本日から木曜日まで珍しく秩父で仕事。でも時間の半分は他所とのリモート相談です。
どうもkurogenkokuです。
すでにご存じかもしれませんが、中小企業基盤整備機構のホームページが更新されています。
■「中小企業等事業再構築促進補助金交付要綱」、 「中小企業等事業再構築促進補助金(新市場進出)実施要領」、 「補助金等の交付により造成した基金等に関する基準」等 に基づく基本的事項の公表
https://www.smrj.go.jp/org/disclosure/public/fbrion0000009vw4-att/fund_saikouchiku_20240326.pdf
その中で注目したいのが、「基金事業を終了する時期」のところでしょう。
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実施要領等において定めている補助事業期間(中小企業等事業再構築促進補助金(新市場進出)実施要領においては令和8年度末、中小企業等事業再構築促進補助金(省力化投資)実施要領においては令和9年度末)が終了し、補助事業者からの補助事業に係る事業化状況報告(補助事業終了の翌年度以降5年間)に係る業務及び補助事業者の目標未達に対する補助金の一部返還に関する業務が終了するときのうち、遅い方までとする。
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募集枠は変わりますが、中小企業等事業再構築促進補助金(新市場進出)は従来の中小企業等事業再構築促進補助金の延長、また中小企業等事業再構築促進補助金(省力化投資)は今回の目玉である省力化投資補助金のことと読めます。
また補助事業実施期間なので、「設備投資が終了し、実績報告が完了した日」と理解すれば、従来型の中小企業等事業再構築促進補助金はあと2年、新設された中小企業等事業再構築促進補助金(省力化投資)はあと3年ということでしょうか。
あくまでも個人的に解釈したものなので、正式な情報は今後の公募要領等を見なければならないのですが、いずれにしても「実施する」という方向にはありそうです。
あれだけ行政評価レビューで言われてしまったので、実施の決定については正直驚きましたが、「厳格な審査のうえで実施する」ということなので、補助金の悪しき活用を行っている業者やコンサルが報われることがないよう切に願うばかりです。