344冊目は・・・。
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藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?
藻谷浩介・山崎亮 著 学芸出版社
著書は2011年7月に東京で行なわれた両氏の対談の内容をそのまままとめたものです。
藻谷浩介氏については「デフレの正体」で良いも悪いも様々な議論を巻き起こした方ですが、前書のインパクトが強すぎた分だけ、本書にはかなりの物足りなさを感じてしまいます。
⇒対談をそのまま掲載したにすぎないからでしょうか。
一方、地方から見た視点で経済成長とは何かということを考えた場合、私も地方に住む人間ですから納得するところも多くありました。一般的によく言われる大企業と中小企業の景況感の違いはどこからくるのかという点についても同じことがいえるのではないでしょうか。
結局のところ「幸せに対する価値観」の違いなのかと。
【目次】
まえがき──藻谷浩介
プロローグ 地域経済の専門家に聞いてみたかったこと
1章 経済的指標と人びとの幸せとの関係を考えてみる
2章 経済成長率と実態が合っていないのではないか
3章 「いつまでも成長し続けなければならない」ってホント?
4章 幸せは計るものではなく、実感するもの
エピローグ 僕たちは時代の節目という面白い時を生きている
少し長めのあとがき──経済成長と生活の豊かさについて考える 山崎亮
あとがきのあとがき──東京都青ヶ島村 藻谷浩介
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