2016年5月7日投稿
30年以上住んでいるが震源地が群馬県の地震体験はない。そうは言っても以前から断層帯については気になっており、この際断層帯を確認しておこうと思いました。
群馬県の断層帯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/2c/b043e139b3c39ff458e2da20cb76e494.jpg)
資料の出所 群馬県地震被害想定調査 報告書概要から
位置の概略はわかるのですが、もう少し詳しく知りたい。
そこで5月3日の新聞記事の図をもとに地図を重ね合わせることにしました。資料の出所 2016/5/3 毎日新聞 群馬版
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/fd/d7ac048e62ca6bff0791f7be8560c5c6.jpg)
地図を重ねたものを示します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/8f/f13f6879f75066aed5e51c335320ad2e.jpg)
結果、断層帯の真上ではないが東側20km以内に位置していることがわかりました。まあ、断層帯の上にあるということでしょう。
とすれば、地震発生の見込みはどうであろうか。前出「群馬県地震被害想定調査 報告書概要」から 該当する部分を抜き書きすると
群馬県地震被害想定調査 報告書概要
平成 24 年 6 月 群馬県
関東平野北西縁断層帯主部
文部科学省地震調査研究推進本部の調査によると、本県南西部から埼玉県東部にかけて関東平野北西縁断層帯が分布し、関東平野北西縁断層帯主部と平井-櫛挽断層帯 の2つの断層帯から構成されています。…中略… 関東平野北西縁断層帯主部の今後 30 年以内の地震発生確率は、ほぼ 0%~0.008% (2012年1月1日算定)となっており、51 頁に示す参考資料「確率の数値を受け止める上での参考情報」によると、低い発生確率であることがわかります。
この断層帯は、平均活動間隔(地震の再来周期)が 13,000~30,000年間隔、最新活動時期が約 6,200 年前以後、約2,500年前以前であったと推測されています。地震発生確率がほぼ 0%~0.008%というのは、最新活動時から経過した期間が短いために、今後30年間という期間で考えた場合、この断層による地震はほとんど起こらないという ことを表しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/34/802af45b5abbc109523cf4a7dc079a6f.jpg)
【地震発生確率値の留意点】は以下を参照下さい。
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/glossary/kakuritsu.htm
私達が生きている間は直下型地震は発生しないと考えてよさそうです。
参考資料
群馬県の新たな地震被害想定について
群馬県地震被害想定調査 報告書概要
平成 24 年 6 月
以上 群馬県
それでは
また
30年以上住んでいるが震源地が群馬県の地震体験はない。そうは言っても以前から断層帯については気になっており、この際断層帯を確認しておこうと思いました。
群馬県の断層帯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/2c/b043e139b3c39ff458e2da20cb76e494.jpg)
資料の出所 群馬県地震被害想定調査 報告書概要から
位置の概略はわかるのですが、もう少し詳しく知りたい。
そこで5月3日の新聞記事の図をもとに地図を重ね合わせることにしました。資料の出所 2016/5/3 毎日新聞 群馬版
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/fd/d7ac048e62ca6bff0791f7be8560c5c6.jpg)
地図を重ねたものを示します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/8f/f13f6879f75066aed5e51c335320ad2e.jpg)
結果、断層帯の真上ではないが東側20km以内に位置していることがわかりました。まあ、断層帯の上にあるということでしょう。
とすれば、地震発生の見込みはどうであろうか。前出「群馬県地震被害想定調査 報告書概要」から 該当する部分を抜き書きすると
群馬県地震被害想定調査 報告書概要
平成 24 年 6 月 群馬県
関東平野北西縁断層帯主部
文部科学省地震調査研究推進本部の調査によると、本県南西部から埼玉県東部にかけて関東平野北西縁断層帯が分布し、関東平野北西縁断層帯主部と平井-櫛挽断層帯 の2つの断層帯から構成されています。…中略… 関東平野北西縁断層帯主部の今後 30 年以内の地震発生確率は、ほぼ 0%~0.008% (2012年1月1日算定)となっており、51 頁に示す参考資料「確率の数値を受け止める上での参考情報」によると、低い発生確率であることがわかります。
この断層帯は、平均活動間隔(地震の再来周期)が 13,000~30,000年間隔、最新活動時期が約 6,200 年前以後、約2,500年前以前であったと推測されています。地震発生確率がほぼ 0%~0.008%というのは、最新活動時から経過した期間が短いために、今後30年間という期間で考えた場合、この断層による地震はほとんど起こらないという ことを表しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/34/802af45b5abbc109523cf4a7dc079a6f.jpg)
【地震発生確率値の留意点】は以下を参照下さい。
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/glossary/kakuritsu.htm
私達が生きている間は直下型地震は発生しないと考えてよさそうです。
参考資料
群馬県の新たな地震被害想定について
群馬県地震被害想定調査 報告書概要
平成 24 年 6 月
以上 群馬県
それでは
また