kurogenkokuです。
512冊目は・・・。
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新訂 孫子
金谷 治 訳注 岩波文庫
孫子の兵法について書かれた本、以前にも読みました。
最高の戦略教科書 孫子
守屋 淳 著 日本経済新聞出版社
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/4086.html
それはそれで悪いとは思わないですけど、原書に触れておくことはやはり大切なんだと思いました。
本書は『孫子』十三篇を、段ごとに「原文(漢文)」「読み下し文」「現代語訳」の3つに分けて記しています。いわゆるハウツー的なところはなく、書き手の恣意性を排除して読めるのでむしろ良いです。
「原文(漢文)」「読み下し文」「現代語訳」の3つ合わせても200ページ弱と意外なほど文量は少ないのですが、そこから汲み取れる意図は深く、自分の身の回りで起こっていることに置き換えるといろいろなことに気づかされます。
中国最古の兵書で最良の教科書と言われる所以なのでしょう。お勧めです。
【目次】
計 篇(第一)
作戦篇(第二)
謀攻篇(第三)
形 篇(第四)
勢 篇(第五)
虚実篇(第六)
軍争篇(第七)
九変篇(第八)
行軍篇(第九)
地形篇(第十)
九地篇(第十一)
火攻篇(第十二)
用間篇(第十三)
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