モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

同じ成果を出すのに、別のやり方はないか


3月に入って、初のアルコール摂取日。


どうもkurogenkokuです。


昨日は、昨年度、ものづくり補助金に採択された企業のフォローアップ支援に行ってきました。いわゆる「IoT」の取組みを含めて採択された企業ですが、そこに至るプロセスは単なる「IoT」導入とは違います。


当初見積りにおける「IoT」の投資金額は1億円を超えていました。


「果たしてこれは投資するに値するの?」


そんな質問を投げかけたところ、社長と社員は同じシステムを投資した会社を全国にあたり、視察します。至った結論は「自社に必要ない機能が多い」です。


その後、自社の経営課題の洗い出しを行い、「IoT」に依存する工程とそうでない工程に分けました。工程の流れをつかむにはフルスペックの「IoT」を導入する必要はなく、「IoT」は機械の稼働監視のみにとどめ、モノの流れはQRコードシステムを内製で導入することによって把握し、総投資額を3分の1以下に抑えました。

結論から言いますと、自社開発のシステムが素晴らしい成果を生み出しています。



「IoT」活用というと聞こえがいいですが、投資額が莫大になる可能性もあるので、『同じ成果を出すのに、別のやり方はないか』という視点で、身の丈に合った投資計画を策定することが大切なんだなと改めて感じた次第です。

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