

 脱サラしてから二年が経ちました。
 開業準備に一年、そして手打ちそば「くにじ」は開業してから一年が経過しました。

 そこで、この一年の売上推移を振り返ってみたいと思います。

 グラフは開業してからの月別売上の推移を指数で示しています。昨年5月の売上高を1とした場合の各月の売上を指数で表してみました。かなり凸凹があるのが分かります。トレンドが右肩下がりなのが気がかりです。  

☆プレオープン 

 手打ちそば「くにじ」は、2019年3月10日に開業しました。ただし、当初の約二か月間は試験営業のスタイルで運営しました。過去のブログ(2019年3月21日「試験営業中」)に詳しく書きましたが、要は5月18日のグランドオープンに向けて方向性を定めるための期間です。
 プレオープン期間中は友人・知人・身内など限られた方々から多くのご意見やアドバイスをいただくことが出来ました。なかでも予約制のお店にすることや、価格設定の見直しなどは店舗運営に直結する非常にインパクトのあるものでした。
 

☆店舗内覧会 (2019年4月15日&4月30日のブログに詳しく書いています)

 来る5月18日のグランドオープンに向けてお店の存在を地域に広くアピールし集客に結び付けるべく、4月27日と28日の二日間は飲食の提供をやめて、店内に入って店舗を見ていただこうと、施工業者さんとのコラボで「店舗内覧会」を開催しました。予想をはるかに超える70組以上のお客さんに来ていただきました。入りづらい敷居が高いといった声をよく聞いていたので、イメージの払拭になっていることを期待しました。そして、来場者にはもれなく「えび天無料券」をプレゼントしました。


 ありがたいことにグランドオープン直後から多くのお客様にご来店いただくことが出来ました。5月から6月のグラフ推移に表れています!!


☆5月18日 グランドオープン

 お祝いや励ましのお言葉をたくさんいただきました。   

 身の引き締まる思いです。初めての感覚だったかも知れません!? 


☆消費税増税

 グラフからも読み取れるように、グランドオープン後、6月に山が出来た後もコンスタントにお客さんに来ていただきました。

 9月までは・・・・

 10月、消費税増税。グラフを見てのとおりです。10月に入ってから極端に予約が減り11月に入ってもその状況は続きました。果たして消費税増税だけが原因なのか?この時ばかりは危機感を覚えました。


☆地域新聞に広告掲載

 4月に開催した店舗内覧会の案内チラシを地域新聞に折り込んで予想を上回る反響があったことから、このタイミングで再度地域新聞に店舗の広告を出すことにしました。担当者と綿密に打ち合わせを行ってできた広告記事がこれです。

 11月22日号(発行部数40,605部)に掲載されました。

 その後はグラフが示す通り、地域新聞の記事を見て次々とお客さんが来てくださいました。12月は大きな忘年会が入ったり、年末の年越しそばといったプラス要因があったにせよ、このエリアでの地域新聞の影響力の強さを改めて認識することが出来ました。この時点で次は3月下旬の桜開花(地域の桜祭り)に合わせて広告を打つことを密かに考えていました。


☆新型コロナウィルスと臨時休業

 年が明けて、1月は12月のようにはなりませんがそこそこいい感じで推移していました。雲行きが怪しくなり始めたのが2月に入ってからでした。二八(にっぱち)の影響なのか!? 前年との比較も出来ないので状況把握が出来ませんでした。それでも中旬以降は挽回した形になりました。ちょうどこの頃、新型コロナウィルスの拡大の懸念が騒がれはじめました。余談ですが、2月29日に中学時代の同級生7~8人が神戸から一泊で来てくれる予定でしたが、残念ながら延期となってしまいました。

 3月も2月と同じ傾向でご予約をいただいていましたが、3月が終了する時点で4月の予約はゼロ。開業以来、予約のない状況を初めて経験しました。

 4月1日から当面の期間、臨時休業することにしました。苦渋の選択ですがこの状況では致し方がありません。桜祭りも中止です。

 開業してからの一年を振り返りました。ご来店いただいたお客様全員には感謝しかありません。
 
 新型コロナの早期終息と世の中が元通りになることを願ってやみません。 

 

 何の慰めにもなりませんが、もし新型コロナウィルス禍がなければ・・・??

 


同業者の方々との親睦日帰りバスツアー

2019年11月25日 | 日記

 秋晴れの11月20日、食品衛生組合連合会主催の日帰り旅行がありました。普段なかなか会員の方々と交流の機会がないので、親睦を図る絶好の機会と捉え参加することにしました。
 旅程は「高尾山」観光・「うかい鳥山」での昼食・「浅草浅草寺」の参拝等です。 

 バスは谷津船橋ICから湾岸道路に入り、首都高・中央高速・圏央道を経由して高尾山ICへ向かいます。
 普段はあまり周りの景色を意識して見ることはありませんが、この日はバスガイドさんの説明を聞くように心がけました。 

☆首都高から望む東京スカイツリーと隅田川に架かる清洲橋☆

☆日本銀行☆

☆中央フリーウェイ 右に見える競馬場🎶☆

☆左はビール工場🎶☆

☆バスのフロントガラス越しに見える富士山☆

  高尾山に到着しました!!平日にもかかわらず多くの人が訪れています。外国からの観光客も目立ちます。

 この清滝駅から高尾山駅まではケーブルカーもしくはフォークリフトで。

 往路はフォークリフト、復路はケーブルカーを利用しましたが、とにかく人が多くて乗るまでに相当時間を要し、ゆっくりと散策することが出来なくて非常に残念でした。

 それでもところどころで紅葉を楽しむことができました。

 高尾山を後にし、いよいよ囲炉裏炭火焼き料理「うかい鳥山」での昼食タイムです。

☆本日のメニューとお料理☆

☆日本庭園にて☆

 「うかい鳥山」楽しいひと時でした!!

 最後は浅草散策。ちょうどこの日、冬の風物詩「酉の市」が開かれていたので江戸の風情を味わいに行きました。

  鷲(おおとり)神社へ向かう道中、巨大熊手に遭遇。衆目を集めていました。

 あたりがすっかり暗くなりました。

 楽しい時間はあっという間に過ぎました。ここから1時間くらいで帰着です。

 旅の途中、会員の方々とお話しをさせていただきました。みんなでこのエリアを盛り上げてみんなで良くなろうという風土が脈々と続いていると感じました。大変有意義な旅となりました。