暮らしのヒント館

身近な生活

妻のこと(外泊許可)

2014年12月29日 | 健康と病の語り

先生の計らいで元旦に帰れることになった(一泊のみ)。朝10時過ぎに迎えに行き二日の4時過ぎにはまたベッドの上。でも最高のサプライズかもしれない。

その代わり、何を作ろうか今から大変。我が家では元旦の朝は"お雑煮"に決まっている。昼は何でもいいわけだが、お雑煮の残りを食べさせるわけにいかない。白いご飯を炊き、何かおかずも作らねば、、、。お雑煮の際に鶏肉を入れるのでそれと里芋と人参で味付けなどいかがかな。なますもあるのでそれをつけて、お味噌汁の代わりに、お雑煮の汁を使う手もある。

昼だけではない、夜の分と、翌日の朝食、昼飯も考えなくてはならない。大変なことだ。2日は親戚の人の訪問がある。これに対しても接待しなければならない。ちょっと忙しいお正月になるかな。4時に帰る前に、親戚のうちへも訪問しなければならない。

親父の帰宅も3日にしておいてよかった。これとも重なってしまうと全く身動きできなくなってしまう。良策だった。三が日はこんな具合で過ぎてしまう。4日だけ休みで5日以降すべてふさがってしまっている。忙しいくらいがいいのかな。


妻のこと(お見舞い)

2014年12月23日 | 健康と病の語り

 東京から娘と孫たちがお見舞いに来てくれた。20日の昼過ぎから、本日(23日)まで、とても賑やかでかつまた忙しい4日間であった。

来るにあたり娘からの要望が、ゆでたサトイモ(小さいやつ、つるっと剥けて食べるもの)、とんじる、あま酒であった。一日目の夜は"手巻きずし"、翌日の夜"野菜ラーメン"、22日の昼が"やきそば"、夜が孫たちと"ぎょうざ"の手作り、等々、とにかく献立に四苦八苦した4日であった。

部屋はまるで台風のあとみたい。3才・4才・5才と年が近い者同士、内孫と外孫が入り乱れての4日間であった。

先ほど東京まで送って行って戻ってきたところ。ものさびしさとホッとしたものと複雑な感傷に追われ、しばし手がつかなかったが。帰りがけに病院に寄り妻の顔を見てきたが、現実に戻り、ホッとしたホットな気分になったようだ。

 明日は24日、そろそろ今年も終わる。父親が施設に入っているので、顔を出さなければならない。お正月には戻りたいと言っていたので迎えに行く日取りを相談して来よう。まだ、妻の入院は言っていない。妻もお正月には帰って来たいと言っているが、難しいようだ。


 


妻のこと(命の値段)

2014年12月11日 | 健康と病の語り

 入院3ヶ月目。人工肛門の装具が確定した。一枚約1000円。2日ごとに交換する。ということは一ヶ月、15000円。年間では約20万円。永久的な人工肛門であると、これから20年生きるとした時に、400万円。すごく大変。でも命があるなら何とかなる。可能であるなら、自分の肛門が復活するといい。

 そんな打算的なものより、もっといいニュースがある。明日から、普通のご飯になるとのこと。手術からずっとおかゆばかりのためか、約10kg近く減ってしまった。お米のご飯が食べられれば、少しは体重が戻ってくると思う。退院までにあと5kgぐらいは増えるといいのに。そうするとやはり年内の退院は無理かな。

 と、いろいろ思ったりするが、今日の自分の夕食は 春巻き だ。まあまあだな。この間”しいたけ”を収穫した。少しほったらかしにしたので、直径20センチを超える大きなものに成長してしまった。いま、乾燥させている。後で戻して煮付けようと思う。


妻のこと(誕生日)

2014年12月07日 | 健康と病の語り

 今日、12月7日は妻の誕生日だ。もしかして、病院の看護師さんや先生が祝ってくれるかもしれないとのこと。本当は、この日までには退院できるものと思っていた。とんでもないことであり、お正月も病室で迎えることにもなりかねない状況ではある。

 何もしてあげられないので、宝くじを40枚届けてきた。これででっかい夢を見てもらいたい。とにかく毎日病室に顔を出すことを身上としてきたので苦にはならないが、ちょうど2カ月が終わり3カ月目に突入した。午後の時間は、よほどのことがない限りベッドの横に寄り添い、話し相手になっている。今度の火曜日は、午前中が会議、午後が詩吟、夜が顧問先の忘年会と、すっかり埋まっているが、1~2時間の空白が取れそうなので辛うじて顔を出せそうだ。

 いま、ストーブには緑の王国で取れた大根と、ブリのあらの煮つけをしている。コトコトと鍋から調子の良い音が聞こえてくる。おいしそう!!


妻のこと(体重減少)

2014年12月01日 | 健康と病の語り

 とうとう12月に突入。もう少しで妻の誕生日、それまでには退院したいとの願望があったが、最近はすっかりあきらめている。最近気にかけ始めてきたのが、体重の減少だ。もう8kg減ったとのこと。確かに、太る材料は何も食べていない。おかゆの状態で太るようでは困ってしまうが、自分でも心配になってきたようだ。退院してから好きなモノを食べればまたもとに戻るよと言ってはいるが、本人にとって別の不安材料が出てしまったようだ。最近の気持ちの変化は、このまま人工肛門で良いとの考え方だ。手術後の治りがあまりにも遅いので、もう一度開腹手術をすることに否定的になってしまった。仮に半年後にもう一度自分の肛門につなげる手術を行った場合、快癒するのに数%の不具合があるようだ。せっかく先に光が見えてきたのに、もう一度手術することの不安が大きくのしかかっており、このまま一生人工肛門のほうが安全との考え方をするに至ったものと思う。とても不憫ではあるが、痛い思いをするのは妻であるから、こちらがどうこういう立場ではない。