蕎麦屋になりたい脱サラ親爺のブログ

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イベントに参加してきました

2018年08月29日 | 日記

蒸し暑かったですね~ 
「こんな日は漆の乾固が進むので、明日3回目の摺漆が出来るかな!?」そんなことを考えながら、本日は終日外出の一日でした。

百貨店の物産展で店舗に使う暖簾(麻布にカワセミが手描きされています)を仕入れた後、東京ビッグサイトへ。


今日の目的はの一つは、メニュ―作りのための食材や調味料、食器類を物色すること。もう一つはセミナーの聴講です。

 


最初に立ち寄った鰹節ブースでは、蕎麦つゆの最終試作の協力をお願いしました。後日担当者と会って相談に乗ってもらうことになりました。

 

写真は撮らせてもらえませんでしたが、天ぷらの実演コーナーでは、こんなやり方があるんや!! と思いました。 今度やってみよう!!


 


白醤油や白だし(七福醸造)、淡路の藻塩(多田フィロソフィー)からは、サンプルを頂いていますので、メニュー試作で活用しようと思います。

 


セミナーのタイトルです。

要点をまとめます。
□クーポンは出しても一回きりのケースが多い
□集客は、新規集客と既存集客がある 
□新規顧客コストは、既存顧客維持コストの5倍かかる
□初回来店客の満足度は74%(高い)
□初回来店客の平均リピート率は30%(繁盛店でも40%)
□行かなくなった理由は・・「なんとなく、わすれていた」が70% ←大事なポイント
□VIP客の離反理由・・「自分が大切に扱われていないと感じた」が68%  ←大事なポイント
□クレームは伝わらない

顧客あってのお店。気づかされることがいっぱいありました。

 

明日は自宅改装の打ち合わせです。

 

 

 

 


 

 

 


プロパンガスの併用

2018年08月28日 | 日記

 自宅を改装して蕎麦屋をやろうと思っています。
 複数の改装業者さんが関わっていますが、打ち合わせを重ねていくと多くの難題にぶつかります。追々取り上げて行こうと思います。

 今日はプロパンガスの業者さんとの打ち合わせがありました。
 そもそも自宅は都市ガスを使っていますが、蕎麦屋をやるには今のガス管のままでは全く話にならないことが分かりました。理由はガス消費量の多い蕎麦専用の調理機を使うからです。

 現在家で使っている極々一般的なガスコンロ(高火力バーナー、標準バーナー、小バーナー、グリル)のガス消費量は全てを点火した時、8,700kcal/hになります。

 れに対して、例えばお蕎麦を茹でるかまどは、25,000cal/hです。
 

 また、天ぷらフライヤーは、9,000kcal/hです。

 そのほかにも、グリラー等も使うとなると、桁違いのガス消費量となり今のままでは明らかに供給量が不足します。

 6月下旬、ガス会社に相談したところ、都市ガスの本管から各戸に引いているガス管の径を大きくする方法があるといわれました。ただし、これをやるには、道路を一時通行止めにして掘り返す必要があり、近所の方々にご迷惑をおかけし、莫大な費用もかかるので、あまりにも現実的でない解決策です。

 そこで、プロパンガスの併用で対応することにしました。

 自分で近隣のプロパンガス業者さんを調べたり、内装工事をお願いしている工務店さんに相談したりしましたが、話が前に進まず困っていたところ、丁度そのころに商工会議所の起業セミナー(6月~8月)に参加していた関係で、プロパンガスの業者を紹介してほしい旨を申し出たら、すぐに見つかりました。
 今日は2回目の打ち合わせでしたが、非常に感じのいい応対です。工事の手順などの話が主でしたが、安全装置の種類とそれぞれの特徴のなどを丁寧に説明していただきました。厨房の工事が完了して、厨房機器をセッティングし終えてからプロパン関係の工事が行われます。1日(~2日)で完了するそうです。

 最近、つくづく思うことがあります。出会いやご縁によって助けられているなあって!!
 本当にありがたいことです。

 

 

 


 


漆塗り❷

2018年08月26日 | 日記

2回目の摺漆を行いました。

要領は一回目と同様、瀬〆漆をテレピン油で薄め、木地に均一に摺り込んでいきます。
塗料としての漆は空気中の水分を吸収し、主成分であるウルシオールが酸化重合して固まります。水分が蒸発して乾燥する他の塗料とは異なります。よって温度と湿度によって乾く速度が左右され、盛夏の今がもっとも速く乾きます。

ここからが今日の失敗談ですが、お椀に出した漆がみるみる粘り気が出てきて、なかなか薄く延ばすことが出来ませんでした。このまま乾かすと厚く漆が残ったところが色が濃く残り、塗り斑が出来て美しく仕上がりません。どうしたかというと、塗った漆をテレピン油を浸み込ました布でふき取って塗り直しました。仕上がりを考えると致し方がありません。次回以降は少し工夫が必要です。漆を薄めに希釈して手早く作業するしかありませんが・・・

2回目の摺漆でこんな感じになりました。

一回目に比べ、少しですがつやが出ているように見えます。

 

 

 

 

 

 


漆塗り

2018年08月24日 | 日記

 夢の実現に向けて日々奮闘中です。
一つ一つ課題を克服するプロセスを記録するためにブログを始めました。

自宅を店舗に改装するにあたり、初期費用を抑えたいので自分でできることはなるべく自分でやることにしました。

今日は漆塗りをしました。
使っていなかった総桐の座卓を引っ張り出して来て、数日前にサンドペーパーで表面を磨いておきました。(炎天下、キツイ作業でした)

 二階の工房では、これまで江戸和竿を作ったり、ちょっとしたレザークラフトの作業に使っていました。最近では専ら蕎麦打ちのための部屋になっていました。

 天板はこんな感じです。

こんなに広い面積に漆を塗るのは初めてなので、いつもお世話になっている上野の漆屋さんに相談して「瀬〆漆」を使うことにしました。
瀬〆漆は、中国産の生漆です。写真にあるのは一本100gで2,160円です。ちなみに国産の漆は7~8倍値段が高くなります。後ろの缶は漆を希釈するためのテレピン油です。 



さて、いよいよ漆塗りです。この生漆は人によっては皮膚がかぶれるので注意が必要です。
私はこれまでに何度か痛い目に遭っているので、長袖・二重のゴム手袋、隙間にガムテープといった万全?の態勢で作業開始しました。
今回の漆塗りは刷毛で塗るといったものではなく、木地に漆を摺り込んでいくいわゆる「摺漆」の技法で行いました。

作業完了です。多少、斑がありますが、この作業を4・5回繰り返していくにつれ目立たなくなり、いい艶も出てくると思います。

 こんな感じです。

この座卓は、お店の和室で使うことにしています。