暮らしのヒント館

身近な生活

妻のこと(桜の季節)

2015年03月11日 | 健康と病の語り

気象庁より関東地方の桜開花予報が出された。それによると3月30日頃開花し、4月2日ぐらいが満開とのこと。一方高校入試や大学入試が各地で行われ、多くのところで”サクラサク”が飛び交っているように見える。

妻の入院生活もかなり長くなるが、厳格な、冗談の一つも出てこない外科医から、”さくらが咲く頃には”、という期待を持たせる言葉がやっと出てきた。気象庁的に推測すると3月末ぐらいかな、、という期待感が持てるが、明確な言葉を聞くことができない。勝手に推測して喜んでいるとしっぺ返しがあるかもしれないので大変。

ところで外科医はどうしてこうも堅物なのであろうか。全く患者の立場にない。患者には一切期待感を持たせない。生半可期待させてそのように行かなかった場合、患者からクレームがつくので、自然に防御する体質があるのかもしれない。確かに人間の命を直接左右する立場にあるのだから、いい加減な対応はできないのも理解できるのだが、4月の入学の頃には退院させたいと願うのみだ。もうほとんど心が折れているのがわかる。


妻のこと(間もなく半年)

2015年03月05日 | 健康と病の語り

昨年の10月7日に入院、丸々5か月が経過する。縫合不全により、体液がおなか中に漏れ出し、腹膜炎を併発してしまった。緊急手術を行い一命はとりとめたもののいまだにその時の穴がふさがらない。自然治癒を待つことを選んだためこのように長い期間が経過したものと思われる。最近、かなり強い注射をすることにより、患部の肉を盛り上げる処方を行っている。5日間連続で注射をし様子を見ている。前回半月前に行ったがいくらか効果が出てきた模様。あまり連続して使えないもののようで、今回本日から使用するとのこと。少しでも一日でもいいから早く退院できることを願っている。最初の手術で人工肛門になっているが、半年経過を見て自分の肛門に戻す手術が予定されている。このまま継続して入院が続くのかどうかは、今の状況が改善しなければいけない。退院してそれでおしまいというわけにいかず、その後のケアがとても大事なこととなる。

本人もとても元気でいるのでそれだけはホッとする。単行本などを7~8冊読んでしまったようだ。焦らずしっかり療養してほしいと願う。


妻のこと(3度目の外泊許可)

2015年01月22日 | 健康と病の語り

また制限つきの外泊許可が出た。4か月も入院していると担当医も甘くなるのか、外泊だけでなく外食許可とショッピング許可も出たようだ。おいしいラーメンが食べたいことぉ告げたところ快く許可したようだ。また、退院の際の洋服も買いたいとの申し出にこれもオーケーとのこと。大胆なことをしでかしたもんだ。それよりも制限を外してくれるともっとありがたいのに、、、

 今日のお昼はラーメン、夜の献立は、白いご飯とさんまを焼くか、、、明日の朝ご飯は???お昼は???うどんも食べたいと言っていたので明日のお昼のメニューにするか、、、食事の献立は本当に頭が痛い。世の中の主婦には本当に頭が下がる思いだ。これにお孫ちゃんの献立まで考えると、、ぞっとする。この間お孫ちゃんにてんぷらを揚げてやった。特に磯部揚げが好きなのでいっぱい作ったが、あまり食べなかった。きっと口に合わなかったものと推察するが、自分で全部食することとなり、おなかがギトギト、、、、。


妻のこと(ストレス)

2015年01月14日 | 健康と病の語り

入院から3か月半経過した。最初一人部屋だったが、少し元気になってからは4人部屋に移動。同じ部屋の人たちは次から次へと入れ替わってしまった。自分も早く出たいという願望が強くなり、他人の所作がとても気になると思う。寝息やトイレの使い方一つ一つが気になり、胃がきりきり痛むようだ。先日は、夜中に我慢できないほどの痛みがあり、ナースコールを鳴らし、担当の医師が緊急でCT検査をしてくれた。特に何もわからず、痛み止めの点滴もセットし、しばらく食事を中止することになった。点滴が効いたせいか、しばらくして痛みもとれたようだ。念のため、内視鏡で胃の検査をしてもらうことになった。

せっかく食事がとれるようになったのもつかの間、また点滴生活に戻ってしまった。入院生活において唯一の楽しみは食事だけのようだが、しばらくは我慢しなければならない。

昨日、内視鏡検査が終わり、特別何もなかったとのこと。やはり、ストレスのようだ。早速食事も復活し、本人はとても喜んでいた。洗髪も自分ででき、さっぱりした顔色が見えてこちらもほっとした。

孫のママは夜勤があるため、その時は夕ご飯や翌朝の食事の手当てもしなければならない。だいぶ料理のレパートリーも増えたが、献立に頭が痛い。できる料理の品数が決まってしまうので何とか違うものをと考えなければならない。自分にとってはストレスの原因ではあるが、胃が痛むようなことは一切ない。すでに痛む胃が無いのだから、、、


妻のこと(一泊外出)

2015年01月02日 | 健康と病の語り

一泊外出が無事終了。1日の10時頃迎えに行き、今日の4時頃送り届けた。看護師さんが待機しておりすぐに病室まで来てくれた。外出中何もなかったことを確認すると、ホッとしたように戻っていった。何かあると困るということで、担当医も含めお正月というのに待機していてくれたことに本当に感謝している。

送り届けたあと5時ぐらいに家に戻ってきたが、孫の食事の用意もあり、また現実に引き戻された感じ。

しかし、たった一日の帰宅ではあったが、妻は満足気な様子であった。病院の食事はお腹がいっぱいにならないが、この日の食事はお腹がいっぱいになったとの感想。もちろんおかずは自分で調理していた。私が調理するのを見ていて、もどかしく思ったのであろう。自分で作るからと言って調理したものだ。それだけ元気になったことが嬉しかった。

いま、一人でいるが、なにかとても寂しさがこみ上げてくる。10月に入院し約3ヶ月経ったがその間寂しさを覚えることはなかったのに、、、。

一泊外出が無事終了したことを受け、担当医も、今後もっと頻繁に帰れることができるような配慮を考えてくれるといいのにと思う。退院はあと2〜3ヶ月になるかもしれない。