【事例Ⅲ】
(第1問)
①積極的な顧客分散により、生産性や収益性の向上を図ったため。
②全自動ラインの亜鉛メッキの単一加工で生産性を向上させたため。
(第2問)
影響として、①プラス面:量産効果でコストダウンが図れ、また表面処理技術継承の機会となる。さらに生産統制が容易になる。②マイナス面:環境変化に対し経営が不安定になるリスクがある。また生産面の稼働率低下や、低価格要請による収益性低下の懸念がある。
(第3問)
C社は、三価クロメート処理の技術開発による環境志向型企業としての事業基盤確立、両工場間の適正な生産割り振りによる小口対応や生産平準化体制の構築を強化すべきである。理由は、自動車業界の環境対応ニーズや、小口納品や低価格要請に対応するため。
(第4問)
助言内容は、①技術開発スタッフを専任体制にし、また被膜強度、発色安定、コスト面に優れた外部企業との連携を強化し早期に事業展開を図る。②特許化を図り、他社への参入障壁や権利侵害への対応策を講じることで、C社の独自技術として競争優位を確立する。
(第5問)
生産計画や納期情報、受注書や受注残情報、搬送時間や搬送コスト情報、各工場の生産進捗情報をDB化して一元管理する。受注確定と同時に工場へ適正な生産割り振りを行い、また特急品は地方工場で生産を行うことで、生産平準化や小口輸送を対応可能とする。
【事例Ⅳ】
(第1問)
①(a)売上高対人件費比率
(b)12.02%
(c)問題点は、人件費負担の増加による収益性の低下である。原因は、時間別売上に応じた適正な人員配置がなされていないことにある。
②(a)商品回転率
(b)17.23回
(c)問題点は、資本効率が低下し商品廃棄損も生じている点である。原因は、各店舗の顧客ニーズに合わせた品揃えができていないことにある。
③(a)当座比率
(b)61.90%
(c)問題点は、短期支払能力の低下している点である。原因は、売上低下で現金預金が減少し、さらに仕入債務が増加したことにある。
(第2問)
(設問1)
(a)-6百万円
(b) 4百万円
(c) 1百万円
(設問2)
税引後利益がゼロで商品在庫も増加し営業CFがマイナスした。それを備品売却による投資CFや財務CFで賄えずCF状況は悪化。
(第3問)
(設問1)
①(a)26.67% (b)-1.57%
②(a)33.65% (b)11.11%
③(a)34.18% (b)22.78%
(設問2)
各店舗の限界利益から個別固定費を差し引き貢献利益額を算出し、共通固定費回収に対する貢献度に着目して結論を出すべきである。
(第4問)
住宅街店舗1店舗とロードサイド店舗2店舗を増加させることが、毎年得られるキャッシュフローが18百万円となり最適である。
(第5問)
(設問1)
発注データ、納品データ、在庫データをPOSシステムで管理し、仕入業務の精度向上や不要な商品在庫の削減に活用する。
(設問2)
商品別売上情報をもとに、売れ筋、死に筋商品の分析を行い、品揃えの適正化を図ることにより効果的な商品の入れ替えに活用する。
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