メモのみの公開だったので、文章化してみました。
かなり再現率は高いです。事例Ⅰの足きりが心配です。
【事例Ⅰ】
(第1問)
(a)
強みは、①親会社の事業拡大に伴い、業績が伸張し、経営の安定化が図られること、②親会社からの出資により、事業資金の確保が容易に行えること、③経営ノウハウが豊富な役員の派遣を受けられること、である。
(b)
弱みは、①親会社の業績の影響を受けること、②戦略的意思決定において、親会社の権限が強まること、③取扱製品の独自性が図りにくいこと、④給与水準が親会社より低くなるため、社員のモラールが低下すること、である。
(第2問)
(設問1)
A社は、人材や知識などの経営資源の移転を促進し、効率的かつ環境適応的に海外営業拠点の拡大を行う。そのうえで、取引先のニーズを反映した取扱製品の拡充のために、海外営業拠点を発展的に活用するべきである。
(設問2)
A社は、取引先メーカーの積極的な開拓を行い、業績伸張が見込めるファインケミカル品や環境化学品分野の強化を図る。さらに、顧客のニーズを収集し、原材料委託製造のコーディネート事業の展開を図るべきである。
(第3問)
(設問1)
A社の組織図は、社長や経営企画部に意思決定権限が集中し、製品別や地域別の事業部が混在している。そのため顧客のニーズに則した取扱製品の拡充や、新事業展開に機動性を欠き、さらに利益責任も不明確になっている。
(設問2)
国内向けと海外向けの地域別事業部制組織に再編することを提案する。各事業部長に権限委譲し、顧客ニーズ変化への対応力向上や新事業の機動的な展開を図る。また利益責任を明確にし、売上や利益目標の達成を目指す。
(第4問)
デメリットは、①A社に占める新卒採用者のウエイトや若手社員への依存度が低下し、経験やノウハウの伝承が困難、②安定的志向に陥りがちになり、新規事業展開や取引先の開拓などの変革意欲が低下することである。
【事例Ⅱ】
(第1問)
①3面の屋内コートを保有し、最寄り駅まで近く立地面で有利な点。
②少人数クラスで、顧客の技術やニーズに合わせた指導を行える点。
③独自イベントを実施し、受講生との間に一体感を醸成している点。
④託児所などの施設の保有により会員が集中してレッスンできる点。
(第2問)
解決方法として、空き時間におけるレンタルコートの提供や、事業所間の乗り換え受講制度を導入し、需要の変動を吸収している。
(第3問)
(a)
①受験難関校に通っているアルバイト大学生の保有である。
②下校途中に利用が可能な自習室とミーティングルームである。
③最寄り駅まで徒歩5分と近く、立地面で優れた事業所である。
(b)
①受講生の親同士の日常会話の中から創り出される口コミである。
②B社独自のイベントが創り出す、顧客との良好な関係性である。
③挑戦意欲の高い者に対し、積極的なサポートを行う企業文化である。
(第4問)
①受験難関校に通う学生による少人数でのきめ細かい学習指導を行う。
②テニススクールとの統一カリキュラム編成により利便性を提供する。
③ミーティングルームで進学問題に悩む親へのサポートを強化する。
(第5問)
新規事業としてパソコン教室の展開が考えられる。なぜなら、①各事業所のリラックスルームにパソコンが設置されている、②インターネット環境も整備されている、③IT活用能力の高い学生を活用できる、からである。
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