モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

ヒアリングはなるべくわかりやすい言葉で


朝からこのバタバタ感がたまらない。


どうもkurogenkokuです。


最近、中小企業支援ツールがたくさん登場し、とても便利になっています。
ところが中には、普段、中小企業経営者が聞き慣れないような用語が多用されているものもあります。これは「その道の専門家」が作成したものだと思われますが、もう少し簡便にできないかと感じることも多いです。

ツールだけでなく、ヒアリングの現場においても同じです。
kurogenkokuが理解できないような言葉を、中小企業の経営者が理解できる可能性は相当低いです。ですからなるべく誰にでもわかるような言葉で、ヒアリングすることが重要と考えます。


例えば、ローカルベンチマークの中に「顧客提供価値」というキーワードがあります。
その名の通り、顧客にどのような価値を提供しているのかということなのですが、「御社の顧客提供価値はなんですか」といきなり質問しても、経営者は言葉に詰まるだけです。


もし自分がやるなら。

①「御社はなぜお客様にその商品を買っていただいているのですか」
なぜ御社はお客様に選ばれているのか、考えてもらい、その理由を明らかにする

②「その商品の製造から販売に至る流れを教えてください」
選ばれている理由(自社の強み)がどこから生み出されているのか、業務フローをブレークダウンして分析していく

こうして顧客価値とその提供プロセスを明確化していきます。


顧客提供価値という言葉を例に挙げましたが、その他にもいろいろとあると思います。
診断士試験などで「カッコイイ言葉?」を習得すると、ついつい多用したくなってしまうのですが、「カッコイイ」のと「わかりやすい」のはイコールではありません。

中小企業支援に係わる身としては、是非とも後者を目指して欲しいと思います。

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