モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

創業補助金の結果とひとりの若者の話


サッポロ一番塩ラーメンを食べるためにわざわざチケットを買うって。。。



どうもkurogenkokuです。



昨日、12月24日に締め切られた創業補助金の採択結果が発表されました。

【創業補助金公募 第3回募集第二次締め切り分採択結果】
http://www.smrj.go.jp/utility/offer/sogyo/087137.html


7,800件の応募があり2,125件が採択(採択率27%)と予想通りでありましたが、これまでの2回と比べて狭き門になりました。
本補助金には「地域需要創造型起業・創業」「第二創業」「海外需要獲得型起業・創業」の3つの類型があります。秩父商工会議所の支援先は「地域需要創造型起業・創業(5件)」「第二創業(2件)」にエントリーしていました。


「採択された補助金以上に納税するんですよ」と本人と約束したうえで全力で支援しています。また創業はその人の人生を幸せにするものでなければいけません。中には創業を取りやめるよう助言した方もいました。
ですから今回申請した7名の方はkurogenkokuが自信を持って送り出した方たちです。


結果は6名が採択、残念ながら1件だけ不採択となってしまいました。



不採択になったのは24歳の若者です。
ちょっと彼のことを書いてみようかと思います。


創業計画書を書くって慣れない人にとっては大変なことです。特に補助事業の申請書ともなると、その出来映えが採択を左右しますから、我々が助力する割合は当然高まります。

今回の申請者の大半がそうでした。基本的なプランを本人が考え、事業が成功するために我々が助言して時により大幅に修正し、書類のまとめはかなりの部分で手を貸しています。
そんな中、自分の力で創業計画書を書き上げるべく最後まであきらめずに喰らいついてきた若者がいました。今回不採択になってしまった彼です。



過去にkurogenkokuは彼のことをブログでべた褒めしています。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/3923.html

(注)不採択になったのはこの話に登場する後輩の方です。先輩は採択されました。



kurogenkokuは彼の事業計画書に筆を加えるのを避けました。
彼ならできると思ったし、彼に経営者として生きた勉強の機会を与えたいと思ったからです。彼にとって初めて事業計画書ではありましたが、自分の言葉でわかりやすく魂の入ったものになりました。
でも残念ながら一歩及ばなかった。。。



そんな彼から夜、電話がかかってきました。

ひとつは今回の支援に対してのお礼。
もうひとつは再チャレンジの決意表明。


きっちり私に連絡をしてくるその態度にあらためて感心するとともに、その明るい声を聴いて、もしかして彼にとってこの結果は良かったんじゃないかと思うようになりました。
きっと今回の失敗が彼を大きくするだろうと。


早速ダメだった原因は何だったのか、彼にもう一度考えてみるよう宿題を出しました。
答えが見つかり次第、彼は練り直した事業計画をkurogenkokuのところに持ってくることになっています。


次回も彼の事業計画書に筆を加えるのを避けたいと思います。
彼ならきっとできると思っていますから☆



p.s
今回、部下のI君も2件支援しています。彼の採択率はここまで100%。kurogenkokuより良い成績です(笑)
もうkurogenkokuがいなくてもうちの職場は回るかな???

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