【工程分析とは】
工程分析とは工程全体の流れを分析・編成することをいいます。
【工程分析記号】
工程分析記号は以下の4種類があります。
①加工
②運搬
③検査
④停滞
それぞれの記号については書きません(正確には書けません)のでテキスト等で確認して置いてください。
【工程分析のポイント】
工程分析で最も重要なポイントは「運搬・検査・停滞の3つを可能な限り少なくするように改善を行うこと」です。
これは加工以外は付加価値を生み出さないためです。
しかし、加工のみの工程ということはまずありえません。
そこで上記の4つについてそれぞれ管理ポイントを整理しておきます。
①加工
加工機械の改善、加工順序の組換え、加工時間の短縮、治工具の改善 etc
②運搬
運搬方法、運搬の自動化、運搬距離の短縮、運搬回数低減 etc
③検査
検査方法の見直し、検査の自動化 etc
④停滞
在庫の削減、保管方法の見直し、作業方法の改善 etc
【工程分析の種類】
代表的なものは以下のとおりです。
①流れ分析(フロープロセスチャート)
作業の発生場所あるいは経路をレイアウト図に記入し、改善点を明らかにしていく方法です。
②運搬工程分析(マテリアル・ハンドリング)
運搬を合理化し生産性を向上することを目的とする管理方法です。
③運搬活性分析
品物の置き方や荷姿を分析し、改善をはかる方法です。
④作業者工程分析(オペレーションプロセスチャート)
分析対象をモノではなく人において管理方法です。
次回は動作研究について整理します。
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